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スターギャラクシー
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広大な銀河を開拓する,SFブラウザゲーム「スターギャラクシー」のオープンβテストがスタート。ロマンたっぷりの戦艦に搭乗し深宇宙を目指そう
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印刷2013/05/16 00:00

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広大な銀河を開拓する,SFブラウザゲーム「スターギャラクシー」のオープンβテストがスタート。ロマンたっぷりの戦艦に搭乗し深宇宙を目指そう

 スクウェア・エニックスが企画運営を行い,Yahoo!ゲームで展開される“スクエニ×Yahoo! JAPAN”が贈る第4弾タイトル,ブラウザゲーム「スターギャラクシー」のオープンβテストが,2013年5月15日に開始された。

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 本作が始動したのは2012年12月のこと。年末となる12月12日にはクローズドβテストも始まったが,メインコンテンツである「戦争」で不具合が発生するなどし,テストは一時中断となった。のちに不具合は修正され,2013年3月29日に実施された第2回クローズドβテストでは,安定した環境でプレイが可能となっていた。その後,テスターへのアンケートが実施され,今回のオープンβテストでは,さらにさまざまな改修や調整が行われている。

 そんな経緯のあるスターギャラクシーだが,まだゲーム内容などの情報が少ないタイトルだ。そこで,本稿では,オープンβテストの仕様をベースにした本作の基本システムを紹介したいと思う。いったいどのようなゲームなのか,これからプレイするときの手引きとして一読してほしい。

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「スターギャラクシー」公式サイト



スクウェア・エニックス×Yahoo! JAPANが贈る「スターギャラクシー」とは?


 スターギャラクシーは,広大な銀河を舞台とした多人数参加型のオンライン戦略ゲームだ。「戦国IXA」から始まったスクウェア・エニックス×Yahoo! JAPAN共同による最新作ということもあり,注目のタイトルと言えるだろう。

 プレイヤーは,自分の拠点に建築物を建てて資源を確保し,兵器を生産する。さらに兵器を率いる士官(カード)を育てて「戦争」での活躍を目指すのだ。負けてもデメリットはなく,スポーツライクに戦争が楽しめるほか,複雑すぎないルールで仲間との協力プレイも可能だ。“宇宙”を舞台に,未開の惑星を切り拓いていく独特の面白さを感じられるのが本作の特徴となっている。

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 そんな本作は,銀河/宇宙といったキーワードが重要となっているが,ストーリーを見ると,ファンタジー色の濃いSFといった感じだろうか。J・P・ホーガンやロバート・A・ハインラインに代表されるサイエンス・フィクションではなく,スターウォーズや銀河英雄伝説といったスペースオペラの方がイメージとしては正しい。本作では,これにスクウェア・エニックスらしいキャラクターの魅力が加味されている。
 実際のところゲーム中では,ストーリーモード的なコンテンツは存在していないが,ミッションの随所にこのキャラクター達が登場し,クリアしていくことで世界観の理解度が深まっていく。

ゲーム開始直後に登場する女性「ミラ」。遙か遠い宇宙の彼方で助けを待っているようだが……
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謎の女の子からの通信も?
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 なお,すべてのミッションはツリー形式で表示され,後々に必要になるミッションのクリア条件が確認できる。これにより,ミッションクリアに向けた計画的な行動が行え,ミッションを受ける前に行動しておくと,複数のミッションを一気にクリアできるだろう。ライバルに差を付けたいなら,拠点の運用法を研究するだけでなく,ミッション達成の効率化も重要になりそうだ。

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 なお,ゲーム内ではオープンβテストから「イグニッションフェーズ」という新たな画面が採用されている。システム関連の話は後述するが,このイグニッションフェーズ画面を見ると,広大な銀河のどこで戦闘が行われているのか,また未開探索の進行状況がどのくらいなのかが一目で分かるようになっている。

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戦争で活躍するための土台となる「コロニー開発」について


 ゲームシステムに関しては「コロニー開発」「士官カードの収集と育成」「戦争」の三つが柱となる。

 コロニー開発パートでは,プレイヤーの本拠地である母星や「惑星探索」で発見した領地に施設を建てて,資源を生産していく。資源は,電気/ガス/金属/食料の4種類。それぞれに対応したプラントを建設し,増築したりレベルアップさせたりすると,時間当たりの入手資源が上昇する仕組みだ。資源が溜まったら,戦争で使う機動兵器/対空車両兵器/航空兵器を製造していくことになる。
 なお,自分以外のプレイヤーの本拠地を「訪問」することもでき,生産施設をクリックすると自分と相手の両方に少しずつ資源が入手できるという,ソーシャルゲーム的な要素もあったりする。

