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「バトルフィールド 3」を快適にプレイできるGPU選び(前編)〜新世代グラフィックスを堪能するには何が必要か。GPU全11製品を試す
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印刷2011/11/05 00:00

レビュー

「バトルフィールド 3」を快適にプレイできるGPU選び(前編)〜新世代グラフィックスを堪能するには何が必要か。GPU全11製品を試す

バトルフィールド 3
 世界市場では2011年10月28日,日本では11月2日に,期待の新作FPS「バトルフィールド 3」(PC / PlayStation 3 / Xbox 360)が発売された。コンシューマ版の2.67倍となる64人対戦ができたり,ゲームエンジン「Frostbite 2」がDirectX 11をサポートしており,コンシューマ版より数段上のグラフィックスを体験可能であったりと,最近のマルチプラットフォームタイトルとしては珍しくPC版が優遇されているため,今回はPC版で,という読者も多いのではなかろうか。

 ただ,そこはPC版。より美麗なグラフィックスを堪能するためには相応のGPU性能が必要であり,PC側の環境によっては,グラフィックス設定を高くしすぎると,フレームレートが低下してゲームにならなくなるという可能性も十分にある。
 では実際のところ,PC製品版のBF3を快適にプレイするには,どの程度のグラフィックス性能が必要なのだろうか。前後編に分けて,調査結果をお伝えしてみたいと思う。前編のテーマは,「PC版ならではのグラフィックスを堪能するのに必要なGPUは何か」だ。

「バトルフィールド 3」を快適にプレイできるGPU選び(後編)〜細かな謎を解明しつつ,安定した高fps環境を目指す



BF3のグラフィックス性能を

測るということ


 さて,どうやって計測するのか。

バトルフィールド 3
 ゲームタイトルを用いたベンチマークテストである以上,当然ながらフレームレートを測ることになるわけだが,余計な要因,それこそネットワークのラグなどを排除しなければGPU性能は正確に取れないため,本稿ではシングルプレイ(キャンペーン)からプレイヤーによる操作が不要なシークエンスを3つ選んでテストを行うことにした。シークエンスごとの詳細なテスト方法は後述する。
 マルチプレイとシングルプレイではテクスチャやモデルのサイズがやや異なるようだが,描画エンジン自体は同じものが使われているので,シングルプレイのパフォーマンスはマルチプレイの目安として使えるはずである。

 フレームレートの計測には,4Gamerのベンチマークレギュレーションにおけるリファレンスソフトウェア「Fraps」を用いる。本稿で使ったのはテスト時点の最新版となるバージョン3.47だ。
 BF3では,[~]キー([Shift]+[`]キー)を押すと開くコマンドコンソールが用意されており(),ここからコマンドを入力することでフレームレートやCPU&GPU負荷状況などをオンスクリーン表示させられるようになっているのだが,残念ながら本機能ではフレームレートの推移を記録したりすることができない。そのため,4Gamerのベンチマークレギュレーション10〜11世代で採用している「Battlefield: Bad Company 2」(以降,BFBC2)のテストと同じく,Frapsを用いることにした次第だ。

コンソールから各種オンスクリーン表示をさせてみたところ。「Render.DrawFps 1」で画面右上のフレームレート,「Render.PerfOverlayVisible 1」で画面左下にCPUとGPUの負荷状況およびその推移,「Render.DrawScreenInfo 1」で画面左上に解像度などの情報を表示可能だ。いずれもコマンドの最後を「1」ではなく「0」にすれば非表示に戻せる
バトルフィールド 3

[~]キーは日本語キーボードだと[半角/全角]キーに割り当てられており,日本語キーボードのユーザーが安易にこれを押すと日本語IMEが起動して操作不能に陥る。BF3の起動前には,コントロールパネルの「地域と言語」−「キーボード」−「キーボードの変更」から「規定の言語」をUSキーボードなどに変えておくことをお勧めしたい。USキーボードは「インストールされているサービス」−[追加]−「英語(米国)」から選択可能だ。IMEの無効化は,いわゆる洋ゲープレイヤーの間では常識だが,BF3の場合,日本語IMEが起動してしまうと,ゲームの終了すらできなくなるので,十分注意してほしい。

