連載
嘘を暴き処刑せよ。スマホ向け推理ゲーム「脱出ゲーム 嘘つきゲーム」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第1583回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
本日の「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」では,スマホ向け推理ゲーム「脱出ゲーム 嘘つきゲーム」(iOS / Android)を紹介しよう。証拠を集め,相手の嘘を暴け。
「脱出ゲーム 嘘つきゲーム」ダウンロードページ
「脱出ゲーム 嘘つきゲーム」ダウンロードページ
物語の主人公は,記憶を失った青年だ。彼が目を覚ました謎の場所には,見知らぬ男女達がいた。そして謎の人形「ピョートル」から,ここで隠れた殺人鬼を暴く“嘘つきゲーム”をしろという命令が。動揺と混乱が走る中,疑心暗鬼の探り合いが幕を開ける……。
本作は「探索」パートと「嘘つき会議」パートに分かれて進行する。探索パートでは,さまざまな人物の物証を手に入れ,殺人鬼と思わしき者の裏を取っていく。証拠がある程度集まったら,ゲームは嘘つき会議パートへ移行する。
嘘つき会議では,手に入れた証拠をもとに,特定の人物の正体を暴いていく。真実を突き付けるたびに「疑惑ゲージ」が上昇し,ゲージがMAXまで到達すればチャプタークリアだ。正体が白日の下に晒された相手は,文字通り“処刑”されることになる。
探索時は,マップから行きたい部屋を選択する。屋内の調べたい箇所をタップしよう |
会議時の選択を間違えると,自身の疑惑ゲージが上昇。MAXになるとゲームオーバーだ |
以上の流れで隠れた殺人鬼を探り当てていき,最後のチャプターをクリアすれば,見事エンディングとなる。殺人鬼は誰なのか,このゲームの黒幕は誰なのか,そして主人公の記憶の行方は? 思わず引き込まれる要素が随所に散りばめられている。
本作は無料ながら,ゲームのボリュームはかなりのものだ。登場するキャラクター達も個性豊かに仕上がっている。謎解きの誘導に若干の強引さがあるものの,最後まで満足できる内容なのは確かだ。謎解きや脱出ゲーム,誰かを論破する作品が好きな人は,ぜひともゲームをプレイし,衝撃の真実までたどり着いてほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」記事一覧
- 関連タイトル:
脱出ゲーム 嘘つきゲーム
- 関連タイトル:
脱出ゲーム 嘘つきゲーム
- この記事のURL:
キーワード
(C)STUDIO WASABI
(C)STUDIO WASABI