連載
ゾンビたちとの駆け引きが熱い。スマートフォン向けアクション「ペチャンコゾンビ」を紹介する「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」第396回
スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが,「じゃあ,どれが面白いの?」「そもそも,数が多すぎて好みのタイトルが探せない!」と思っている人も少なくないはず。 そんな問題を解決すべく,スタートした連載が「(ほぼ)日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで,スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして(ほぼ)毎日お届けする。
ゾンビものが大好きな筆者だが,本日の連載で紹介する「ペチャンコゾンビ」(iOS / Android)も,そんなゾンビゲームのひとつ。歩いてくるゾンビたちを,巨大なプレス機でひたすら潰していくという内容だ。何ともグロい雰囲気だが,グラフィックスや演出はコミカルなので,誰でも楽しめるだろう。
iOS版「ペチャンコゾンビ」ダウンロードページ
Android版「ペチャンコゾンビ」ダウンロードページ
プレイヤーが操作することとなるプレス機は,画面左に表示されている。ゾンビたちは,画面右から左へと移動してくるので,このプレス機を利用して,できるだけ多くのゾンビたちを潰していくのだ。
なお,プレス機には数字が振られており,ゾンビを見逃してしまうたびにこの数字が1つずつ減っていく同時にゾンビを潰すプレス機の重り(?)部分の幅が狭まり,難度が上昇するので注意しよう。「1」の状態でゾンビを見逃してしまうとゲームオーバーとなる。
ゾンビたちはまっすぐ歩いてくるわけではなく,一定距離を進んで急停止したり,行ったり来たりを繰り返しながらやってきたりと,動き方にバリエーションがある。「プレス機の前に来た!」と思って作動させたら急停止でかわされ,その後プレスが上がっているあいだにそしらぬ顔で逃げられる……という状況はざらに発生するのだ。
ゾンビたちが画面に登場してから,プレス機の位置に来るまで多少の時間があるので,そのあいだにこのゾンビがどういったフェイントをかけてくるかを素早く判断し,個々に対応していくことが重要となる。
なお,ゾンビは一度のプレスで潰すことはできず,合計で3回プレスが必要となる。プレスするたびにゾンビは小さくなるので,さらに慎重な狙いが大切だ。ただし,プレスのど真ん中でゾンビを潰せれば「クリティカル」となり,一撃で倒すことが可能。余裕があるときはぜひ狙っていこう。
たとえゾンビを見逃してしまい,プレス機の大きさが小さくなってしまったとしても,ゲーム中にときおり出現する「P」と書かれた玉をプレスできれば回復する。とくに数字が1のときはゾンビを潰すのがかなりシビアなので,ぜひとも獲得したいところ。ただし,P玉に夢中になり,その結果ゾンビを見逃す……なんて事態にならないように。
ゲームオーバー時には,潰したゾンビやクリティカルの数によってスコアが算出される。スコアによって決まるさまざまな称号は,いずれもクスリと来るものばかりだ。
ゾンビがフェイントを仕掛けてきたり,3回潰さないと倒せなかったりと,ゲームに適度な緊張感があるのが好印象。ゾンビが多数押し寄せてきたときは「早くプレス上がってくれー!」と思わず心の中で叫びたくなるほどだ。操作が簡単で,誰にでも楽しめるゲームに仕上がっているので,ハイスコア目指してゾンビを潰しまくってほしい。
著者紹介:トリスター/目代将規
ゲームやアニメの書籍企画,編集,シナリオライティングや広告制作なども手がける編集プロダクション「トリスター」所属。スマートフォンならではのゲームや,一瞬で遊べてしまうゆるいゲームが大好物。好きなゲームのジャンルはRPGとアドベンチャー。“モンハン”好き。
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(C) 2013 cocolo-bit
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