 従来のベンチマークレギュレーションではBFBC2のセーブデータを配布しているが,BF3では,セーブデータを上書きすると,ことによってはゲームが起動不能に陥ることが分かっている。バグなのか仕様なのかは現在のところ不明ながら,少なくとも現時点では配布してもいたずらに混乱を招くだけなので,今回はセーブデータの配布を行わない。読者自身で4Gamerのテスト結果とフレームレートを比較してみたいという場合は,頑張ってキャンペーンを進めてもらえればと思う。

 ちなみに,日本発売された最初のビルド(Build 876650)版BF3だと,この「保存データの上書き問題」以外にも不安定なところがいくつか見受けられる。たとえば,起動時にエラーが出るとか,ゲーム中にいきなりキーボードが使えなくなるとかいった具合だ。ただし,今回のテストを終えた直後となる北米時間11月3日付けでEA DICEはゲームの安定性向上などを盛り込んだアップデートを実施しているため,後編で安定性,そしてフレームレートに変化が生じるかもしれないことはあらかじめお伝えしておく。


GIGA-BYTEとCFD販売の協力により

ミドルクラス以上の全11製品を用意


G1.Sniper 2
ゲーマー向けのZ68マザーボード
メーカー:GIGA-BYTE TECHNOLOGY
問い合わせ先:CFD販売(販売代理店) 050-3786-9585(平日10:00〜12:00,13:00〜18:00)
実勢価格:3万4000円前後(※2011年11月5日現在)
バトルフィールド 3
 今回は,「PC版BF3を買ってみたらGPU性能的にきつかったので買い換える」というシナリオを想定してテストを行っていく。そこで,グラフィックスカードはNVIDIAとAMDの現行製品から,ミドルクラス以上,具体的には「GeForce GTX 550 Ti」および「Radeon HD 6750」以上のシングルGPUモデルを用意することとした。そして,その条件で探していたところ,(一定以下の性能を持つカードには「いらない」というジャッジが下されるにもかかわらず)GIGA-BYTE TECHNOLOGY(以下,GIGA-BYTE)と,同社の販売代理店であるCFD販売の協力が得られ,以下のとおり,ずらりとGIGA-BYTE製品で揃えることができた。本当にありがとうございます。
 余勢を駆って(?),日本ギガバイトからゲーマー向けマザーボードも貸し出してもらったので,今回はGIGA-BYTEづくしのテスト環境となる。

バトルフィールド 3
GV-N580SO-15I
大幅クロックアップを果たしたGTX 580カード。Ultra Durable VGA PLUS&WINDFORCE 3X仕様
実勢価格:5万〜5万5000円程度
バトルフィールド 3
GV-N570OC-13I(Rev.2.0)
クロックアップ版のGTX 570カード。Ultra Durable VGA&WINDFORCE 3X仕様となっている
実勢価格:3万〜3万4000円程度
バトルフィールド 3
GV-N560OC-1GI/L2
「リネージュII」推奨のGTX 560 Tiカード。Ultra Durable VGA準拠でWINDFORCE 2Xクーラー搭載
実勢価格:2万〜2万3000円程度
バトルフィールド 3
GV-N56GSO-1GI
Ultra Durable VGA PLUS準拠のクロックアップ版GTX 560カード。クーラーはWINDFORCE 2X
実勢価格:1万9000〜2万1000円程度
バトルフィールド 3
GV-N550OC-1GI
クロックアップ仕様となるGTX 550 Tiカード。品質規格Ultra Durable VGA準拠となる
実勢価格:1万1000〜1万4000円程度
【全製品共通】
メーカー:GIGA-BYTE TECHNOLOGY
問い合わせ先:CFD販売(販売代理店) 050-3786-9585(平日10:00〜12:00,13:00〜18:00)
※価格はいずれも2011年11月5日現在
バトルフィールド 3
GV-R697OC2-2GD
Ultra Durable VGA PLUS準拠,WINDFORCE 3X搭載のHD 6970カード。現在はRev.2.0が流通中
実勢価格:3万7000〜4万円程度
バトルフィールド 3
GV-R695OC-1GD
クロックアップ版のHD 6950カード。Ultra Durable VGA準拠でWINDFORCE 3Xクーラーを搭載
実勢価格:1万9000〜2万4000円程度
バトルフィールド 3
GV-R687OC-1GD
定格比でクロックが若干引き上げられたHD 6870カード。Ultra Durable VGA&WINDFORCE 3X仕様
実勢価格:1万7000〜1万9000円程度
バトルフィールド 3
GV-R685OC-1GD
HD 6850搭載のクロックアップモデル。Ultra Durable VGA準拠でWINDFORCE 2Xを採用
実勢価格:1万4000〜1万5000円程度
バトルフィールド 3
GV-R677SL-1GD
ファンレスのHD 6770カード。大型のパッシブクーラーを搭載する。Ultra Durable VGA準拠
実勢価格:1万4000〜1万5000円程度
バトルフィールド 3
GV-R675OC-1GI
クロックアップ仕様のHD 6750カード。Ultra Durable VGAに準拠したカード設計が特徴
実勢価格:1万1500〜1万2500円程度

