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【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”
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印刷2019/03/23 12:00

連載

【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”

Jerry Chu /  香港出身,現在は“とあるゲーム会社”の新人プログラマー

画像(016)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”

Jerry Chu「ゲームを知る掘る語る」

Twitter:@akemi_cyan


「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”


 19世紀末のアメリカを舞台とした「Red Dead Redemption 2」PlayStation 4 / Xbox One)には,当時の政治活動も描かれている。ローズという町に流れ着いた主人公・アーサーは,女性活動家のデモ行進をエスコートする仕事を依頼される。

「女性に投票権を」(Votes for women.)
「女性を信じよう。女性に投票権を与える修正案に賛成票を」(Show your faith in women. Vote YES on the amendment enabling women to vote.)
「二等労働者になることを拒む」(We refuse to be second class workers.)


 馬車に乗った女性達は自らの権利を主張するプラカードを掲げ,町を大いに騒がせる。「家に帰れ!」「子守りでもしてろ!」と男性から罵声を浴びつつも,男女の平等を熱弁する女性活動家をアーサーは見守った。

画像(001)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”
画像(002)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム” 画像(003)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”

 女性参政権運動はローズだけで行われているわけではない。アーサーがサンドニの町を歩いていると,女性の権利を主張する演説家に遭遇する。

「ここは自由の土地であるはずなのに,私に投票の自由はない。誰が決めた事なのか?」
「私は課税されているのに,女だからと言って誰も私を代表にしない。これでも民主と呼べるのか?」


 民主化を求める声が街に響き渡る。

無法者であるアーサーにとって,女性活動家との出会いは彼の波乱万丈の人生における幕間に過ぎないかもしれない。だが,女性参政権運動は現代に連なるフェミニズム運動において,重要な第一章だった
画像(004)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”


19世紀中に台頭した女性参政権運動


 民主と自由の思想に象徴されるアメリカだが,最初から国民全員に投票権が付与されたわけではない。植民地時代は不動産を保有する人だけが投票権を持っていた。一定の財産を持つ者なら,有権者に影響されることなく,自主的な判断ができるとされたからだ。同じ理由により,女性や未成年者といった他者に依存する人は自主的な判断ができないと見なされて,投票権を与えられなかった。

 アメリカ独立革命を経て,多くの白人男性に投票権が与えられた。1830年にはほとんどの州が「不動産保有者のみ投票権を持つ」という条件を排除し,高等教育を受けていない平民も政治に参加できたが,男尊女卑の価値観は根強く残っていた。

Elizabeth Cady Stanton女史(左),Susan B. Anthony女史(右)
Wikimedia Commonsより引用
画像(017)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”
 当時の白人女性には敬虔さ(piety),純潔さ(purity),家庭向き(domesticity),従順さ(submissiveness)が求められた。政治的権利が与えられないばかりか,女性の大学進学は認められず,公の場で演説することも許されなかった。女性は不平等な法律と慣習に縛られていたのだ。

 1848年,Elizabeth Cady Stanton女史をはじめとする活動家達はニューヨーク州セネカフォールズにて,女性の権利と地位向上(男女の平等)を訴える集会を開いた。アメリカ女性運動の出発点とされる「Seneca Falls Convention」である。
 Stanton女史やSusan B. Anthony女史Lucy Stone女史をはじめとする活動家達の尽力によって,女性参政権運動は19世紀のアメリカで花開く。1869年のワイオミング準州を筆頭に,アメリカの各州が女性の投票権を認め始めた。

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※アメリカ西部を中心に,1914年までには多くの州が女性の投票権を認めた。

 20世紀に入ると,イギリスの女性参政権運動の影響を受けたアメリカの活動家達が急進的になる。ニューヨークやワシントンD.C.をはじめ,アメリカの各地で女性活動家によるデモ行進が行われている。

Photograph of Suffrage Parade, 1913
※馬車に乗ったデモ行進者。

1913年,ワシントンD.C.にて行われた女性参政権運動のデモ行進
Wikimedia Commonsより引用
画像(018)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”

 1920年,性別を理由に投票権を否定することを禁じる憲法修正案が批准されたことによって,アメリカの女性参政権運動は成功を収める。1848年から1920年までの女性参政権論者が活躍した時代は,後年に「第一波フェミニズム」と呼ばれるようになった。

 さて,「Red Dead Redemption 2」の時代は1899年。女性参政権運動が盛んな時代だ。ローズの町を騒がせた女性活動家のデモ行進は,当時の女性運動の歴史を反映したものである。


