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「アズレン」「アークナイツ」などを抱えるYostar代表取締役社長,李 衡達氏が2019年の振り返りと2020年の展望を語ったセッションの模様をレポート
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印刷2019/12/19 19:50

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「アズレン」「アークナイツ」などを抱えるYostar代表取締役社長,李 衡達氏が2019年の振り返りと2020年の展望を語ったセッションの模様をレポート

 2019年12月17日,トークイベント「2019年のゲーム業界をYostar李社長と振り返る ゲーム業界ゆく年くる年」が,東京都内のSHIFT本社 カフェスペースにて開催された。このイベントでは,ゲームマーケット事情の第一人者たちによるトークセッションが行われた。本稿では,Yostar代表取締役社長の李 衡達氏による第一部「アークナイツ配信まであと何日!? 大ヒットゲームパブリッシャーYostarの李さんにお聞きする、2019年のYostarの振り返りと2020年の野望」の内容を中心に,会場の模様レポートする。

画像(001)「アズレン」「アークナイツ」などを抱えるYostar代表取締役社長,李 衡達氏が2019年の振り返りと2020年の展望を語ったセッションの模様をレポート

 最初の話題は,Yostarが配信するスマートフォンアプリ「アズールレーン」iOS / Android)が,2019年9月14日にサービス2周年を迎えたことについてだ。李氏は「皆様のおかげ。SNSなどには,ほかのスマホゲームには見られないような優しいコメントが書き込まれている」と述べ,さらに「現場を離れた自分は何もやっていないと感じている。本当にここまで優しく接していただけていいのだろうかという思いもある」と続けた。

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李 衡達氏
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聞き手を務めた黒川文雄氏

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 Yostarは,2019年9月14〜15日の2日にわたって,スマホ向けアプリ「アズールレーン」の2周年を記念したリアルイベント,「アズールレーン 2nd Anniversary Fes.」を開催した。本稿では,スペシャルステージで発表された「アズールレーン」「Epic Seven」に関する最新情報や,2周年記念イラスト展,VR体験など,大盛り上がりとなった会場の様子をお届けしていく。

[2019/09/18 14:27]

 李氏によると,Yostarは設立当初から「会社として生き残る」という目標を掲げているそうだ。それは,アズールレーンがヒットして会社の規模が大きくなった今でも変わらないとのこと。セールスランキングに関しても,李氏個人は「100位に入れば大ヒット」と考えているそうで,2019年11月に配信が始まったスマホアプリ「Epic Seven」iOS / Android)の成果にも満足しているという。

画像(004)「アズレン」「アークナイツ」などを抱えるYostar代表取締役社長,李 衡達氏が2019年の振り返りと2020年の展望を語ったセッションの模様をレポート

 ここで話題に挙がった「Epic Seven」については,Yostarの若いスタッフの推薦により,日本でのパブリッシングが決まったとのこと。李氏は「すでに日本のパブリッシャのどこかと契約しているのではないか」と,韓国や北米などでグローバルサービスを担当するSmilegate Megaportに打診してみたところ,スムーズに話が進んだことを明かした。

 また,中国や韓国のゲームを日本で展開するにあたって,Yostarではまず法律面でのチェックを行うという。それがクリアになってから日本のプレイヤーにマッチするような,より具体的には日本のプレイヤーから反感を買わないようなローカライズが施される。その上で,日本のプレイヤーが喜ぶであろうことを考えていくそうだ。

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 李氏によると2019年のYostarは,事前に立てたスケジュールどおりに事が運ばず大変だったという。「Epic Seven」も当初は2019年夏に配信を開始する予定だったが,延期が重なり同年11月になってしまったと振り返る。延期の大きな要因は,Smilegate Megaportとのコミュニケーションにあったとのこと。Smilegate Megaportは大企業なのでYostarとは流儀が異なり,そのギャップに苦労したと李氏は語った。

 2019年は,PlayStation 4用ソフト「アズールレーン クロスウェーブ」がリリースされたり,TVアニメ版「アズールレーン」の放映が開始されたりした年でもある。李氏は「アズールレーン クロスウェーブ」の反響について「Yostarの想像を上回る勢い」とし,「シナリオやキャラクター作りには,『アズールレーン』本編に携わるYostarのスタッフが深く関わった」と説明。「キャラクターの掛け合いなどは社内でも満足度が高い。おそらく『アズールレーン』ファンの皆さんも喜んでくださったはず」と話していた。

画像(006)「アズレン」「アークナイツ」などを抱えるYostar代表取締役社長,李 衡達氏が2019年の振り返りと2020年の展望を語ったセッションの模様をレポート

 普通のIPであれば,原作となるアニメやゲームなどが先にあり,コンテンツ展開のひとつとしてスマホゲームが作られるが,「アズールレーン」ではスマホゲームが先にあり,そのほかの分野に展開していることを指摘。先行事例がほかになく模索しながらの展開となっているとしつつも,「Yostarとしては単なる金儲けではなく,自分達も楽しめることにフォーカスしていきたい」と意気込みを語った。