 ご覧のとおり,今回入手したカードの多くでメーカーレベルのクロックアップ設定が大なり小なりなされているが,今回はいずれもリファレンス相当のコアおよびシェーダ,メモリクロックにすべて再設定した。再設定にはMSI製のオーバークロックユーティリティ「Afterburner」(Version 2.2.0 Beta 8)を用いた次第だ。
 なお,GeForce GTX 560には公式のリファレンスクロックが設定されていないため,今回はコア900MHz(シェーダ1800MHz),メモリ4004MHz相当(実クロック1001MHz)に設定している。

 そのほかテスト環境はのとおり。言うまでもないことだが,グラフィックスドライバである「GeForce Driver 285.62」と「Catalyst 11.10」は,いずれもテスト時点の最新版となっている。


 以下,グラフィックスカードは,「GeForce」「Radeon」を省略したGPU名で表記する。


3つのシークエンスで

平均&最低フレームレートを計測


本稿における設定内容
バトルフィールド 3
 というわけで,ベンチマークテストである。
 前編となる本稿で,PC版ならではのDirectX 11グラフィックスを楽しむ前提に立つというのは冒頭で述べたとおりだが,テストにあたってのグラフィックス設定は,BF3の「オプション」にある「ビデオ設定」−「映像品質」から「最高」を選択する。そのほかグラフィックス設定の細部は下記のとおりだ。

  • 「フルスクリーンモニター」:1
  • 「フルスクリーン」:オン
  • 「明るさ」:スライダー中央
  • 「垂直同期」:オフ
  • 「モーションブラー量」:スライダー中央
  • 「視野角」:70(度)

 ちなみに,「映像品質」を「高」以下に落とした場合,GeForceではNVIDIAの開発したアンチエイリアシング技法である「FXAA」(Fast Approximate Anti-Aliasing)が適用され,Radeonとは見栄えが変わってくるという情報もあるが,「最高」設定時は4x MSAA(Multi-Sampling Anti-Aliasing)が用いられるため,理論上,見栄えに差はないはずである。

サウンドの設定はデフォルトのままにしてある
バトルフィールド 3
 テストした画面解像度は2種類。1920×1080ドットのフルHD解像度と,解像度をワンランク落とせば「最高」設定でも何とかなるかもしれない可能性を探る1600×900ドットとなる。
 なお,フレームレートに影響する可能性を踏まえ,サウンド設定はデフォルトのままとした。「音声言語」は「英語」,「改良ステレオモード」は「オン」としている。

 冒頭で後述するとした3シークエンスだが,今回用いたのは「COMRADES」「GOING HUNTING」「THUNDER RUN」の各ミッション。以下,順に見ていこう。


■COMRADES


バトルフィールド 3
 ミッションが始まる直後,ロシア人工作員の運転する車に乗って目的地へと向かうデモシークエンスがテスト対象となる。
 市街地走行中は,建物や木々に加え,周囲に歩く人や道路に飛び出してくる人など,いろいろと変化がある。BF3で頻繁に出てくる市街地戦と近いグラフィックスになっているのが特徴だ。

