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「Vainglory」が“スマホでコアゲーム”にこだわる理由とは。最新テクノロジーを貪欲に追求する開発/運営スタンスを聞いた
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印刷2017/12/21 19:18

インタビュー

「Vainglory」が“スマホでコアゲーム”にこだわる理由とは。最新テクノロジーを貪欲に追求する開発/運営スタンスを聞いた

画像集#005のサムネイル/「Vainglory」が“スマホでコアゲーム”にこだわる理由とは。最新テクノロジーを貪欲に追求する開発/運営スタンスを聞いた
 Super Evil Megacorpのスマートフォン向けMOBA「Vainglory」iOS / Android)で,“5V5”(5対5)のゲームモードが2018年2月に実装される。

 Vaingloryは2015年10月のサービス開始時より,3対3のゲームモードがメインコンテンツに据えられていたが,昨今のテクノロジーの向上などにより5V5を実現できたという。このアップデートによりVaingloryは,(スマホ向けアプリでありながら)PC向けの一般的なMOBAと同様の規模感,戦術で対戦を楽しめるようになる。

 今回は,Super Evil MegacorpでGlobal Publishing General Managerを務めるTaewon Yun氏に,5V5の導入経緯や,スマホの最新テクノロジーを追求するスタンスなどを聞いてみた。5対5のゲームモードに関しては,世界大会「Razer Vainglory World Championship 2017」の取材記事で紹介しているので,未読のかたは「こちら」にも目を通していただければ幸いだ。

画像集#004のサムネイル/「Vainglory」が“スマホでコアゲーム”にこだわる理由とは。最新テクノロジーを貪欲に追求する開発/運営スタンスを聞いた

スマホ向けMOBA「Vainglory」で5対5のゲームモードが2018年2月に実装。トッププレイヤーがしのぎを削った世界大会の模様と合わせてレポート



この1年でスマホでもe-Sportsを楽しめることが浸透


4Gamer:
 本日はよろしくお願いします。
 「Razer 2017 Vainglory World Championship」は,前回から1年ぶりの世界大会となります。この1年間で,Vaingloryを取り巻くe-Sports環境に,大きな変化などはありましたか?

Super Evil Megacorp, Taewon Yun氏(以下,テウォン氏):
Super Evil Megacorp
Global Publishing General Manager, Taewon Yun氏
画像集#001のサムネイル/「Vainglory」が“スマホでコアゲーム”にこだわる理由とは。最新テクノロジーを貪欲に追求する開発/運営スタンスを聞いた
 我々が想像していた以上に変化しています。
 私は日々,世界中の国々を回ってVaingloryの魅力を伝えているのですが,去年の今頃は「本当にスマホアプリでe-Sportsを実現できるの?」と懐疑的な声が多かったんです。それが最近では,すんなりと受け入れられることが増えてきましたね。
 Vaingloryではゲームバランスに裏付けされた競技レベルの高さなど,“e-Sports”を名乗るに相応しいタイトルを目標にしており,それがようやく外部にも認められてきた手応えを感じています。

4Gamer:
 そういった手応えの変化は,具体的な成果に結びつき始めているのでしょうか。

テウォン氏:
 象徴的な例といえるのが,コカ・コーラ社が今回の世界大会に協賛してくれていることです。つまり,ワールドワイドで最も強力なブランドのひとつであるメーカーが,スマホのe-Sportsに関心を寄せてくれているわけです。そのお陰で,映画館での観戦イベントを世界8か所で同時開催することができました。

4Gamer:
 そうだったんですね。今から1年後にVaingloryの世界大会が再び開催されるとき,どのような状況になっているのか楽しみです。

テウォン氏:
 ひとつ確実に言えることは,5V5(5対5)の導入でゲームがより奥深くなることです。競技性も高まり,世界各地で行われるリーグ戦や世界大会などは,今年以上に盛り上がると期待しています。

画像集#006のサムネイル/「Vainglory」が“スマホでコアゲーム”にこだわる理由とは。最新テクノロジーを貪欲に追求する開発/運営スタンスを聞いた


5V5の導入でスマホ向けアプリでありながらPC向けMOBAと同等の競技性を実現


4Gamer:
 その5V5に関してですが,どのような経緯で導入されるのでしょうか。

テウォン氏:
 実はSuper Evil Megacorpとしては,もっと前から5V5を実現できる開発力があったんです。しかし当時は,対応できるスペックのスマホ端末が少なく,実装を見送っていました。
 最近になってスマホのスペックが急速に向上し,それがゲーマーにも浸透してきたので実装することになったわけです。

4Gamer:
 なるほど。

テウォン氏:
 もちろん,スマホのスペック向上を待っているあいだも最新テクノロジーを研究しており,最高120fpsでVaingloryを遊べるようにもなります。結果的に,このタイミングで5V5を実装できて良かったと思いますね。

4Gamer:
 Vaingloryはサービス開始当初から,スマホ向けアプリだからといってカジュアルなゲーム内容にはしていませんでした。そういったVaingloryが5V5を導入することで,いよいよPC向けMOBAに近付いたと感じます。

テウォン氏:
 弊社ではVaingloryのゲームエンジンを自社で開発しており,テクノロジーに対しても敏感です。その経験を踏まえたうえで,スマホでもPC向けMOBAに負けないものを実現できると確信していました。また,もし技術的に可能であれば,それを求めるプレイヤーの声が挙がるであろうことも同様に確信していました。

4Gamer:
 たとえスペックが追いついても,たとえば画面サイズやタッチ操作などの差は埋めるのが難しいと思います。スマホ向けに遊びやすく最適化したスマホMOBAという選択肢はなかったのでしょうか?

