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[TGS 2015]アニメ化も発表された「逆転裁判6」のスペシャルステージをレポート。ゲームの内容を開発陣が詳しく解説
「逆転裁判6」公式サイト
ステージには,プロデューサー江城元秀氏とディレクターの山﨑 剛氏が出演し,本作の内容について解説した。
シリーズ最新作にして,舞台はついに海外へ移った。これまで多くの裁判で被告を無罪に導いてきた主人公,「なるほどくん」こと成歩堂龍一は,ついに国内では無敵の強さを誇る弁護士に成長していた。そんな彼が,異国の地「クライン王国」で,ひょんなことから弁護を引き受けることになるのだ。
クライン王国では「霊媒」が信じられており,姫君であり巫女でもある女性「レイファ・パドマ・クライン」は,被害者が死の直前に見たものを霊媒として映し出せる力を持っている。そのため,起訴されたら最後,有罪は間違いなしであり,この国の法廷は「あきらめの法廷」とも呼ばれているのだ。
そんな裁判なので,法廷に弁護士などは必要なく,被告人でさえ弁護士を信じていない。こうした日本とはまったく違う現場で,なるほどくんがどんな弁護を見せるのかが見どころの一つとなっている。
見習い僧侶のボクトが,国の秘宝の盗難と警備員の殺害容疑をかけられ,レイファの「御魂の託宣」による有罪が決定してしまいそうになるところに,なるほどくんが弁護を買って出るという様子が描かれていた。霊媒ビジョンには被害者の視覚による映像の他にも,聴覚,嗅覚など複数の感覚で感じたものが表示されるので,この映像を送ったり戻したりすることで,その中にある感覚のムジュンを探し出し,被告を無罪に導くのだ。
法廷にはこれまで見たことがあるような顔ぶれも並んでいるが,ここは異国の地であり,もちろん別人で,味方は一人もいない圧倒的な不利な状況にある。そんな中で勝ち取る逆転無罪は,これまでより一層大きな爽快感をもたらすだろう。
最後に江城氏は「新しい逆転裁判の爽快感を,本作でぜひ楽しんでほしい。アニメと共に,早くお届けできるようがんばります」とコメントし,ステージは終了した。
なお,このステージ終了後,このTGS 2015のために特別に制作された「特別法廷」の映像が流された。カプコンから逆転裁判6の企画メモが盗まれるという事件が発生し,なるほどくんにその容疑がかかるというものだが,それ以上の内容はヒミツということで。TGS 2015の一般公開日となる19日11:40と,20日15:00にも同ステージが行われ,この特別法廷の映像も流される予定なので,気になる人はぜひカプコンブースに足を運んでほしい。
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