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キッズ向けAC「カードで連結!電車でGO!」も登場。注目作揃いのタイトー新製品商談会をレポート
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印刷2012/03/07 14:01

イベント

キッズ向けAC「カードで連結!電車でGO!」も登場。注目作揃いのタイトー新製品商談会をレポート

 2012年3月5日,東京国際フォーラムでタイトーの新製品商談会が行われた。これは,アミューズメントセンター向けの新製品をオペレーター(アミューズメントセンター運営者)に対してアピールするというイベントだ。ビデオゲームを始めとした,4Gamer読者にとっても気になりそうなトピックがいくつかあったので,本稿でお伝えしていこう。


夢の連結が楽しめる「カードで連結!電車でGO!」


画像集#001のサムネイル/キッズ向けAC「カードで連結!電車でGO!」も登場。注目作揃いのタイトー新製品商談会をレポート
 男の子が一度は夢中になるのが電車。そんな電車の楽しさを親しみやすいゲームにしたのが「カードで連結!電車でGO!」(2012年春稼働予定)だ。
 ショッピングセンターや家電量販店などに設置されるキッズ向けのアーケードゲームで,実在の車両を自由に組み合わせて線路を走り,スコアを競うという内容。
 電車の運転には本物の運転台を模したレバーを使うが,操作自体は非常にシンプル。画面の指示どおりに所定の位置にレバーを入れ続けるという方式だ。「ホームの直前で“ブレーキ”の位置にレバーを入れる」など,ゲームの展開と操作が連動しており,分かりやすい操作で電車を運転している気分が味わえる。

 車両は「先頭」「中間」「後部」の3つに分かれてカード化されており,これをゲーム機に読み込ませれば準備完了。カードにはそれぞれ「転換クロスシート」「純電気ブレーキ」など,実在車両の仕様をモチーフとした特殊能力が設定されており,スコアにボーナスが加算される。また,車両の色や機種,用途などを揃えることにより「編成効果」が発動し,スコアを獲得しやすくなるなど,車両編成を楽しむ要素もある。
 「先頭」「中間」「後部」の順番さえ守っていれば組み合わせは自由で,新幹線の先頭車両が山手線の中間車両を引いて走る,というような面白いセッティングも可能だ。

電車の運転台を模したゲーム台。左側のレバーを画面の指示にあわせて前後に入れ,右側レバーについたボタンで警笛を鳴らす
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読み取り口にカードを入れると,画面の中に電車が登場。組み合わせによってさまざまな特殊効果が得られる
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 今回この会場で,本作を手がけたAM事業本部 AM開発統括部 PU1チーフプロデューサーの青木直人氏に話を聞いてみた。

4Gamer:
 「電車でGO!」シリーズとしては久々のアーケード用新作ですが,電車の運転がかなりシンプルになっている印象ですね。

青木直人氏(以下 青木氏):
 はい。お子様に楽しんでいただける電車のゲームを作ろうということで,今回のような形となりました。

4Gamer:
 ターゲットは低年齢層なんですね。「電車でGO!」と言えば,電車運転シミュレーションゲームですが,本作はちょっと違いますね。

青木氏:
 ええ,いわゆるシミュレーターではありません。やはり小さなお子様に,電車の運転を純粋に楽しんでもらいたいので。


都市近郊や古都などさまざまな路線が用意されており,シンプル操作で電車を運転している気分が味わえる
画像集#008のサムネイル/キッズ向けAC「カードで連結!電車でGO!」も登場。注目作揃いのタイトー新製品商談会をレポート 画像集#009のサムネイル/キッズ向けAC「カードで連結!電車でGO!」も登場。注目作揃いのタイトー新製品商談会をレポート

4Gamer:
 たしかにシミュレーターになると,タイミングが厳しかったり,ややこしかったりで,子供向けにはならないですね。ちなみにこの筐体で入手できるカードは第一弾ということですが,何種類くらいあるんですか?

