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「ボンバーガール」のプレミアムイベントが開催。「QMAマキシブコード」のグリムアロエ参戦や,AC版と相互対戦可能なPC版の情報が公開に
イベントでは,「ボンバーガール」の最新バージョンを用いた来場者参加型プレミアム大会や体験プレイ,最新情報の発表などが行われた。本稿で,公開された情報を中心に,イベントの模様やKONAMIスタッフへのメディア合同インタビューの模様をお届けしよう。
「ボンバーガール」公式サイト
最新情報として,最初に明かされたのは,「クイズマジックアカデミー マキシブコード」(以下,「QMAマキシブコード」)のキャラクター「グリムアロエ」の参戦だ。グリムアロエはブロックを生成して相手の行動を阻害するブロッカーで,爆弾をブロックに変化させたり,敵をミンボーに変化させたり,敵のHPをばらまく罠を設置したりといった“いたずらっ子”らしいスキルが使える。
続いて2つのインゲームイベント情報が公開された。
第1弾として行われるのは,「グリアロ爆烈参戦!QMA×ボンバーガール コラボキャンペーン」だ。これは,イベント期間中にオンラインバトルをプレイすると獲得できるポイントを集めると,「QMAマキシブコード」モチーフのドレスアップパーツを入手できるというもの。「QMAマキシブコード」でも並行してイベントが開催され,「ボンバーガール」モチーフのカスタマイズアイテムなどが登場する予定だ。
インゲームイベント第2弾は「海だ!水着だ!ボンバーバトルだ2018!」。そのイベント名のとおり,水着のドレスアップパーツが獲得可能となり,特定のアイテムを入手すると,ゲーム中のボンバーガール達のイラストが変更されるという。
続いて,PC版が開発中であることが正式にアナウンスされた。PC版はアーケード版とデータの共有が可能で,自宅のPCとゲームセンターなどのアミューズメント施設とで相互対戦ができるとのこと。
プレミアム大会の実況解説は,グリムアロエのボイスを演じる長谷優里奈さん(写真左)と,ゲームキャスターの岸 大河さん(写真右)が担当 |
イベント中,「ボンバーガール」公式イラストレーターが色紙にキャラクターを描くという企画も行われ,完成した13枚の色紙は抽選で来場者にプレゼントされた |
イベント終了後,KONAMIスタッフにメディア合同でインタビューする機会が設けられたので,以下にその模様をお伝えしよう。
──「ボンバーガール」は,往年の「ボンバーマン」とMOBAを組み合わせたようなゲームになっていますが,企画の発端を教えてください。
KONAMIスタッフ:
「ボンバーマン」の「何かを破壊して突き進み,強くなっていく」ところと,MOBAの「中間地点があったり,雑魚敵がいたりする中,相手の陣地を目指して進む」といった部分を組み合わせると新しい面白さが生まれるのではないかと考えました。
──「ボンバーマン」とMOBAを組み合わせるにあたり,もっとも配慮したことは何でしょう。
KONAMIスタッフ:
キャラクターごとの性能差のバランスです。「ボンバーガール」には,足が速いキャラ,足は遅いけど遠くまで攻撃できるキャラなど,キャラクターはそれぞれ性能が異なるので,チームバトルでいかにバランスを取るかということに注力しました。
とくにロケテストに頻繁に足を運んでくださった方だと,スキルとスキルの組み合わせやキャラクターの相性,あるいはちょっとした無敵時間を使って,我々の想像を遥かに上回るテクニックを繰り出すんですよね。それらが有利になりすぎないよう,微調整に次ぐ微調整を重ねました。
今後も続々と新キャラクターを投入していく予定ですが,いかにしてバランスを保つかということには引き続き配慮していきます。
──プレイするうえでは,チームで連携することが重要だと感じました。
KONAMIスタッフ:
そうですね。アミューズメント施設などで,4人1組でお互いに声をかけ合いながらプレイしていただくのが理想です。今日のプレミア大会でもそういった場面が見られたので,心の中で「そうそう!」と思っていました。
──PC版はアーケード版との相互対戦も可能だとか。
KONAMIスタッフ:
まずは,アミューズメント施設などでの盛り上げを優先させたいと考えています。今のところは,今後いろんな場所で「ボンバーガール」を楽しめるようになる,くらいに捉えていただければと。
「ボンバーガール」はその性質上,マッチングが非常に重要なゲームですから,アミューズメント施設の皆さんもPC版のリリースについてご理解いただけています。
──PC版とアーケード版に,何か違いはありますか。
KONAMIスタッフ:
アーケード版は最大4人1組の固定チームを組めますが,PC版はそれができません。また起爆ボタンなどのハードウェアのギミックもアーケード版ならではです。
あとは,アーケード版だと実際に人と顔を合わせて遊べるところでしょうか。例えばeスポーツの台頭により,一部のゲーム体験は,大会などの場で皆で顔を合わせて盛り上がるという方向にシフトしつつあると感じています。「ボンバーガール」では,そういった“体験”も大事にしていきたいです。
──今後,「ボンバーガール」の大会を開催する予定はありますか。
KONAMIスタッフ:
KONAMIでは,公式大会「KONAMI Arcade Championship」を例年開催していますので,「ボンバーガール」も種目として検討しています。とくに今日のイベントで「ボンバーガール」のコミュニティが育ってきているのを実感したので,ぜひ実現したいですね。
──それでは,今後のバージョンアップ予定を教えてください。
KONAMIスタッフ:
毎月,何かしらのイベントを開催していく予定です。マップなど大きなものの追加に関しては,およそ3か月に1回くらいのペースをイメージしています。皆さんがどのくらいのペースで遊んでくださるのかを確認しつつ,それに合わせて新しい要素を導入していきます。
──今さらの質問ですが,なぜ「ボンバー“ガール”」になったのでしょうか。
KONAMIスタッフ:
「ボンバーマン」の面白さを多くの皆さんに伝えるためです。可愛い女の子のキャラクターを前面に打ち出すことで,幅広い層に関心を持っていただこうと。実際,すでにキャラクター人気も高まっています。
もう一つ,コラボがしやすいことも大きいです。すでにプレイヤーの皆さんからは,「こことコラボしてほしい」「あのキャラクターが出てくると面白い」といったリクエストも寄せられています。
──コラボキャラは女性限定になってしまうのでしょうか。
KONAMIスタッフ:
男性キャラが倒されたときのイラストを見たいという方もいらっしゃるでしょうし,“ボーイ”もありかなとは思っています。
「ボンバーガール」公式サイト
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