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[E3 2017]北欧神話の世界へ足を踏み入れる「God of War」。父・クレイトスと“忌まわしい神の血”を受け継ぐ息子が綴る物語とは
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印刷2017/06/15 17:03

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[E3 2017]北欧神話の世界へ足を踏み入れる「God of War」。父・クレイトスと“忌まわしい神の血”を受け継ぐ息子が綴る物語とは

 E3 2017のソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)ブース内で行われた合同メディアミーティングにて,Santa Monica Studioが手掛ける新作アクション「God of War」のクリエイティブディレクター,Cory Barlog氏に話を聞くことができた。
 なお,先日の「PlayStation E3 MEDIA SHOWCASE」で公開されたトレイラーと同じシーンを実際にプレイしながら話が進められたので,まだ見ていないならまずはこの映像をチェックしてほしい。


クリエイティブ・ディレクターのCory Barlog氏。2005年の第1作にはアートディレクターとして関わり,それ以降は脚本やゲームデザインなどを担当してきた。奥さんがスウェーデン人でバイリンガルの息子さんがいるという点は,ほとんどクレイトス?
 ギリシャ神話をテーマにしたこれまでのシリーズ作品では,神々から裏切られ続けたことで,ゼウスをはじめとするオリンポス山の住人を殲滅した“神殺し”クレイトスの物語が描かれてきた。しかし,怒りと復讐に燃えた日も過ぎ去り,クレイトスは新しい目的を見出せないまま世界各地を放浪。その間に妻をめとり,息子のアトレウスをもうけていたようだ。
 Barlog氏によると,「妻となった女性が何者なのか」はゲーム内で明らかにされていくという。クレイトスとアトレウスは共に暮らしていなかったが,2人はやがて再会を果たし,北欧神話の世界であるミッドガルドを旅することになる。「God of War」のサーガにとって,「第二期」が幕を開けるというわけだ。

ゴッド・オブ・ウォー


ミッドガルドを中心に描かれる新しい世界


 「God of War」の舞台となるのは,北欧神話で描かれている9つのレルム(世界)。その中央に位置するミッドガルドが軸になるようだ。おそらくアースガルズやウートガルズといったエリアも訪れることになるだろう。Barlog氏は「新しいサーガでは,なるべくすべての地域を異なる環境として描きたい」と語っていた。
 また,最新トレイラーにはギリシャもしくはミケーネ文明風の壺が登場するが,Barlog氏が「世界中の神話は1つにつながっていた」という意味深な発言をしていたのも気になるところ。アクション全開だった従来のシリーズ作品とは異なり,そうした世界の秘密を知る機会になりそうだ。
 隠し部屋のようなエリアも存在するとのことで,ゲームのテンポもこれまでとは異なることが予想される。

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 最新トレイラーに登場するドワーフは,ミッドガルドの住人でもある「ブロック」(Brokk)と「シンドリ」(Sindri)という兄弟で,何らかの理由で犬猿の仲になっているという。ちなみに,雷神トールの鎚「ムジョルニア」を作ったとされる北欧神話の登場キャラクターと同名である。

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 英語音声では「World Serpent」と呼ばれていた巨大な蛇のモンスターも,ミッドガルドに収まり切れないほどの体躯を誇り,そのトグロで大陸を囲ったと言われる「ヨルムンガンド」あたりが由来だろうか。

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 さらにBarlog氏によると,「アトレウスの母は誰なのか」「なぜアトレウスという名前が付けられたのか」という点も重要な意味を持っているとのこと。アトレウスもギリシア神話に登場する名前だが,ゲームではどれだけ神話がアレンジされるのかに注目しつつ,ストーリーを想像してみるのもいいだろう。


アトレウスの存在


 2005年の第1作ではクレイトスが“戦の神”だったアレスを倒し,その称号を手にした。そんな“忌々しい神の血”を受け継いだ息子アトレウスとは疎遠になっていたという状況があってか,トレイラーでは「僕の血が忌々しいと言ってたけど」「真実が知りたいだって?」といった会話が交わされている。父と子にしては,どこかぎこちない関係という印象だ。