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 プレイヤーは別の惑星に士官を派遣する「惑星探索」を行うことで,資源やゲーム内通貨(エデン),派遣した士官への経験値も入手できる。派遣している士官は戦争に出せないというデメリットはあるが,“探索度”を溜めると新しい領地が発見できることもあるので,疎かにできない要素である。
 なお探索できる範囲は,「イグニッションフェーズ」で確認できる探索可能範囲(フェーズ)までとなる。戦争で「イグニッションポイント」を獲得することでこのフェーズは広がっていく。

 惑星探索中は,リアル時間で数時間掛かるのだが,その途中でアクシデントに遭遇することもある。アクシデントに対応すると報酬が増えることもあり,できるだけ即座に対応したいが,そんなに長時間画面を見ているわけにもいかない……。
 そんな時に役立つのが,オプションで設定できる“副官ボイス”のON/OFFである。これは,プレイをナビゲートしてくれる4人のキャラクターが,惑星探索や戦争など,さまざまなシチュエーションに対してボイスで状況を知らせてくれるというもの。シチュエーションごとにボイスのON/OFF設定も可能だ。これによって,裏で別の作業をしつつ,副官の一声でゲーム画面を確認すべきタイミングが分かるわけだ。“ながらプレイ”が楽しめるのもブラウザゲームの特徴だが,ありそうでなかった便利な機能だ。

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 ちなみに,深宇宙へと向かうには戦艦の開発が必要不可欠。戦艦はコロニー開発を通じて惑星を発展させることで開発でき,完成した戦艦は惑星探索や戦争で使うことになる。また,メカ好きにはたまらない,戦艦の詳細なビジュアルも確認できる。宇宙探索のロマンは,戦艦の開発から始まるのだ。

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「士官カード」の収集と育成で,自分だけの部隊を作り出そう


 戦争では戦艦に士官を搭乗させて戦う。そのため,強力な士官を集めて育成していくことは,スターギャラクシーにおいて重要な要素かつ,プレイヤーにとっての最大の楽しみにつながる。

 士官カードには,N/R/R+/SR/SR+といった5種類のレアリティが存在していて,SR+がもっともレアなカードになる。カードには,攻撃力/防御力/知力という基本能力と,指揮する兵器の能力をいかに引き出せるかを表した“適正”,そして“スキル”が設定されている。当然レアリティが高い士官は能力が高い。
 これらの士官カードは,主に“ガチャ”で入手でき,ガチャはゲーム内通貨や課金通貨,戦争の報酬として配られるチケットで回すことが可能だ。

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 士官カードは,戦闘や惑星探索で経験値を獲得させるとレベルアップし,攻撃力/防御力/知力の基本能力を,プレイヤーの好きなようにポイントを割り振って伸ばしていける。攻撃力と防御力は,戦闘時の攻防で使う能力で,数値がダイレクトに影響するので重要だが,知力はスキルの発動率に関わる能力で,知力が高いほどスキルを発動しやすくなるなど,これも疎かにはできない。

 また,レベルアップ以外に,「合成」によっても士官カードをパワーアップできる。合成には,ランクアップ合成/スキル強化合成/スキル追加合成という3種類がある。
 ランクアップはレベル20の同ランクのカード同士を合成し,ランクを一つ上げるもので,兵器の適正を伸ばせることが特徴だ。スキル強化はスキルのレベルを上げるために活用するもので,スキルレベルが上がるとスキルの効果が高くなる。スキル追加はその名のとおり,士官にもう一つスキルを追加させる合成方法だ。士官は最大で三つまでスキルを保有できるので,どんなスキルの組み合わせにするのか,試行錯誤しながら行おう。

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 なお,士官カードのレベルアップで,好きなように能力を伸ばせるといっても,基本能力に振れる数値には限りがある。そのため“攻撃も防御もできる最強の1枚”を作ることは不可能だ。攻撃力を高めた士官カード,防御関連のスキルを集めた守りの要,知力を伸ばした軍師役というように,特定の分野に特化したカードを育て,自分だけの部隊を編成することが重要となるのだ。


四つの勢力に分かれて戦う大規模対人戦「戦争」の進め方と醍醐味


 メインコンテンツである戦争は,プレイヤーが四つの勢力に分かれて戦う大規模な対人戦となっている。その目的は,敵勢力の拠点やプレイヤー(士官)が搭乗するユニットを攻撃し,ほかの勢力よりも多く“バトルポイント”を稼ぐことだ。バトルポイントはランク付けされ,より良い成績を収めた勢力とプレイヤーに,豪華な戦争報酬が与えられる。

 戦争は一定期間の周期で行われる予定で,戦争への参加予約が受理されたら,開場→開戦→終戦という一連のフェイズに沿って進行する。

 戦争の舞台となる「宇宙空域」は,四角の広大なフィールドとなっていて,四隅から各勢力が出撃。最初の開場フェイズでは,自軍の出撃からユニットを出撃させ,ノーマルマスを占領しながら足場を固めつつ,チャットを使って勢力ごとに作戦を立てていく。敵軍のエリアは×印で塗りつぶされていて,移動することもできず,そこがどういう状況なのかも分からない。