 一方,アニメ版に関しては「いい勉強になった」と李氏。李氏を筆頭に社内のスタッフにはアニメファンが多いそうだが,アニメを作ることに関してはノウハウがないため,Yostarはあくまでも原作の窓口というスタンスに留まったという。
 将来的にYostarがアニメ制作を手がける可能性があるのかという問いかけに対しては,「自社で何でもかんでもやって儲けようという考え方は好きじゃない。面白いことは,志を同じくする人達と一緒にやりたい」と自身の見解を示した。

 話題は,Yostarが今後配信予定の新作アプリ「アークナイツ」iOS / Android)にもおよんだ。Yostarは,本作の事前登録者数の目標を20万人に設定しているそうだが,今どきの話題作としては低めである。李氏はその理由について,「繰り返しになるが,我々にとっての大ヒットはセールスランキング100位。『アークナイツ』には50位に行けるポテンシャルがある。それより売れたらもちろんいいが,あまり上を見すぎるのはよくない」「我々の生活が成り立ち,実際に手に取ってもらった人に『遊んで良かった』と思ってもらえればいい」と説明した。

画像(007)「アズレン」「アークナイツ」などを抱えるYostar代表取締役社長,李 衡達氏が2019年の振り返りと2020年の展望を語ったセッションの模様をレポート

 「アークナイツ」は2019年に中国で大ヒットしたが,李氏はその要因として配信開始時期に競合タイトルがなかったことを挙げた。
 なお,「アークナイツ」の国内配信開始は2019年度内,すなわち2020年3月までに行うということだが,これは中国での大ヒットを受けて,中国向けのコンテンツ開発を優先したからだという。李氏は「2019年初頭はまだ中国政府から版号(ゲーム配信許可)が降りていなかったため,日本での先行配信を予定していた。ところが版号が降りたので,急遽中国で配信を開始した。中国できちんとクオリティを上げて最高の状態にしてから,日本で配信しようという話になった」と裏事情を明かした。
 ちなみに本作のデベロッパ・Hypergryphはまだ規模の小さい会社で,李氏によると開発スピードがそれほど高くないという。「Yostarとは兄弟会社のような存在なので,ゆくゆくは人材不足を解消したい」と話していた。

 自身の仕事に対するポリシーを問われた李氏は,「事前登録期間を短めにする」ことを挙げた。その理由として,「プレイヤーのモチベーションは時間の経過とともに落ちる。また我々にとっても宣伝のリソース管理が大変になる。可能なら1か月と少しに留めたい」と説明。
 また,Yostarのスタート当初はスタッフの数が10名だったが,今は70名弱になっているとのことで,さまざまコンテンツを扱っていきたいと意気込みを語っていた。
 専門であるマーケティングに関しては,「自分はマーケッターのセンスはないが,オタクとしてのセンスならある。皆さんにとって面白く楽しいことを考えていきたい」と話していた。

 2020年の展望として,李氏はもっと予定どおりに業務を進めることを挙げた。加えて「アズールレーン」「Epic Seven」「アークナイツ」それぞれで,リアルイベントを開催したいとも語った。
 また,Yostar中国本社のCEO,Yao Meng氏がインタビュー内で明らかにした「スマホ向け3D RPG」に関しても,「自分が知る限りでは,グラフィックスは今までのスマホゲームを超えるところを目指している。見た目は良い。おそらく音楽もいい」と期待させつつ,「肝心のゲームとして面白いかどうかは,触っていないので分からない」「あの方向性で作り込んだら,2020年には出ないはず。2020年夏に日本で先行配信する予定のタイトルもあるので,出てもらっても困る」とコメントした。

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 ここ最近大変元気がよい中国系スマホゲームの中で,ひときわ目立つのが,アズレンを運営する「Yostar」だ。本家の社長が表に出ることはほぼ皆無なのだが,今回少しだけ時間をもらうことができたので,その様子を紹介しよう。

[2019/09/17 12:00]

 最後に李氏は,「Yostarはまだ若い会社なので,実現できていないこともたくさんある。2020年は他社さんと協力して,そういうところを密にやっていきたい」とまとめていた。

(写真左から)左から森 昭生氏,黒川氏,李氏,古川和芳氏,王 田宇氏
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メタップスリンクスの古川和芳氏は,原作のあるIPタイトルと,オリジナルタイトルのプロモーション手法の違いに言及。IPタイトルは,そのIPのファンの反感を買わない姿勢が重要で,オリジナルタイトルはファンを育てる必要があると説明した
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アリババクラウドジャパンサービスの王 田宇氏は,中国で2000年に施行された規制により,家庭用ゲーム機の生産・販売が禁じられたため,1980年代〜1990年代生まれのゲーマーにPCゲームが普及したことを指摘した。しかし,2000年以降に生まれた人達の中にはスマホゲームのヘビープレイヤーが増加しており,2010年以降に生まれた人達はさらにPCから離れてしまうだろうと予測した
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