青木氏:
 15車種,55枚ですね。車種ごとに「先頭」「中間」「後部」のカードがあり,さらに10種類のレアカードがあるという形になります。

4Gamer:
 電車はすべて実在のものなんですね。

青木氏:
 そうです。車両の特殊効果などもすべて実際の装備をモチーフとしたものになっていますし,カードの裏面には実際の車両のスペックなども記載されています。電車に興味があるお子様のために,電車の知識が補えるようなものになっています。

4Gamer:
 では,最後にひと言お願いします。

青木氏:
 シリーズ15周年ということで,「電車でGO!」をあらためて知っていただくいい機会と考えています。かつてシリーズを遊んでくれたお父様と次の世代のお子様に,ぜひとも一緒に楽しんでもらいたいと考えています。お子様もカードで知識を蓄えていただいて,さらに電車を好きになってほしいです。

3月10日/11日の「万博鉄道まつり」に出展決定
詳細は「電車でGO!」15周年記念特別ページへ



「ちょいKARA」は気軽に楽しめる新感覚カラオケ


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 今回,会場でとくに注目を集めていたのが「ちょいKARA」だ。一見電話ボックスのようだが,実はカラオケボックスになっている。1曲100円(標準設定)で,受付やワンドリンクといったことを気にすることなく,カラオケが楽しめる。
 ボックスの中には,カラオケボックスに置いてあるのとまったく同じカラオケシステム(機種はアミューズメントセンター側で選べる)が設置されているため,新曲にも対応でき一人での練習にもってこい。思いっきり歌いたいけど,一人でカラオケボックスに行くのも……と腰が引けてしまう人にも最適かもしれない。気になるのは,歌声が外に漏れないかということだが,防音対策は万全を期しているという。
 秋葉原でのテストでは行列もできたという「ちょいKARA」。本稼働は2012年4月が予定されているとのことだ。

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標準設定では1曲100円だが,設定によっては時間制にもできるという。ちなみに,デュエットでも料金は同じだ
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NESiCAxLiveはさらに使いやすくなった


 タイトーのコンテンツ配信システム「NESiCAxLive」は,2012年2月22日に最新バージョンとなる2.00の稼働が始まったばかりだ(関連記事)。
 ゲーム選択画面がさらに使いやすくなり,デモとして対応タイトルの動画が流れるなどアピール度もアップ。アミューズメントセンターで実際に稼働しているのを目にした読者も多いのではないだろうか。

 3月末に配信予定のバージョン2.01では,縦画面でプレイするシューティングゲームなどを,通常の横置き画面に対応させることが可能。当然,画面の大きさは異なるのだが,家庭用ゲーム機のシューティングゲームと同様,ゲームの描画比率はそのままに,空いた空間に壁紙を表示することで,違和感なく縦スクロールシューティングが楽しめるようになっている。

 このほか会場では,配信予定となっている「Crimson Clover for NESiCAxLive」が実際に遊べたほか,落ちものパズルゲーム「マジカルビート」(2012年夏予定),麻雀ゲーム「とってもE麻雀(仮)」(2012年秋予定)と,2本の新作の配信もアナウンスされていた。

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会場では,高速描画液晶パネルと高速I/Oインタフェースでレスポンスがアップした新型筐体「VEWLIX DIA」にて,さまざまな新作ゲームが稼働していた
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パンチングマシン「ソニック ブラスト ヒーローズ’(ダッシュ)(仮称)」は参考出展。1ステージでパンチ1発,クリアできなければそこまでという「ヒーローモード」が搭載される
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画面にボールを投げつける「激投伝説ブロックキング」は2012年7月稼働予定。ブロックでできた海賊や巨大モンスターなどに向け,手前のスペースに置かれたボールを実際に投じて戦う。敵の攻撃を受けると残り時間が減るなど,これまでにお伝えしたショーバージョンよりもスリリングなルールになっているとのことだ
画像集#021のサムネイル/キッズ向けAC「カードで連結!電車でGO!」も登場。注目作揃いのタイトー新製品商談会をレポート
  • 関連タイトル:

    Crimson Clover for NESiCAxLive

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