■「ソリティ馬」
ゲームフリークのスマートフォン向けソリティア競馬ゲーム「ソリティ馬」(iOS / Android)は,ソリティアと競馬ゲームが融合した,ソリティア競馬ゲームとしか説明しようのないタイトルだ。プレイヤーは騎手となって馬を操り(ソリティアをプレイし),競走馬の育成/繁殖を行いながら,すべてのG1レースの制覇を目指すことになる。
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例えば,レースのスタート時に挑戦する「スタートソリティア」では,「S / T / A / R / T / !」のいずれかの文字を取るのが早いほど良いスタートが切れるのだが,文字に書かれたLvが低いと,効果的な気合ゾーンに突入できず,レース序盤に十分な気合が溜めにくくなってしまう。かといってLvの高い文字を取ろうと熟考すると,スタートダッシュが目に見えて遅れてしまうというわけだ。なおレース中のソリティアでは,直前の気合ゾーンのLvやコーナーのイン/アウトなど,馬の状況によって難度が変化するようになっているし,馬の「脚質」や「特性」によっても,ソリティアの最適な解き方や有利なポジショニングが変わってくる。一見するとシンプルだが,プレイヤーが介入できる要素がとにかくふんだんに盛り込まれているのがソリティ馬というゲームなのだ。
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ゆるっとした見た目に反して,ゲームの内容は結構複雑だったりするのだが,プレイに必要な知識は,実戦形式で丁寧に解説される。とりあえず,ソリティアが嫌いじゃなければ,競馬を一切知らない人でも確実に“遊べる”ゲームに仕上がっているので,ちょっとした空き時間を利用して,ぜひ一度プレイしてみてほしい。タッチ操作に特化した快適なインタフェースや,ポーカーのルールを適用した血統要素,スマホ版ならではのオンライン要素(拡張性)といった長所もあるので,3DS版を遊び倒したという人にもオススメだ。
■「幻塔戦記 グリフォン」
「幻塔戦記 グリフォン」(iOS / Android)は,ファンタジー世界を舞台にしたMOタイプの横スクロール型アクションRPGだ。スマホ向けゲームならではの気軽さと,PC向けオンラインゲームの“濃さ”を兼ね備えているタイトルなので,ネトゲプレイヤーの多い4Gamer読者との相性はなかなか良いのではないだろうか。
ハック&スラッシュ的なゲーム展開や自由度の高いキャラメイクなど,注目すべき要素は多いのだが,中でも興味深いのは,最大4人での協力プレイと,ギルド同士の対人戦「ギルド対戦」だ。いずれのマルチプレイもリアルタイムで進行するので,一般的なソーシャルゲームとは“熱さ”が違う。スマホ向けの本格的なオンラインゲームを探しているという人に対して,本作はかなりオススメできるタイトルだ。
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■「サモンズボード」
4Gamerでも攻略記事やモンスターデータベースを掲載している,ガンホー・オンライン・エンターテイメントのスマホ向けアプリ「サモンズボード」(iOS / Android)は,ボードゲームとRPGが融合したユニークなタイトルだ。16マスの召喚盤を舞台に,移動できる方向が決まっているモンスターを操作して敵を倒すという「将棋風のRPG」とでもいうべき内容で,実際に遊んでみるとこれが相当面白い。ゲームが進むほどチーム編成の重要性が増してくるので,モンスターの入手/育成にも自然と力が入ってくる。
ガンホーのスマホアプリというと,「パズル&ドラゴンズ」や「ディバインゲート」が目立っている印象を受けるが,ゲームの面白さとやり込み要素では,本作も決して負けてはいない。ほかの作品ほど忙しいゲームではないので,まだ未プレイの人は,この年末年始にぜひ一度試してみてほしい。
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■テラバトル
ミストウォーカーコーポレーションが開発した「TERRA BATTLE」(iOS / Android)は,ファイナルファンタジーシリーズなどの制作に携わった坂口博信氏と,同シリーズをはじめさまざまな作品の音楽を手がけた植松伸夫氏が制作に関わる“挟撃バトルRPG”。碁盤の目状のマップに配された味方キャラを自由に動かしたり,位置を入れ替えたりして敵キャラを挟むことで攻撃を行う。キャラ同士の位置関係により「連鎖」が発動したり,武器ジャンル(剣,槍,弓,杖)や属性(炎,氷,稲妻,闇,回復,ST)による相性が存在したりと,かなり奥深いバトルが楽しめる。
ステータスや習得スキルなどが異なる各キャラは,レベルアップやジョブチェンジを行うことでどんどん強くなる。手持ちのキャラを育てていけば,有料ガチャを回さなくても十分楽しめる,本格的かつ良心的なタイトルといえるだろう。ソーシャルゲームというよりも,“坂口作品”と呼ぶに相応しいRPGに仕上がっているので,スマホ向けゲームを敬遠している人も,ぜひ試してみてほしい。
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■「Wizardry Schema」
「Wizardry Schema」は,名作RPG「Wizardry」の世界観をベースにした,シリーズ初の“ダンジョン探索型ログRPG”だ。プレイヤーは,キャラクターの装備を整えパーティを編成し,ダンジョンでの行動指針を設定するだけで冒険(ダンジョンの探索/モンスターとの戦闘/財宝の収集/キャラクターの育成)が楽しめる。あのWizardryが,スマホアプリでお馴染みの“放置系RPG”になったと考えれば分かりやすいだろうか。
基本的に,冒険の準備をしたらあとは“待つ”だけのゲームなのだが,ちょっとしたミスが全滅につながる難度や,シリーズへのオマージュに満ちたシナリオ/アイテムなどが盛り込まれており,Wizardryファンならついつい定期的に遊びたくなってしまう。
「こんなのWizardryじゃない!」なんていう人も当然いるだろうが,Wizardryと放置系RPGの相性は思いのほか悪くないように思える。ジャンルの性質上,隙間時間で気軽にプレイできるタイトルなので,興味のある人は一度試してみよう。
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