お気に入りタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

最近記事を読んだタイトル/ワード

タイトル/ワード名(記事数)

LINEで4Gamerアカウントを登録
iOS版「3DMark」に,OpenGL ES 3.1対応テスト「Sling Shot Extreme」が加わる。ハイエンドのAndroidデバイスと横並び比較が可能に
特集記事一覧
注目のレビュー
注目のムービー

メディアパートナー

印刷2016/03/30 15:21

ニュース

iOS版「3DMark」に,OpenGL ES 3.1対応テスト「Sling Shot Extreme」が加わる。ハイエンドのAndroidデバイスと横並び比較が可能に

 フィンランド時間2013年3月30日,Futuremarkは,iOS版の3Dグラフィックスベンチマークプログラム「3DMark Sling Shot Benchmark」(以下,3DMark Sling Shot)のアップデート版をリリースした。アップデート版では,OpenGL ES 3.1対応の新テストシークエンス「Sling Shot Extreme」を実行できるようになり,先行してOpenGL ES 3.1対応テストシークエンスが導入されていたAndroid版3DMarkと,横並びで性能を比較できるようになった。
 価格は無料で。iPhone 5sおよびiPad Air,iPad mini 2以降のiOSデバイスに対応しているが,実行にはiOS 9.0以降が必須となっている。

Sling Shot Extremeが追加された3DMark Sling Shotのホーム画面
画像集 No.002のサムネイル画像 / iOS版「3DMark」に,OpenGL ES 3.1対応テスト「Sling Shot Extreme」が加わる。ハイエンドのAndroidデバイスと横並び比較が可能に

 今回追加されたSling Shot Extremeは,3DMark Sling Shotがリリースされたときに,Futuremarkが後日のリリースを予告していたものだ。
 当然のことながら,テスト内容はAndroid版と同じで,PC版のテストシークエンス「Cloud Gate」をベースにしたものとなっている。OpenGL ES 3.0ベースのテストシークエンス「Sling Shot」では,レンダリング解像度が1920×1080ドットで,それをデバイスの解像度に合わせて拡大縮小して表示する仕組みとなっていたが,Sling Shot Extremeでは,レンダリング解像度が2560×1440ドットに拡大となった。

テスト選択の画面。iPad mini 4で実行すると,Sling Shot ExtremeがRecommend,つまり推奨するテストとなっていたが,従来からあるSling ShotやAPI Overhead feature testを実行することも可能だ
画像集 No.003のサムネイル画像 / iOS版「3DMark」に,OpenGL ES 3.1対応テスト「Sling Shot Extreme」が加わる。ハイエンドのAndroidデバイスと横並び比較が可能に

 用意されているプリセットは,基本テストの「Sling Shot Extreme」プリセットと,オフスクリーンレンダリングの「Sling Shot Extreme Unlimited」プリセットの2種類。どちらのプリセットも,総合スコアと2種類のGraphics test,3種類のPhysics sectionの結果を参照できるようになっている。

Sling Shot Extremeを選択した画面。2つのプリセットを実行(RUN)できる
画像集 No.004のサムネイル画像 / iOS版「3DMark」に,OpenGL ES 3.1対応テスト「Sling Shot Extreme」が加わる。ハイエンドのAndroidデバイスと横並び比較が可能に

Sling Shot Extreme実行中の画面
画像集 No.005のサムネイル画像 / iOS版「3DMark」に,OpenGL ES 3.1対応テスト「Sling Shot Extreme」が加わる。ハイエンドのAndroidデバイスと横並び比較が可能に

 手元にあった「iPad mini 4」でSling Shot Extremeプリセットを実行してみたところ,総合スコアは「1212」となった。

Sling Shot Extremeのリザルト画面
画像集 No.006のサムネイル画像 / iOS版「3DMark」に,OpenGL ES 3.1対応テスト「Sling Shot Extreme」が加わる。ハイエンドのAndroidデバイスと横並び比較が可能に 画像集 No.007のサムネイル画像 / iOS版「3DMark」に,OpenGL ES 3.1対応テスト「Sling Shot Extreme」が加わる。ハイエンドのAndroidデバイスと横並び比較が可能に

 ゲーム用途のタブレット端末として,iPadシリーズを選ぶか,それともAndroidタブレットを選ぶかで迷っている人からすると,どちらも同じ高負荷テストで性能を測れるようになったことは歓迎できるのではなかろうか。

Futuremarkによる当該プレスリリース(英語)

「3DMark Sling Shot Benchmark」ダウンロードページ

  • 関連タイトル:

    3DMark

  • この記事のURL:
4Gamer.net最新情報
プラットフォーム別新着記事
総合新着記事
企画記事
スペシャルコンテンツ
注目記事ランキング
集計:04月19日〜04月20日