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印刷2019/06/03 21:34

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「ドラクエ」のスマホ向け位置情報RPG「ドラゴンクエストウォーク」の発表会をレポート。堀井雄二氏が街で冒険することへのこだわりを語った

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 スクウェア・エニックスは本日(2019年6月3日),東京都内のスターライズタワーで「スマートフォン向け『ドラゴンクエスト』新作発表会」を開催した。この発表会では既報のとおり,スマートフォン向け位置情報RPG「ドラゴンクエストウォーク」iOS / Android)が発表された。

(写真左から)本発表会で総合司会を務めた徳光和夫さんと,アシスタントMCの平井理央さん
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 スクウェア・エニックスは,スマホ向け新作アプリ「ドラゴンクエストウォーク」を発表した。配信時期は2019年内が予定されている。この情報は,同社が都内で本日開催した「スマートフォン向け『ドラゴンクエスト』新作発表会」で明らかにされた。

[2019/06/03 12:12]

 ステージに登壇した「ドラゴンクエスト」シリーズ エグゼクティブプロデューサーの三宅 有氏は,まず「ドラゴンクエスト」が5月27日に33周年を迎えたことに言及し,ファンや関係者に感謝の意を示した。

三宅 有氏
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 また三宅氏は,「ドラゴンクエスト」シリーズの生みの親である堀井雄二氏とともに「ドラゴンクエストXII」の準備を進めていることを明かし,「まだ先の話だが,何かしらの形でまとめて発表させていただきたい」と述べていた。

ここ1年間の「ドラゴンクエスト」シリーズ各タイトルの展開と,今後の予定も紹介された
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 続いて堀井氏が登壇し,映像とともに「ドラゴンクエストウォーク」が発表された。そして,「『ドラゴンクエストIX 星空の守り人』のときに,皆さんがニンテンドーDSを持って外に出かけた。それと同じように,今度は皆さんにスマホを持って街中を冒険してほしい」と語った。

堀井雄二氏
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 「ドラゴンクエストウォーク」の概要は,プロデューサーを務めるスクウェア・エニックスの柴 貴正氏と堀井氏によって紹介された。それによると最初に企画が持ち上がったのは3年ほど前で,「ドラゴンクエスト」の世界観を使ってスマホの位置情報ゲームを作ったら面白くなるのではないかと考えたのがきっかけだったとのこと。

柴 貴正氏
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 堀井氏がこだわったのは,プレイヤー自身の住む街が舞台となり,その中でモンスターと戦いレベルアップしていくことだという。
 会場では,プレイヤーを導くマスコットキャラ「スラミチ」も紹介された。堀井氏と柴氏によると,スライムを使って何かしたいと試行錯誤した結果,コンパスを背負ったスラミチが生まれたそうだ。

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 さらに柴氏は,「ドラゴンクエストウォーク」を位置情報ゲームとRPGの開発経験があるコロプラと共同開発していることを明らかにした。同社は位置情報ゲームだけでなく,「ドラゴンクエスト」シリーズにも精通しており,本作の企画開発にあたって非常に頼りになったと,柴氏は振り返っていた。

 続いて,お笑いコンビ「スピードワゴン」の小沢一敬さんと,本発表会のアシスタントMCを務めた平井さんが会場外に出て,「ドラゴンクエストウォーク」の実機プレイがお披露目された。ここでは,ゲーム内のフィールドに東京タワーが表示されている様子や,マップボタンをタップして画面を地図に切り替えると,プレイヤーの周囲にあるスポットや通りの名前が表示されていることなどを確認できた。

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 また,フィールド上にはモンスターのシンボルが表示されており,それをタップするとバトルに突入する仕組みが取られていた。本作のバトルはコマンド選択形式で,首尾よく勝利すればプレイヤーに経験値が入り,プレイヤーがレベルアップしていく。倒したモンスターは「モンスターずかん」に登録され,初めて倒した場所や倒した数,豆知識などを確認できる。

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 「ドラゴンクエストウォーク」にはクエストモードもあり,登場人物からの依頼をこなすことでストーリーを進められる。小沢さんと平井さんは,お使いから帰ってこない娘を探すという依頼を受けることに。

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 本作のクエストの特徴には,目的地をプレイヤー自身が選べる点が挙げられる。ゲーム内のマップには,店舗や公園など候補がいくつか示されるので,その中から選択することになるのだ。

