グニャグニャ人間の暮らす街を破壊し尽くす，「Mosh Pit Simulator」の最新トレイラー公開。発売は2019年1月15日

　ポーランドのゲーム開発者ソス・ソソウスキー（Sos Sosowski）氏が，2016年に開発をスタートさせたVR向けの物理シミュレーションゲーム「Mosh Pit Simulator」の最新トレイラーが公開され，発売が2019年1月15日に決定したことが明らかになった。対応機種は，HTCのVive，Oculus VRのRift，そしてWindows MRとなっている。

「Mosh Pit Simulator」公式サイト

　gamescom 2018のレポート記事でもお伝えしたように，「Mosh Pit Simulator」は，“背骨嫌い”のマッドサイエンティストになったプレイヤーが毒ガスを放出し，それによって街の人々の背骨がなくなってしまったという不思議な世界を舞台としている。
　約1平方kmの街を自由に探索し，目の前のすべてのものを破壊し尽くすという内容で，背骨のないグニャグニャ人間達をどういう目に遭わせるのかはプレイヤー次第だ。


　マップには都市や住宅地域のほか，公園や工場，海岸などさまざまなロケーションが用意されている。制作発表から2年ほどの間に，「オブジェクトが自作できる」というフィーチャーが追加されており，プレイヤーは自分で作ったさまざまなオブジェクトを街のあちこちに配置して，それらを破壊することが可能だ。さらに，オブジェクトのデータをほかのプレイヤーと共有することもできるという。


　公開されたトレイラーからも分かるように，グニャグニャ人間達はバランスを崩すとすぐ奇妙な方向に体が折れ曲がり，非常にユーモラスだ。リプレイをGIFファイルとしてセーブできるようなので，バカバカしいシーンが撮れたら，ほかのプレイヤーとシェアしよう。

　「Goat Simulator」や「I am Bread」の系譜に連なると思われる「Mosh Pit Simulator」。マップには乗り物やロケット，爆発物など，いかにも「とことん破壊してください」と言わんばかりのアイテムが待っているので，発売を楽しみにしよう。