バトルフィールド 3
ミッション開始と同時に計測を始める。オレンジ色の照明のトンネルを抜け……
バトルフィールド 3
市街地を走行する。建物や木々に加え,周囲に歩く人や道路に飛び出してくる人など,さまざまな変化がある
 計測の方法は4Gamerベンチマークレギュレーション10〜11世代におけるBFBC2に準じることとし,まずFrapsの計測時間を60秒に設定。シークエンスが始まり,画面が動き出したら計測スタートだ。車が目的地に到着するやや手前で60秒のタイムアウトを迎える。
 計測は合計3回行い,キャッシュの影響を排除するために初回の計測値を捨て,後ろの2回の平均値を取ることにした。

 「さくさくプレイできる」条件はシングルとマルチで異なるが,両者に共通していえるのは,平均フレームレートは高ければ高いほどよいということ。また,最低フレームレートが30fpsを下回ると画面が目に見えてガタつくため,そのラインは死守しなければならないということだ。
 一方,マルチプレイの前提に立った場合は,最低フレームレートが60fpsを下回らないことが絶対条件となる。

 ……という基準でグラフ1を見てみよう。これは1600×900ドット時のフレームレートである。今回はFrapsのデータからGPUごとに最低フレームレートと平均フレームレートを重ねてグラフ化しており,4Gamerが普段掲載しているグラフとは見方が若干異なる点に注意してほしいが,GeForceならGTX 560,RadeonならHD 6850以上が合格ラインにあると分かる。GTX 580とGTX 570が平均60fpsを超えてきている点と,GTX 560シリーズのスコアがHD 6950を上回っている点,GTX 550 TiおよびHD 6700シリーズのスコアがそれぞれ上位モデルから大きく引き離されている点も目を引く。


 続いてグラフ2は1920×1080ドット時のスコアだ。解像度が上がってもスコアの傾向自体はあまり変わっていないが,全体的にスコアは下がり気味となり,HD 6800シリーズが合格ラインを下回った。さすがは最新世代のグラフィックス,という負荷になっているわけである。



■GOING HUNTING


バトルフィールド 3
 戦闘機に乗り,対空戦や対地戦を行うという楽しいミッション。もっとも,ベンチマークではミッション開始から戦闘機に乗り込むまでのシークエンスになっており,パイロットを務める中尉の後について廊下を進み,空母の甲板に出るまでという,グラフィックス的には変化の乏しいものになっている。負荷は全体的に低めだが,最後,甲板に出るところでやや高くなるイメージだ。
 今回は建物内での戦闘シーンに通じるシークエンスとして選択している。

バトルフィールド 3
中尉の後について空母内の廊下を進む。途中,階段などがあるものの,動くオブジェクトは少ない
バトルフィールド 3
甲板に上がったところで約60秒が経過する
 テスト方法はCOMRADESと同じ。シーン開始と同時に計測をスタートすると,空母の甲板に出て,飛行ミッションが始まる手前で60秒のタイムアウトを迎える。そのテスト結果がグラフ3,4だ。

 本シークエンスの負荷は低いと述べたが,実際,1600×900ドットでは,GTX 580が,マルチプレイ時の絶対条件すらクリアしてきた。「最高」設定でこのスコアは大したものである。GTX 560以上ならシングルプレイの必須条件をクリアできているのはCOMRADESと同じだ。
 一方,Radeon勢では,HD 6800シリーズのスコアが1920×1080ドット設定時にほかのGPUより落ち気味なのが気になった。HD 6800シリーズだけがそういう傾向になる理由はなんとも言えないところだが,テクスチャが多いシーンではないので,光源の多さが原因になっている可能性はあるだろう。いずれにせよ,「最高」設定を前提にRadeonで1920×1080ドット解像度に設定したいなら,HD 6900シリーズが必要な気配である。