男勝りな無法者 セイディ・アドラー


 「Red Dead Redemption 2」におけるフェミニズムと言えば,セイディ・アドラー(Sadie Alder)というキャラクターにも注目したい。
 物語の冒頭,野盗に夫を殺されたセイディはアーサー達に救われる。彼女はギャングのメンバーとなり,炊事の手伝いを任されるが,その役割を不服に思う。自分は狩りができるし,ナイフも銃も使いこなせる。キャンプに残って野菜を切っているばかりではいられない。

炊事の役割に不満を漏らすセイディ。英語版のミッション名は「Further Questions of Female Suffrage(女性参政権のさらなる質問)」である
画像(005)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”

 そんなセイディを見かねて,アーサーは買い物に連れていく。セイディはスカートをやめて,カウボーイ風の衣装に着替えると,アーサーに「どんな服を着るかは私の自由だ」と答えた。
 その後,セイディは戦士として活躍する。キャンプが敵対勢力に襲撃されたときも,彼女は逃げも隠れもせず,誰より勇猛果敢に戦った。アーサー達がギャングから離れたときは,残ったメンバーを束ねてギャングを壊滅の危機から救った。メンバーの信頼を勝ち取ったセイディは頼れる仲間として,アーサーと共に数々の苦闘を乗り越えていく。

野盗にすべてを奪われたセイディは無法者としての道を歩む
画像(006)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”

 19世紀の伝統によれば,女性は家事に徹し,男性に服従するべきとされた。だが,セイディは炊事ではなく,銃を手にして戦うことを選んだ。勇敢で情義に篤く,戦場では益荒男に遅れを取らない。セイディは女性参政権論者ではないが,彼女の生き方はまさに「男女の平等」を体現している。


男の世界に飲み込まれたセイディ


 女性に課された役割に縛られず,男の悪党に怯えない。セイディは女性の力強さを示しているキャラクターだ。しかし,当時のフェミニストにとって,彼女のような存在は果たして理想と言えるのだろうか。

アーサーと共に戦いに臨むセイディ
画像(007)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”

 1868年,Stanton女史はワシントンD.C.で発表したスピーチで,男性は破壊をもたらすものと指摘した。

「男の本性は破壊の力である。厳格かつ利己的で権力を欲し,戦争と暴力,征服,略奪を愛し,物質的にも精神的にも不和と混乱,疫病,死亡を生み出す。歴史に記された血と残酷さに満ちた過去を見よ」

※原文は「The male element is a destructive force, stern, selfish, aggrandizing, loving war, violence, conquest, acquisition, breeding in the material and moral world alike discord, disorder, disease, and death. See what a record of blood and cruelty the pages of history reveal!」(引用元

 男の本性は好戦的であり,征服欲が強い。それゆえに男性がリードする社会では,奴隷制や殺戮といった蛮行が尽きない。女性は慈悲や同情といった美徳を持つが,男性の価値観だけを反映した社会では抑圧される。男尊女卑の世界を生き抜くために,女性は男の思考と価値観に迎合するしかなかった。貪欲と暴力に満ちた世界を正すためにも,女性の参政権が必要である。
 以上のようにStanton女史は提唱している。

「女性の慈愛は破壊の力を抑制する。なぜなら女性は男性より命の価値をよく知っており,一滴の血を流すことも,命が無駄な犠牲になることも許さないだろう」

※原文は「Here that great conservator of woman's love… would hold all these destructive forces in check, for woman knows the cost of life better than man does, and not with her consent would one drop of blood ever be shed, one life sacrificed in vain.」(引用元

Charlotte Perkins Gilman氏
Wikipediaより引用
画像(019)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”
 フェミニストの作家であるCharlotte Perkins Gilman氏も,Stanton女史と似た主張を持っていた。1911年に発表した著書「The Man-Made World; or, Our Androcentric Culture」において,男性の闘争本能は文明の発展を阻害すると指摘している。

「政治と戦争を混同させるのは,男の思考を躓かせる障害物の一つだ。彼らの考えでは,国家は本質的に戦闘組織であり,侵攻と防衛が国家の主要事業である。だから,彼らが政治的平等に反対するための論拠は『女性は戦えないから,投票できない』」
「女性は母である。母とは愛やケア,栄養,教育を与える者。慈愛なる母として,根気のある教師として,優しい看護師として,知恵のある稼ぎ手として,介護者として,女性は国に貢献でき,国は女性の貢献を必要とする」


