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「Apex Legends」新レジェンド“カタリスト”は磁性流体を操る防衛型。彼女は過去という壁を乗り越え,Apexゲームで新たな壁を作り上げる
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印刷2022/10/28 00:00

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「Apex Legends」新レジェンド“カタリスト”は磁性流体を操る防衛型。彼女は過去という壁を乗り越え,Apexゲームで新たな壁を作り上げる

 Electronic Artsがサービス中のバトルロイヤルFPS「Apex Legends」PC / PS5 / Xbox Series X / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)で,新シーズンとなる「エクリプス」(Eclips)が2022年11月2日(日本時間)にスタートする。実装に先立ち,オンラインにて開催されたメディア向けの説明会で,新レジェンド“カタリスト”(CATALYST)の情報が判明したのでお伝えしたい。

画像集 No.006のサムネイル画像 / 「Apex Legends」新レジェンド“カタリスト”は磁性流体を操る防衛型。彼女は過去という壁を乗り越え,Apexゲームで新たな壁を作り上げる


カタリストのストーリー



カタリストのストーリー

 エレガントながら冷淡であるトレッサ・クリスタル・スミス(カタリスト)は,「誰からも愛される」という存在ではない。そんな彼女は他の誰よりもクリスタルに魅せられている。生まれ育ったのは衰退の一途をたどる惑星ボレアス。そしてその衛星は崩壊への道を突き進んでいた。ボレアスでは「調和と効率」が求められたが,彼女の性分と合うものではなかった。彼女は家に居ることを好んだ。同じように社会に適合できない者たちとクリスタル占いや衛星にまつわる儀式,魔女の真似事などに耽った。友人たちのおかげで,彼女は多感な10代を寂しい思いをすることもなく,気を楽に持って過ごした。性転換に踏み切ったのもこの時期だ。だが,親友があの衛星を企業の手から救うために過激な行動を起こすようになってしまう。トレッサは板挟みとなり苦悶した。結局,彼女は心が休まる場所を求めて生まれ故郷を捨てた。行き着いたのは親友が守ろうとした衛星,クレオだった。
 彼女はそこでテラフォーミング組織の一員として雇われ,天体の修復と回復に努めた。その中で磁性流体の扱いを身につけていき,魔女のように操れるようになった。彼女は新たなコミュニティに愛着を抱くようになった。そしてボレアスの環境が安定すると,かつての友人たちを迎え入れ旧交を温めたのだった。彼女が安住の地を得たころ,Apexゲームの開催が決まり,新しい家族の居場所が奪われてしまう。だが,カタリストは簡単には引き下がらない。Apexゲームが邪魔をするのならば,自らの力を使うまで。奴らのやり方を逆手に取り,賞金を稼いで家族のために使えばいい。彼女は未来を見通す。勝利を掴み,困難に打ち勝つ未来を。
ApexLegends日本語版公式サイトより引用
 本作23人目(実装前に“暗殺”されたフォージを含めれば24人目)のレジェンドとして登場するカタリストは,磁性流体を操る防衛型レジェンドだ。彼女が辿った過去は先に記したが,開発チームによって語られた,“キャラクターとしての成り立ち”をまとめたいと思う。

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 カタリストは“姉御”のような存在で,ノンセンスや愚か者を嫌う。だが,時にはジョークを飛ばしたり,激情的な部分があったり,風変わりな側面もある,人間的な側面を持つストーリーが書き起こされたという。開発チーム内では“TECHNO WITCH”(電子の魔女)と呼ばれており,読書やティータイムなど,一人で過ごすことが多いという設定もあるそうだ。
 また,カタリストは本作に登場するレジェンドとして初めてのトランスジェンダーだ。Apexのキャストは多様であり,同じく現実世界にも多様な人々がいる――。このような状況をApexゲームでも再現したかったという。コンセプト段階の初期からレジェンドを構成する要素の一つに取り組まれていたそうで,自然なアプローチを取りつつ,LGBTQ問題の専門家などからの助言も受け,“電子の魔女”との融合が図られた。

画像集 No.004のサムネイル画像 / 「Apex Legends」新レジェンド“カタリスト”は磁性流体を操る防衛型。彼女は過去という壁を乗り越え,Apexゲームで新たな壁を作り上げる

 さて,ではカタリストの外見を見ていこう。SFチックな外見ながらゴスも感じさせるデザインだが,開発チームにとって“TECHNO WITCH”というテーマはチャレンジングなもので,黒を基調としたゴス・スタイルに,流体をモチーフにした箇所を組み合わせたそうだ。現実世界のMRIなどをモチーフにした,工業的な要素も含まれている。

 また,カタリストが用いる磁性流体は,ゲーム内で表現するには技術的に難しい存在であったが,VFXチームの奮闘により実現したという。カタリストをプレイする際には,ぜひこうした開発背景を思い浮かべてみてほしい。

カタリストのアビリティ



・パッシブアビリティ「BARRICADE」(バリケード)

 磁性流体を用いて建物のドアを強化する。これは壊れたドアに対して行うことも可能で,強化されたドアは通常の約2倍の耐久力を持つようになる。敵とアイテムを奪い合うタイミングでアドバンテージを生み出したり,従来より安全に治療を行う時間を確保できたりするという。これに限らず,ドア越しで睨みあう戦闘は本作において割とある光景だが,カタリストの登場によって新たな選択と対応が生まれることになるだろう。

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・戦術アビリティ「PIERCING SPIKES」(スパイクストリップ)

 磁性流体を投擲し,着弾地点を中心とした一定のエリアにスパイクを作り出す。このスパイクを踏んだ敵はダメージを受けるほか,スロウ効果を受ける。開発側としてはディフェンシブな使い方を想定しているとのこと。敵が侵入してきそうな地点に予め設置したり,敵を追い込んでいる最中に自由を奪うような形で使ったりできそうだ。

・アルティメットアビリティ「DARK VEIL」(フェロバリケード)

 直線状に磁性流体の壁を作り出すアビリティ。銃弾やアビリティは貫通し,レジェンドも通り抜けることができる。これだけだと単純に視界を妨害する能力しかないと思ってしまうが,壁に触れた敵の視界を大きく妨害する(画面が黒く染まる)効果に注目したい。この妨害効果は非常に大きく,説明会で公開された動画を確認する限りでは“数メートル先がやっと見えるか見えないか”というレベルであり,「お構いなしに壁に突入してダウンを獲得する」といった行動は相応のリスクが伴う。
 そして,DARK VEILは本作としては初となる「対スキャン能力」を持っている。最も分かりやすい例を挙げるとブラッドハウンドの全能の目だが,壁に向かってスキャンを行っても壁の向こう側は一切探知できないということだ。スキャンメタに対するカウンターとしての立ち位置になるアビリティである。

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 カタリストはワットソン,コースティックといった同じ防衛型のレジェンドはもちろん,パスファインダーやホライゾンといった機動力のあるレジェンドとの相性も良いとのことなので,戦場の新たな反応を促す存在として活躍に期待したいところだ。

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