■THUNDER RUN


バトルフィールド 3
 戦車戦を行う,これまた楽しいミッションから,中盤,街に向けて大通りを走行するシークエンスをピックアップした。プレイヤーキャラクターは戦車上で機銃担当になっているため,操縦操作が不要になっており,“戦場のフレームレート”を測るのに適したシーンだ。
 スクリーンショットだけ見ると,開けた場所なので負荷が低く感じられるかもしれないが,走り抜ける敵や着弾による爆炎や振動,漂う煙や塵といった描写が次から次へと行われるため,全体の負荷はかなり高い。BF3における「開けた戦闘シーン」を代表するグラフィックスになっていると言っていいだろう。

バトルフィールド 3
戦車は同僚の操縦で街へと向かう。プレイヤーは機銃担当だ
バトルフィールド 3
途中,撃破するべき敵(車)が現れるが,無視してフレームレートの計測を行う
 計測方法は先の2シークエンスと同じで,シーン開始と同時に計測をスタートさせ,60秒間待つ。そのまま放っておくと,120秒くらいで敵の特攻を受けてゲームオーバーになるが,試した限り,60秒以内に倒されることはなかった。

 というわけで,そんなシークエンスの平均フレームレートがグラフ5,6となる。
 描画負荷が高いためフレームレートは低く,また,シーン全体の描画負荷に変動が少ないため,平均フレームレートと最低フレームレートが近くなる傾向が見られる。
 もっとも,「最高」設定におけるボーダーラインという観点で話をするなら,COMRADESやGOING HUNTINGから状況に変化はなく,1920×1080ドットでGeForceならGTX 560以上,RadeonならHD 6950以上というということになる。また,1600×900ドットならHD 6870も合格ラインに達するといったところだ。



システム全体の消費電力


 念のため,システムの消費電力推移をロギングできるワットチェッカー「Watts up? PRO」で,BF3実行時におけるシステム全体の消費電力も示しておきたい。今回は,3シークエンス6種のテストを通じて得られた最も高い消費電力値をスコアとし,グラフ7にまとめてある。

 クロックアップモデルは電圧設定も変わっている可能性があるので参考値となるが,基本的にはフレームレートと消費電力がほぼ一致した傾向にあるといっていいだろう。ただ,GeForce,Radeonとも,ハイエンドカードの電力効率は今一つで,全体的に高めとなっている。バランスがいいのはGTX 560シリーズとHD 6950になるだろうか。



GPU性能に比例したスコアが得られるBF3

後編ではより突っ込んだテストを実施


 以上,やや駆け足気味だったが,ざっくりとした傾向は掴んでもらえたのではないかと思う。要するに,グラフィックスの「最高」設定,1920×1080ドット解像度を前提とするなら,現時点ではGTX 560かHD 6950以上を用意すべき,というわけである。解像度を1600×900ドットまで落とせばHD 6870も候補になるものの,安価さから自作市場で一時期人気を集めていたHD 6850はやや苦しいか。

バトルフィールド 3
 いずれにせよ,BF3はGPUの性能に応じて素直にスコアが伸びやすいゲームタイトルと言うことはできそうだ。また,フレームレートのブレも少ないため,どちらかというとベンチマークテストに採用しやすいタイトルという印象も受ける。

 しかし,一部に謎も残されている。
 まず挙げられるのが,序盤でも触れたFXAAである。今回はFXAAが使用されない最高画質設定にしてあるので,「FXAAが有効になるとどうなるのか」という問題からは逃れられているが,「高」以下の設定でGeForceとRadeonのテスト条件を揃えられるのかどうかはまだ分からない。

 さらに,BF3はグローバルイルミネーションに「Enlighten」というミドルウェアを採用しているのだが,これがCUDAアクセラレーションに対応しているため,グラフィックス設定とは別のところでGPUやCPUがグラフィックスの質やフレームレートを左右する可能性はある。実際にどの程度の違いがあるかはチェックしておかねばなるまい。

 そしてそもそも論として,「マルチプレイでそこまで画質を求めるのはナンセンス」という意見もあるだろう(筆者も同感だ)。後編では,いま挙げたポイントについて,できる限り取りあげたいと考えている。

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