●戦争フィールドのマスの種類
・ノーマルマス
特別な効果がないマスで,ユニットをマスの上に移動させると占領できる

・制空ポイント
四角形を描くように制空ポイントを占領すると,その内側が「制空権エリア」となる。制空権エリア内では敵勢力の攻撃力,防御力が半減。また,敵襲到着予定がリストに表示されるようになる

・ワープゲート
占領すると,その勢力は本拠地からだけでなくワープゲートからも出撃できるようになる。ユニットがワープゲート上にいる場合,兵器の編成が可能

・本拠地
各勢力に一つずつ割り振られており,本拠地が陥落してしまうとその勢力は最下位になる。本拠地上では,ユニットの出撃と,ユニットの編成が行える。

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 本拠地が陥落してしまうと,それまで「自勢力が獲得してきたバトルポイント」を「陥落させた勢力」に奪われてしまう。しかもそれ以降,勢力の合計バトルポイントが増えなくなってしまうのだ。つまり,自軍の勝利を目指すなら本拠地は死守は絶対条件。ただし,陥落しても戦争は続行でき,個人のバトルポイントを伸ばすことはできる。
 また,ワープゲートも重要なマスだ。本拠地の近くにもワープゲートがあり,そこを占拠されると戦闘はかなり苦しくなる。開場フェーズでの作戦会議では,どの勢力を狙うのか,最初にどこのワープゲートを目指すのかを議論することになるだろう。

 開戦フェーズに突入したら,移動→バトル→占領を繰り返しながら,敵陣へと進攻していく。移動先に敵勢力がいたら戦闘が行われ,敵勢力がいなければNPC兵とのバトルが勃発する。

 バトル自体は自動的に処理が行われ,その結果によってバトルに参加した士官カードのHPと兵器の数が減少する。HPが0になるか,所持兵器数が0になった士官はユニットから降ろされ,最終的にユニットからすべての士官がいなくなってしまうと,そのユニットは“沈没”したことになってフィールドから消えてしまう。こうなると,本拠地やワープゲートから再出撃しなければならず,前線へ到達するまでに移動時間のロスが発生する。

 強力な相手に対して,そうした沈没のリスクを減らすために活用していきたいのが「連携攻撃」だ。同じ勢力のユニットと同じマスに移動することで連携攻撃を行うことができ,これによって連携した人数分の攻撃力が上乗せされた強力な攻撃を繰り出せるという仕組みだ。この連携攻撃は戦争の醍醐味なので,積極的に活用していこう。

画像集#015のサムネイル/広大な銀河を開拓する,SFブラウザゲーム「スターギャラクシー」のオープンβテストがスタート。ロマンたっぷりの戦艦に搭乗し深宇宙を目指そう

 なお,連携攻撃は最大10人まで行えるが,連携基点となる部隊より目標地点までの到着予定時間が遅い場合は連携できない点に注意。チャットで到着時間を確認し,もっとも遅い人を基点にする必要があるわけだ。ほかのタイトルの場合,連携攻撃はギルドや同盟といったコミュニティ単位で制限されることが多いが,スターギャラクシーでは(連携できないような設定もできるが)勢力が同じなら誰でも連携に参加できる。

 連携攻撃が行える攻撃側に対し,防御側は別のプレイヤーとの協力によって対抗することになる。とくに,重要なマスである制空ポイントやワープポイントでは,連携攻撃が行われることも少なくない。「敵襲リスト」(※敵の攻撃が同陣営のプレイヤーにも分かるシステム。制空権内では自分の戦艦が攻撃を受けるであろう時間も確認できる)や1回の戦争中に1回だけ行える「救援要請」を参照し,要所を仲間と協力して守り抜こう。
 ただし,連携攻撃に見せかけた陽動で,実は別の手薄なポイントを狙う作戦もある。単純なルールながら,心理的な駆け引きは奥深いのだ。

 このように,プレイヤーは惑星の開拓から,まだ見ぬ深宇宙の探索,そして総勢2000もの戦艦がぶつかり合う激しい戦争とさまざまなシチュエーションで,銀河を駆け巡ることになる。さらに,宇宙船好きにはたまらない戦艦のフォルムはもちろん,さまざまな士官のグラフィックスも楽しめるだろう。
 今回のオープンβテストの開始に合わせて,公式サイトもリニューアルされ,「スターギャラクシー」の新しい銀河の歴史が始まった。まだ見ぬ深宇宙を目指したい。そんな開拓者魂にあふれた読者は,さっそくオープンβテストに参加してみよう。

「スターギャラクシー」公式サイト

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