 しかし,アトレウスは北欧で育っているのでルーン文字を読むことができ,クレイトスにとって欠かせないガイド役も担っているというのは面白い。もちろん,クレイトスはアトレウスの父であり,保護者であることを自覚しており,その命を賭けて我が子を守り抜く物語になることが想像できる。

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 もっとも,Barlog氏は「保護者ミッションではない」と強調している。アトレウスには行動を指示することが可能で,弓矢を使って戦ってくれる。当然ながら,敵もアトレウスの存在に反応して,攻撃を加えようとするようだ。
 しかし,クレイトスが戦う動機はアトレウスを守ることのみではない。「思いどおりに動かないアトレウスを守ろうとしたせいでキルされてしまったら,プレイヤーはその不満をアトレウスというキャラクターにぶつけるかもしれません。我々はプレイヤーにアトレウスを嫌ってほしくないと思っています」というのが,開発チームのデザイン方針だそうだ。

 そのために「アトレウスをどのように扱っているのか」は明言してくれなかったものの,いわゆる「コンパニオンキャラクター」に近い存在になると思われる。ダメージを受けても完全にキルされることはなく,周囲の脅威がクレイトスによって排除されるまでは,ノックアウトされた状態で待機するといった仕組みになるのではないだろうか。


よりパーソナルなストーリーに


 ゲームプレイ映像を収めたトレイラーを見て気づいた人は多いだろうが,クレイトスの姿を頭のてっぺんからつま先まで確認できた従来のシリーズ作品とは異なり,最新作ではクレイトスの真後ろにカメラを設置したかのような,肩越しのアングルが採用されている。 その経緯について「最初に肩越しのカメラアングルにしようと言い出したのは私ですが,それに反対していたテクニカルアーティストが想像以上の至近距離にカメラを設置したデモを持ってきたのです。そのとき,キャラクターに対してよりパーソナルになれることを感じ取り,今まで誰もやってこなかったけど『やろう』と決めました」とBarlog氏は語っている。

 「パーソナルなストーリーテリング」という話題として付け加えておくと,「God of War」では役者の演技や表情のモーション,ボイスアクティングをすべて同時にアニメーションとして取り込む「パフォーマンス・キャプチャー」という手法が採用されている。
 しかし,本作のさらに驚くべきところは,映像制作手法で言う「カットシーン」が存在せず,ゲームの始めから終わりまですべてが「1つのつながったシーン」として処理されているという点だ。

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 にわかに信じ難いことだが,それぞれのシネマティックスとゲームプレイはモーフィングのようにスムーズに移行する。シネマティックスには前述のパフォーマンス・キャプチャーが採用されているが,そこではキャラクターのセリフに合わせて複数のカメラによるカットが入るのではなく,常にカメラが流れるように動きながらキャラクターを追っていく。
 最新トレイラーは複数の場面によって構成されているので分かりにくいが,E3 2016に合わせて公開されたトレイラーであれば,そのあたりの演出が理解できると思う。


 なお,キャラクターを演じる役者にとって「God of War」の収録は,相当なプレッシャーだったらしく,長いシーンでは4分を超える演技をこなさなければならなかったという。しかも,アトレウスは9歳の子役が演じているというのだから,さらに驚かされる。

 最新トレイラーには戦闘シーンも収録されているが,クレイトスの斧にカラフルなジェムが組み込まれていたことに気づいたことだろう。このジェムの組み合わせによって,武器の能力が変化していくことを,Barlog氏がほのめかしていた。なお,ジェムはそれほど多く存在しないようだが,余ったものはアトレウスの弓にも組み込めるとのことだ。

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 「God of War」の発売は2018年初頭が予定されており,PlayStation 4およびPlayStation 4 Proに対応する。現世代のプラットフォーム向けには初のシリーズ作品となるだけに,そのリリースを心待ちにしたい。

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