連載
恐竜博物館を作ろう。スマホ向けシミュレーション「ボクの博物館」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第2024回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,自分だけの恐竜博物館を作り上げていく,スマホ向けシミュレーションゲーム「ボクと博物館」(iOS / Android)を紹介しよう。
「ボクの博物館」ダウンロードページ
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プレイヤーは寂れた博物館を蘇らせるべく,恐竜の化石を発掘し,展示していく。コインを支払って発掘現場へ移動したら,フィールド内をタップで掘り,化石を探し当てよう。ゲームオーバーは存在しないが,発掘資金は徐々に嵩んでいく。現実の考古学と同様,苦労するのである。
1度の発掘で得られる化石の数には上限があるので,立派な骨格を仕立てるには,何度も発掘をする必要がある。最初のうちはどんな恐竜なのかも見当つかないが,形がある程度できると名称が判明する。
骨格の標本が完成すると,来館者からの見物料も増える。そこで得た資金は発掘のほか,施設の拡張や改良,掘り回数の増加などに使用可能だ。博物館を拡大し,新たな化石を展示していこう。もちろん,化石は自分で見つけなくてはならないが。
ゲーム部分は簡単ながら,考えるポイントも徐々に増えていき,それと並行してちょっとした経営シムも楽しめる本作。だがなにより,恐竜の化石を集めて展示するという流れが面白い。恐竜好きもそうだが,子どもと一緒に親子でプレイするのもいいだろう。
著者紹介:瑞嶋カツヒロ
Wikipediaに記事があることを密かに誇りに思ってしまうおじさん。好きなものは銃(ドンパチ)・病原菌(ゾンビ)・鉄(巨大ロボ)。思春期にTFCに傾倒したのが運の尽き,"キャプチャー・ザ・フラッグ"こそ最高のゲームモードと考えるようになった。早くVRで魔法少女になりたい。
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