※原文は「The inextricable confusion of politics and warfare is part of the stumbling block in the minds of men. As they see it, a nation is primarily a fighting organization; and its principal business is offensive and defensive warfare; therefore the ultimatum with which they oppose the demand for political equality--"women cannot fight, therefore they cannot vote.”」「To be woman means to be mother. To be mother means to give love, defense, nourishment, care, instruction… As the loving mother, the patient teacher, the tender nurse, the wise provider and care-taker, she can serve the state, and the state needs her service. 」(引用元

 当時のフェミニストは女性の地位が向上すれば,男の破壊欲と闘争本能を中和できると目論んだ。だが,「Red Dead Redemption 2」のセイディは男の暴力を止めることなく,暴力と犯罪の世界に染まる。野盗に幸せな生活を壊され,血塗られた道を歩んでいくセイディは,まさに男性社会の被害者であろう。
 そう考えると,セイディが象徴しているのは女性の力強さではなく,男性社会に生きる女性の不幸と言える。

敵の返り血を浴びたセイディ。男の暴力は彼女を怪物に変えた
画像(008)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”


フェミニズムに寄り添うゲーム


 ゲーム文化は男性中心と言われて久しい。確かにゲームは「男の子が遊ぶもの」として宣伝された歴史があり,現にAAAタイトルのテーマは戦闘や競争が主流だ。ゲームに登場する女性キャラクターは,男性キャラクターに助けられる役回りを課されることが多く,男性プレイヤーの欲情を煽るような描写も珍しくない。

 しかし,近年はゲームに登場する女性の描写が変化してきた。「Uncharted: The Lost Legacy」のChloeとNadine,「Dishonored 2」のEmily,「Horizon Zero Dawn」のAloyといった女性キャラクターが主人公を演じる作品も目立つ。
 男性キャラククターに依存せず,煽情的にも描かれす,男性に勝るとも劣らないような女性キャラクターが台頭してきた。「Red Dead Redemption 2」のセイディも,フェミニズムに寄り添ったゲーム業界のなかで生まれたキャラクターだ。

「Uncharted: The Lost Legacy」
画像(009)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”

「Dishonored 2」
画像(010)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”

「Horizon Zero Dawn」
画像(011)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”

 女性だって男性と同じように戦える。ゲーム文化は男性中心主義だからこそ,女性を頼もしい戦士として描くことに意義がある。筆者は「Red Dead Redemption 2」におけるセイディというキャラクターの描写に感心した。だが,女性参政権論者の歴史と主張を踏まえると,別の考えも浮かぶ。

 当時,女性参政権論者はアメリカ社会を「男性中心」と批判し,女性に参政権を与えることで戦争に傾く政情を変えようとした。男性主導の政治に,女性が新風を吹かせようとしたのだ。そんな第一波フェミニズムの思想を汲み取り,女性ならではの価値観を取り入れ,競争と暴力に偏ったゲーム文化を変革させるべきではないかと。


ケアとキャラクターと創作


 競争と暴力に偏ったゲーム文化を変える。これは決して斬新な発想ではない。
 「Assassin’s Creed」シリーズや「Child of Light」を手がけたゲームプログラマー,Brie Code氏は「白人男性のゲーマーに支配されたゲーム業界で作られた作品は,一部の人にしかアピールできない」と指摘した。

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※GDC 2017にて登壇したBrie Code氏。

 Code氏は,普段ゲームをしない友人と話すうちに,自分の思考の狭さに気づいたという。

「自分と同じような思考を持つ人達と一緒に働いてきたようだ。自分と同じ文化(ギーク文化)から発想を得ている人。自分と同じく(白人男性の)ゲーマーによる(白人男性の)ゲーマーのためのゲームデザイン理論を応用する人。自分は停滞していると気がついた。同じような人ばかり集まっていると,つまらないものを作ってしまう」

※原文は「I realized that I had been working with people who think too similarly to myself, who draw on the same cultural references (geek culture), who use the same game design theory that was developed mainly by (white, male) gamers for (white, male) gamers. I realized that I was stuck. This is what happens when everyone is the same as each other. We make boring things.」(引用元

 刺激的なアクションや写実的なグラフィックスは,ゲーマーにとって魅力的だ。しかし,ゲーマーではないCode氏の友人はそれらに興味がなかった。現実世界は十分にスリリングで,これ以上の刺激は必要ない。彼らが求めたのは,ケアとキャラクターと創作であり,ゲームを通じて自分の生き方を模索したり,他人の生き方を理解したりすることである。

