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サミーの新規事業「m」の発表会をレポート。テキサスホールデムのスマホゲームやeスポーツ大会,アニメなどを多角的に展開
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登壇したサミー 代表取締役社長 CEO 里見治紀氏は,同社の営むエンターテイメント事業は,昨今のコロナ禍において厳しい立場に置かれたことを説明。その状況下で同社はミッションである「感動体験を想像し続ける 〜社会をもっと元気に、カラフルに。〜」に立ち返り,その第1弾として「m」事業を立ち上げたという。この事業のアイデンティティは,「老若男女を問わず,幅広い層にテキサスホールデム=知的興奮体験を提供することで,日々の生活を豊かにしていく」であるとのこと。
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本事業の概要は,サミー 取締役 德村憲一氏により説明された。それによると,本事業のロゴは,ブランドネーム「m」と,古代エジプトのヒエログリフで「知恵」の象徴であるフクロウを組み合わせたデザインとなっており,新しいカルチャーである「マインドエンタテインメント」の案内役であることを示しているという。
本事業にてフィーチャーされたテキサスホールデムは,ポーカーの中で最もメジャーな競技であり,全世界に1億人を超えるプレイヤーが存在するとのこと。日本のプレイ人口は数年前だと10万人前後だったが,同社の調査によると直近では88万人におよび,若年層を中心に急激に人気が高まっているそうだ。
また,サミーおよびセガサミーグループのリソースを活用し,テキサスホールデムを日本における新しいカルチャーにすることを目指すという。具体的にはテキサスホールデムのスマホゲームの配信,ポータルサイトの開設,リアル店舗の運営,トーナメント大会やプロリーグの運用,アニメ制作などの多角的なサービスにより,幅広い層にテキサスホールデムの魅力をアピールしていく。
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スマホゲーム「m HOLD' EM」(エムホールデム)(iOS / Android)は,キャラクターデザインに吉崎観音さん,BUNBUNさん,渡辺明夫さん,コザキユースケさん,原 哲夫さんら著名クリエイターを起用し,従来のテキサスホールデムのスマホゲームにはないビジュアルを実現。またキャラクターボイスに豪華声優陣を起用している。
また「m HOLD' EM」はeスポーツ化を目指しており,ゲーム内で賞品が提供されるオンライン大会を毎月開催する。それらオンライン大会で実績を残したプレイヤーは,期間チャンピオンを決定するチャンピオンシップや,年間チャンピオンを決定するファイナルズへの出場権を獲得できる。なおチャンピオンシップおよびファイナルズの上位入賞者には,賞金が提供される。
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さらに,スポンサー企業のFCNTやサッポロビールの名を冠したオンライン大会や,WPT JAPANや全日本ポーカー選手権(AJPC)といったリアルのポーカー大会のオンライン予選の開催予定もあるという。詳細は順次公開される予定だ。
そのほか,さまざまなコラボイベントを展開していくとのこと。「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」と提携し,高齢者同士や高齢者と若者の交流活性化に向けて取り組んでいくことで合意したことも紹介された
テキサスホールデムの情報を集約したポータルサイト「m Portal」では,競技について学べるコンテンツやマインドスポーツとしての魅力を掘り下げていくコンテンツなどを提供する。その中には,タレントの永島聖羅さんがテキサスホールデムにチャレンジする動画もあるとのこと。
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リアル店舗「m HOLD' EM 目黒」は,飲食しながらテキサスホールデムを楽しめるポーカーバー。世代や文化を越え,あらゆる人に知的興奮体験を提供する場を目指すという。業界初の「プロジェクションポーカーテーブル」は,プレイヤーやディーラーの動きを読み取って演出を図り,これまでにない体験を提供するそうだ。
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「m HOLD'EM」ポータルサイト
「m HOLD'EM」ダウンロードページ
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(C) Sammy Corporation
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