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AIに支配された世界で怪しい仕事を引き受けていくアクションRPG「RoadOut」(ほぼ日 インディーPick Up!)
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印刷2026/05/21 07:00

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AIに支配された世界で怪しい仕事を引き受けていくアクションRPG「RoadOut」(ほぼ日 インディーPick Up!)

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空はずっと夕焼け色のまま。世界はAIに乗っ取られて,まともな街はもうない。

砂と鉄くずだけが残った荒れ地「The Dead Zone」に,傭兵のクレアは住んでいる。今日も誰かから怪しい仕事の連絡が入る。

配達か,壊し屋か,それとも誰かを始末する話か。エンジンをかけて,クレアはアクセルを踏み込む。


 本日は,ブラジルのインディースタジオRastrolabs Game Studioが手掛ける「RoadOut」を紹介しよう。本作はAIに支配されたあとの世界を舞台にしたアクションRPGだ。

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 プレイヤーは雇われ兵士クレアを操作し,荒れ地「The Dead Zone」で危ない仕事を引き受けながらお金を稼ぎ,3つのギャングの抗争に首を突っ込みつつ,自分自身とAIをつなぐ過去の秘密を追いかけていく。

車と徒歩。2つのゲーム性


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 このゲームの特徴は,車に乗っているときと降りているときで,遊び方がガラッと変わることだ。

 車のときは昔のGTAのような見下ろし視点で荒れ地を走り回る。敵のバイク集団に追われたり,ライバルとレースしたり,車に積んだ武器でドンパチやったりといろいろなイベントが用意されているわけだ。

 ところがダンジョンの前で車を降りると,今度はツインスティックシューターのような操作感になり,剣で殴って,シールドで防いで,遠くの敵には銃を撃つ。

 スピード感あるカーチェイスから,じっくり敵を片付けていくダンジョン探索へ。趣向の異なるふたつの遊びを,ひとつのゲームで行ったり来たりするのだ。

グルッと回せるダンジョン


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 ダンジョンのなかは「2Dに見えるけど本当は3D」という不思議な作りになっている。画面は昔のドット絵みたいなのに,視点をグルッと回せるのだ。

 そうすると,さっきまで奥に見えていた壁の裏に道が現れ,隠れていた敵が見えるようになる。スイッチの位置や仕掛けの順番も,視点を回さないと分からない。

 つまり,「どの角度から見るか」が謎解きの答えになっているわけだ。仕掛けはどれもそこまで難しくないものの,パッとひらめいた瞬間はやはり気持ちいい。ボス戦でも,この回せる仕組みを使った変わった戦い方が用意されている。

クレアも車もガッツリ改造


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 クレアの体には,機械の腕や脚を組み込むサイバネティクス改造を施せる。スキルツリーでアクションも増えていくので,殴り合いに強いクレアにするか,遠くから撃ちまくるクレアにするか,好きなように育てられる。

 武器や回復アイテムは素材を集めて自分で作る仕組みだ。そして相棒の車もまた,自分好みに作り変えられる。

 砂地でもへこたれないタイヤ。夜の寒さに耐える装備。前にぶら下げる武器。改造を重ねていくと,最初はオンボロだった愛車が,だんだん荒れ地で一番頼れる相棒になっていく。



 「RoadOut」は,車でブッ飛ばす爽快さと,ダンジョンをコツコツ進める楽しさを,ひとつのゲームに詰め込んだ作品だ。シンセウェーブの音楽が流れる夕暮れの荒れ地を走るだけでも気分が上がるし,ドット絵なのに視点が回るダンジョンは見ていて新鮮である。

 GTAみたいに自由に走り回るゲームも好きだし,ゼルダみたいなダンジョン探索も好き,というプレイヤーにこそ遊んでほしい一作だ。


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