テウォン氏:
 困ったことにSuper Evil Megacorpという会社は,社員の大半がコアゲーマーなんですよ(笑)。あの面白さを極力そのままで,そして,PCのコアゲーマーでも満足できるように,スマホで遊べるようにしたいという想いがとても強かったんです。

4Gamer:
 皆さんを見ていると,なんとなく分かる気がします(笑)。
 次に,5V5用の新マップ“女王の台地”(英語名:Sovereign's Rise)に関してですが,面積が広く,1ゲームあたりのプレイ時間がどれだけの長さになるのか気になりました。

テウォン氏:
 最終的には,平均で20〜25分前後にしたいですね。現在社内で行っているテストプレイでは約25分程度なので,もう少し短くするために調整を進めています。

4Gamer:
 意外と,現在の3V3とそれほど大きく違わないんですね。

テウォン氏:
 ええ。マップが広くなっているのにプレイ時間が大きく変わらないということは,従来の3V3と比べて,ゲームプレイの密度が濃くなることを意味しています。プレイヤーにとってひとつひとつの選択がより大きな意味を持つようになり,PC向けMOBAの経験者でも新鮮に遊べますよ。

4Gamer:
 5V5が実装されることで,ほかのPC向けMOBAのプロチームやコミュニティもVaingloryに関心を寄せそうですね。

テウォン氏:
 おっしゃるとおりPC向けMOBAとの親和性が高くなるのは大歓迎ですね。Vaingloryはスマホ向けアプリなので,PC向けMOBAをまったく知らないような人でも,トッププレイヤーとして活躍しています。そのうえで,PC向けMOBAのファンに向けてもアプローチできるのは,Vaingloryにとって大きな強みになるでしょう。

画像集#002のサムネイル/「Vainglory」が“スマホでコアゲーム”にこだわる理由とは。最新テクノロジーを貪欲に追求する開発/運営スタンスを聞いた


スマホでコアゲームを実現するべく最新テクノロジーを追求


4Gamer:
 Super Evil Megacorpは最新テクノロジーの追求を常に行っていますよね。今回の世界大会では120fpsへの対応も発表されましたが,これには驚かされました。

テウォン氏:
 たとえばカジュアルなゲーマーで,60fpsと120fpsの違いを気にする人なんていませんよね。しかしPCのコアゲーマーにとって,それは決定的といえるほどの違いがあります。
 VaingloryではPC向けMOBAと同レベルの体験を,スマホ上で楽しめることを目標にしています。であれば,フレームレートにもこだわるのは当然でしょう。

4Gamer:
 現在,リフレッシュレート120Hzに対応している端末は,iPad ProやRazer Phone,AQUOS Rなどがありますが,決して多くないですよね。

テウォン氏:
 確かにそうですが,最新技術にいちはやく対応すること自体に大きな意義があります。
 弊社はVaingloryでMetal(AppleのグラフィックスAPI)に真っ先に対応したことから,Appleの技術者とも懇意にしており,iPad ProでProMotionテクノロジーが発表されるときには「Vaingloryならきっと対応してくれるよね?」と言ってくれました。
 また,弊社の開発スタンスにRazerが共感してくれたことで,「Razer 2017 Vainglory World Championshi」のメインスポンサーに名乗り出てくれた経緯があります。

4Gamer:
Vaingloryでは2017年8月にSamsung DeXへの対応が発表されている(※関連記事
画像集#008のサムネイル/「Vainglory」が“スマホでコアゲーム”にこだわる理由とは。最新テクノロジーを貪欲に追求する開発/運営スタンスを聞いた
 そのほかにもVaingloryでは,ChromebookやSamsung DeXへの対応も行われていますね。

テウォン氏:
 それらを開発しているGoogleやSamsungのスタッフは,モバイル端末だからといってPCよりも機能を縮小せずに,むしろデスクトップPCに取って代わるという野心を持っています。今後も,そういったアグレッシブな会社とは積極的に協力していきたいですね。

4Gamer:
 将来的にどういったスタイルでVaingloryを遊ぶようになるのか,楽しみになってきます。

テウォン氏:
 そうですね……。たとえばですが,現在のSamsung DeXではスマホをDeX Station(ドック)に差し込んで接続を行いますが,これをワイヤレスで行えるようになるかもしれません。スマホでVaingloryを遊びながら,友達が来たらリビングルームに移動して,その画面を大型ディスプレイに映し出して一緒に観戦できたらきっと素敵ですよね?

4Gamer:
 Super Evil Megacorpの方がおっしゃると,夢物語のようには聞こえないですね。それでは最後に,Vaingloryにおける今後の目標をお聞かせください。

テウォン氏:
 第一の目標は,繰り返しになりますが,PCのコアゲーマーでも満足できるゲーム体験をスマホ上で実現することです。そのうえで,Vaingloryのブランドを育てていきたいという目標があります。
 たとえば映画「スター・ウォーズ」や,自分が過去に在籍していたBlizzard Entertainmentの「Warcraft」「StarCraft」シリーズのように,世界中の人々に愛されるブランドしたいですね。

 それともうひとつ,e-Sportsの活動を継続的に行うための環境作りにも携わりたいです。たとえばワールドワイドで活躍するようなトッププレイヤーがVaingloryで生計を立てられ,また,引退後も業界内で働けるようにしたいですね。そのためにも,5V5のゲームモードを世界中で盛り上げたいです。2018年2月の実装を心待ちにしてください。

4Gamer:
 本日はありがとうございました。
 
 

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