 どうして,ゲーマーと非ゲーマーの好みはこんなにも違うのか。Code氏は科学に答えを求め,そのレポートをGamesIndustry.bizに寄稿している(該当記事)。
 記事によると,人間の身体は危険を感じると「闘争・逃走反応(fight-or-flight response)」が起きる。アドレナリンとドーパミンが分泌され,高揚感と活気が湧き上がる。一方,闘争・逃走反応ではなく,「世話と仲間作り(tend-and-befriend)」という反応が起きる人もいる。オキシトシンが分泌され,心は冷静になり,「愛するものを守りたい」「仲間を作りたい」という気持ちが高まる。
 世話と仲間作りは多くの女性が持つストレス反応だが,科学研究の分野において闘争・逃走反応ほどに注目されなかった。その理由として,研究の被験者の大半が男性だったからであるとCode氏は指摘する。

 さらにゲーム業界にも同じようなバイアスが存在したという。「女性の気が知れない」という理由から女性を研究対象から外すゲーム研究者。テストや研究結果を無視して「女性は深みのあるキャラクターに関心はない」と言い張る上長。ゲーム業界では,女性の視点が疎外され,想像力の欠如を招いてしまったと主張する。
 ゲームの文化的価値を高めるために,ゲームをより多くのユーザーにアピールできるものにするために,ケアとキャラクターに注目したゲームを作ろう。Code氏はそう呼びかけている。

Code氏の作品である「#SelfCare」は,ユーザーをリラックスさせる。アドレナリンとは無縁の体験だ
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「闘争」と「逃走」以外の遊びを


 「Red Dead Redemption 2」は西部劇を背景とするアクションアドベンチャーゲームだ。暴力が重要なテーマになることは当然であり,登場するキャラクターが悪事を働くのは無理もない。暴力描写を批判するつもりはないし,セイディのようなキャラクターは表現の多様性の観点から見れば,歓迎すべきものだろう。

 ただ,戦闘と駆け引きが無くとも,思いやりと温もりを感じさせるゲームをもっと重視してもいいはずだ。宇宙船を舞台に心温まるドラマを楽しむ「Tacoma」。互いに支え合う少年少女を描いた「Life is Strange」シリーズ。少女の初恋をテーマとする「Florence」。いずれも「Red Dead Redemption 2」ほどの注目度はないものの,人間関係にフォーカスした傑作である。

「Life is Strange 2: Episode 1」
画像(015)【Jerry Chu】「Red Dead Redemption 2」が描いた“第一波フェミニズム”

 Gilman氏によれば,男性社会におけるゲームは「競技(games of skill)」と「運試し(games of chance)」に大別され,なかでも前者は「男による男のためのもの」と論じている。

「ほとんどのゲームは男らしいものだ。ゲームの中にある,勝利と褒賞への欲望は男らしい。ゲームの競争に対する態度は男らしい。欲望と戦闘の精神が現代の形式を通じて発露している。
物を集め,まとめ,構築するのが女性の根本的な欲求だ。一方,物をばら撒き,撒き散らし,破壊するのが男性の根本的な欲求だ。物を打って飛ばせると,男は喜ぶ。物をより強く打ち,物がより遠く飛べば,男はもっと喜ぶ。
このようなゲームは女性にアピールしない。間違っているわけでも,必ずしも悪いわけでもないが,それを男性的ではなく人間的と誤認してしまうことは間違いだ」


※原文は「Most games are male. In their element of desire to win, to get the prize, they are male; and in their universal attitude of competition they are male, the basic spirit of desire and of combat working out through subtle modern forms.」「The basic feminine impulse is to gather, to put together, to construct; the basic masculine impulse to scatter, to disseminate, to destroy. It seems to give pleasure to a man to bang something and drive it from him; the harder he hits it and the farther it goes the better pleased he is.
Games of this sort will never appeal to women. They are not wrong; not necessarily evil in their place; our mistake is in considering them as human, whereas they are only masculine.」(引用元


 戦闘と競技だけを重んじるゲーム文化は「男性的」であり,「人間的」とは言えない。ゲームをもっと人間的にするために,競争と破壊を楽しむ一方で,「思いやり」や「仲間づくり」の面白さにも,もっと目を向けるべきではないだろうか。

■■Jerry Chu■■
香港出身,現在は“とあるゲーム会社”の新人プログラマー。中学の頃は「真・三國無双」や「デビルメイクライ」などをやり込み,最近は主に洋ゲーをプレイしている。なるべく商業論を避け,文化的な視点からゲームを論じていきたい。
  • 関連タイトル:

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