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現在地からの目的地までの距離が遠いほど,クエスト報酬の消費アイテム「導きのかけら」の数が多くなるようだ
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リアルスポットがゲーム内では壺として表示されることも。壺を割ると,HPとMPが回復したり,回復アイテムが手に入ったりする
目的地に着くとボスバトルに突入。小沢さんは苦戦しつつも見事勝利した
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 実機プレイを終えた小沢さんは,「歩くのがすごく楽しくなった。今までだと,ついタクシーに乗ってしまうような距離にある場所でも,歩いて行ったほうが絶対いいと思える。今の時代のゲームは健康になれるのですごくいいと思います」と感想を述べていた。

 発表会の終盤には,柴氏からあらためて「ドラゴンクエストウォーク」の3つの特徴が紹介された。
 まず「目的地システム」は,実機プレイの項目でお伝えしたとおり,プレイヤー自身がマップ上で目的地を選択するというもの。候補の中からいずれか1つを選択すると,マップ上に目的地として表示される。そのルート上にはモンスターが出現し,「ドラゴンクエスト」シリーズでおなじみのバトルを楽しめる。

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 目的地に着くと,ストーリーの流れに沿ってさまざまなイベントが発生する。残念ながら詳細は明かされなかったが,ダンジョンも存在するとのこと。

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 2つめの特徴は「ランドマーク」。本作には全国に実在する建物などがゲーム内に登場する。会場では,ランドマークの一例として東京タワーや金閣寺,伊達政宗像,守礼門,名古屋城などが示された。
 なお,ランドマークの周辺でバトルになると,背景にそのランドマークが表示されることや,ランドマーク限定のクエストがあることも紹介された。

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 3つめに挙げられた「自宅機能」は,いわゆるマイルームのことだ。本作の自宅は地図上に設定でき,プレイヤー自身が実際に住んでいる家はもちろん,別の場所も選べるという。ほかのプレイヤーの自宅に入ることもでき,そこで拾ったアイテムを活用することもできるそうだ。
 そして自宅に帰宅すると,歩数などから換算した「おでかけボーナス」が提供される。このボーナスが一定値に達すると「おでかけランク」が上がり,自宅のランクも上がっていくとのこと。

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 こちらも既報のとおり,会場では「ドラゴンクエストウォーク」のβ版体験会が,6月11日より茨城県,栃木県,群馬県,埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県の1都6県にて開催されることが発表された。
 テスターの募集人数は合計2万名(iOS,Android端末で各1万名)で,6月5日まで参加申込みが受け付けられている。なお,応募者多数の場合は抽選となり,6月10日に当落結果が通知される。

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 スクウェア・エニックスは,2019年内にリリースを予定しているスマホ向け位置情報ゲーム「ドラゴンクエストウォーク」を一足先にプレイ可能なβ版体験会を,6月11日より関東圏(東京都,神奈川県など1都6県)で開催すると発表した。募集人数は2万名,参加申込みは本日(6月3日)から6月5日まで受け付けられる。

[2019/06/03 14:10]

 柴氏によると,「この体験会はテストプレイの意味合いも含んでいるので,自分達の目が届く関東圏だけで実施する運びとなった」とのこと。もちろん,正式サービス開始時には全国展開されるそうで,堀井氏と柴氏は「必ずしも都会が有利とは言えない」「地方にもランドマークをたくさん用意している」「離島にも何か仕掛けがあるかも」と話していた。

 発表会の最後には,小沢さんが「『ドラゴンクエスト』を遊んでいると,子どもの頃の自分は勇者だったんだと思い出す。とくに『ドラゴンクエストウォーク』は,自分が実際に行った場所で勇者としてモンスターと戦うので,『これだよね』と思える。皆がこのゲームを通じて勇者になれば,日本はすごく平和な国になるのではないでしょうか」とコメント。
 柴氏は,「今日は発表だけですが,来週にはテストを始めていろんな情報を集めつつ,面白いゲームに仕上げていきます」と意気込みを見せた。

 そして堀井氏が,「早く皆さんに遊んでいただいて,感想を聞きたいです。『ドラゴンクエスト』は30年以上続いていますが,今度はスマホを持って実際の街を冒険する新しいタイプですので,散歩がすごく楽しいものになると思います」とし,「ここに行ってみよう,あそこに行ってみようと,クエストをこなしつつ歩いていると,止め時が分からなくなるかもしれませんが,ぜひ自宅に戻って成果をチェックしてみてください。体験版は関東限定ですが,そう遠くないうちに全国の皆さんに遊んでいただける予定です」と語って,発表会を締めくくった。

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「ドラゴンクエストウォーク」公式サイト

「ドラゴンクエストウォーク」β版体験会 参加申込みページ

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