「デウスエクス」(
PC/
PlayStation 3/
Xbox 360)が世界累計で200万本のセールスを記録したスクウェア・エニックスだが,2012年内に新たな開発拠点として
Square Enix Montrealを設立すると
発表した。また,デウスエクスの開発を担当した
Eidos Montrealが,新たに100人の開発者を採用する予定であることも明らかになった。
スクウェア・エニックスは,2009年4月にEidos Interactiveを買収しており,Eidos本社をSquare Enix London Studiosというヨーロッパにおける拠点にするとともに,EidosのスタジオだったEidos Montreal,IO Interactive,Crystal Dynamicsなども傘下におさめた。開発者を大量に新規採用するEidos Montrealは,上記のデウスエクスのほか「Thief」シリーズの開発も進めており,今回の採用で,2012年以降のリリースが発表されている
「Thief 4」の開発に拍車がかかりそうだ。
一方,スクウェア・エニックスが設立するSquare Enix Montrealは,Eidos時代からゲーム開発を率いてきた
Lee Singleton(リー・シングルトン)氏以下,150人体制のスタジオになる計画で,「ヒットマン」シリーズの開発を担当するという。2012年に発売される
「Hitman: Absolution」(
PC/
PlayStation 3/
Xbox 360)の開発は,従来どおりデンマークのIO Interactiveが行っているが,その後のシリーズ作品の制作はこのSquare Enix Montrealが行う模様だ。
現在,モントリオールはゲーム開発のメッカとして注目されており,「アサシンクリード」シリーズで知られるUbisoft Montrealや「FIFA 2012」のEA Canadaを中心に,北米の大手ゲームメーカーのほとんどが開発拠点を置いている。スクウェア・エニックスもグローバル化にさらに本腰を入れるようだ。