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[gamescom]「Deus Ex: Mankind Divided」の開発者にインタビュー。ステルス,コンバット,ソーシャル,ハッキングの4要素で柔軟なゲームプレイが可能
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印刷2015/08/07 19:52

インタビュー

[gamescom]「Deus Ex: Mankind Divided」の開発者にインタビュー。ステルス,コンバット,ソーシャル,ハッキングの4要素で柔軟なゲームプレイが可能

 サイバーパンクな世界感が光るアクションシリーズ最新作「Deus Ex: Mankind Divided」PC/PS4/Xbox One)。gamescom 2015にて,本作を開発するEidos Montrealのプロデューサー,Oliver Proulx氏と,ゲームプレイ・ディレクターのPatrick Fortier氏の2人にインタビューする機会を得た。

 Proulx氏とFortier氏は,共にEidos Montrealに長く在籍しており,前作「Deus Ex: Human Revolution」(以下,Human Revolution)を含む様々なプロジェクトに参加してきたという。本作はシングルキャンペーン専用のストーリーを重視するタイプのゲームなので,まだストーリーなど細かい部分までは明かせないようだったが,質問に真摯に答えてくれる2人からは,情熱を持って開発にうち込んでいる様子が感じられた。

今回のインタビューに対応してくれた,プロデューサーのOliver Proulx氏(左)と,ゲームプレイを担当するデザイナーであるPatrick Fortier氏(右)

4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。
 本作では,オーグメンテーションに対する偏見が助長される中,これまでの機械的な人体改造から,ナノテクノロジーを使った人体改造への変動期を迎えていますよね。

Oliver Proulx(以下,Proulx氏)
 アダムの皮膚の硬質化や,腕から伸びるブレードなどですね。

4Gamer:
 ええ。前作のエンディングからは2年ほどの期間が過ぎているようですが,どのような経緯でこうしたナノテクノロジーによる人体改造技術が始まったという設定になっているのでしょう?

Patrick Fortier(以下,Fortier氏):
 ゲーム中のストーリーで語られるまで秘密にしておきたい部分なので,今お話できるところをお伝えすると,まず本作では,前作同様に,すべてのオーグメンテーションはすでにアダムの体の中に備わっているという設定になっています。そして,彼の脳波がオーグメンテ―ションに適応することで,新しい機能がアンロックされていきます。その中で,アダム自身も知らないオーグメンテーションが体内に備わっていることに気付くわけですが,その謎を解き明かすのも,本作のストーリーで重要な部分になっています。

4Gamer:
 その謎というのは,2000年に発売されたオリジナル作品「Deus Ex」につながっていくことになるのでしょうか。

Proulx氏:
 シリーズをご存じの方であれば,その一連の流れを予期していただけるとは思いますが,本作は前作から2年ほどしか経過していません(※)。ですから,本作が2つの物語の架け橋となるというわけではないです。もちろん,シリーズのファンであれば,ストーリーだけでなく,特定の人物やプロジェクトの名称に未来へのヒントが混じっているのに気付いてもらえるかと思います。

※オリジナルのDeus Exの舞台は2052年,Human Revolutionは2027年。Deus Exでは,イルミナティが裏社会を操るディストピアが描かれていた。

デウスエクス マンカインド・ディバイデッド

4Gamer:
 Human Revolutionはマルチエンディングが採用されていましたが,本作はどのエンディングの続きが描かれるのでしょう?

Proulx氏:
 前作は4つのエンディングがありましたが,それぞれを混合したものになっています。プレイヤーそれぞれの意思で決定したエンディングではありますが,それ以外のことが起こっていなかったわけではないという解釈です。

4Gamer:
 エンディング後の話ということは,アダムが前作で使用可能になったオーグメンテーションは,ゲーム序盤でアンロックされていたりするんですか?

Fortier氏:
 いえ,設定上,アダムは一から学び直さなければならない状態にあります。ゲームデザインからみても,最初から強力な状態でゲームを開始するのはムリがありますし。

デウスエクス マンカインド・ディバイデッド

4Gamer:
 Deus Exシリーズは,ステルスと戦闘の良好なバランスと,自由度の高いゲームプレイで知られていますが,本作でもそれは健在なのでしょうか。

Proulx氏:
 本作では,ステルス,コンバット,ソーシャル,そしてハッキングという4つの要素をしっかり煮詰め,プレイヤーのスタイルに柔軟に適応できるゲームシステムを採用しています。例えばドアにセキュリティがかかっていても,ロケットランチャーやグレネードがあれば破壊して進めますし,箱を繰り返し投げつけるだけでも微量のダメージを与えられ,いつかは破壊できてしまいます。
 また,人をなるべく殺したくないというプレイヤーなら,難度は高くなりますが最後までステルスやネゴシエーションを駆使して進めることが可能です。逆に,通りを歩く一般人を襲うこともできますが,お尋ね者になるのでプレイのハードルは上がるでしょう。

デウスエクス マンカインド・ディバイデッド

4Gamer:
 Human Revolutionでは,「オーグメンテーション黄金時代」を象徴するかのようなゴールドを基調にした華やかなパレットが多用され,キャラクターの衣装も優雅なデザインが多かったように思えます。その黄金時代が終焉を迎えた本作では,そうした社会的な風潮はアートディレクションに反映されているのでしょうか?

Proulx氏:
 よくお気づきになりましたね。本作では,オーグメンテ―ションで人類史上類まれなる発展を遂げるという夢が挫折してしまいました。そのため,隔離された人体改造者が集まるスラムのような場所が発生し,それを反映するようなくすんだ基調のパレットで世界が表現されています。華やかだった頃の名残りのような場所も残されていますが,プラハの住民の衣装も,曲線ではなく角ばった雰囲気のデザインが用いられていることが,これまでに公開されているトレイラーなどから分かるかと思います。

4Gamer:
 社会的に後退してしまっているわけですね。

Fortier氏:
 開発チームでは,本作の状況を「Corporate Feudalism(企業封建社会)」と呼んでいます。いくつかの巨大企業や組織が野心を燃やして活動し始めたという設定ですね。



4Gamer:
 本作は最新世代機に対応していますが,トレイラーなどからはグラフィックスの進化も感じられますね。

Proulx氏:
 対応プラットフォームを絞ることで,ゲームエンジンであるDawn Engineを最大限に生かせていると思います。トレイラーを見ても,細かいワイヤーから遠くのスカイラインに至るまで,細かく描かれているのが分かるでしょう。また,パフォーマンスキャプチャーの採用によって,役者の表情と演技,それからボイスデータを一気に取り込めるようになり,リアリティも格段に向上しています。ファンの皆さんの声もしっかりと取り込んで進化しているので,発売を期待して待ってもらいたいです。

デウスエクス マンカインド・ディバイデッド

「Deus Ex: Mankind Divided」公式サイト

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