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2018年は平昌冬季五輪に絡めたe-Sports大会に注目? 2017年のIntelを振り返るプレスセミナーをレポート
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印刷2017/12/05 18:19

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2018年は平昌冬季五輪に絡めたe-Sports大会に注目? 2017年のIntelを振り返るプレスセミナーをレポート

2017年の取り組みを説明した,インテル代表取締役社長の江田麻季子
 2017年12月5日,Intelの日本法人であるインテルは,東京都内にて「インテル・プレスセミナー Q4'17」と題する報道関係者向けのイベントを開催した。本イベントは,毎年年末に行われており,その年におけるIntelの取り組みを振り返るとともに,翌年以降の展望を説明するというものだ。

 そういうイベントであるため,どちらかと言えばサーバーやデータセンター,AIといった近年のIntelが注力する分野の話題が中心で,ゲーマーに関わる話が出ることはあまりない。今回も話題の中心は人工知能(AI)で,最新の第8世代Coreプロセッサや,エクストリーム市場向けのCPUであるCore Xシリーズの話題は,ほんの少し触れられただけだった。ただ,2018年の話題では,ゲーマーにも気になりそうな話もあったので,簡単に概要をレポートしよう。

Core XシリーズやデスクトップPC向け第8世代Coreプロセッサなど,高性能を重視したデスクトップPC向け製品についての言及は,スライド1枚だけという寂しいものだった
Xeon

 冒頭で登壇した代表取締役社長の江田氏は,2017年のIntelについて振り返り,まず,「Intel bong」と呼ばれるIntelのサウンドロゴ――Intel製CPU搭載PCのCMで流れるあのメロディだ――が,特許庁が新しく導入した音商標に登録されたことを取り上げた。
 また2015年から2017年かけては,とくに自動車やIoT(Internet of Things)分野で,国内のさまざまな企業と共同で取り組んだプロジェクトが増え,多方面でのイノベーションを加速したと,江田氏は振り返る。

音商標に登録されたIntel bongの楽譜(左)。メロディに聞き覚えはあっても,楽譜を見たことのある人は少ないのではないか。2015〜2017年にかけてIntelは,国内のさまざまな企業とIoTや自動車,5G関連で協業することが増えたそうだ(右)
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 今回のメインテーマだったAI分野だが,およそゲーマー向けの話題ではないので,ごく簡単に触れるに留める。製品としては,サーバーおよびデータセンター向けのCPUである「Xeon Scalable Processor」(関連記事)を投入したほか,スティックPCタイプのAI用小型コンピュータ「Movidius Neural Compute Stick - with Myriad 2 VPU」(以下,Neural Compute Stick)といった製品を投入したことがアピールされた。
 ただ,Neural Compute Stickは,2017年9月末で「End Of Life」(製造終了)となっており,後継製品も登場していないので,「今さらアピールされてもね……」というのが正直なところではある。

データセンター向けのAIでは,新しいXeonプロセッサを中心に,FPGA製品の「Stratix 10 FPGA」や,現在開発中のニューラルネットワーク向けプロセッサ「Nervana」を組み合わせたソリューションを提案するという。また,IoT機器側で動くAI「エッジAI」向けの製品として,スティックPCタイプのNeural Compute Stickを投入したが,半年も経たずに製造終了となっている
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 AI分野におけるIntel製プロセッサの活用事例としては,薬の研究開発(以下,創薬)にAIを利用するという話題が取り上げられた。
 このパートを担当した,京都大学医学部付属病院 先端医療機器開発・臨床研究センターの種石 慶氏によると,現在の創薬事業は,非常にコストがかかるわりに成功率が低く,完成して流通できるようになるまでの時間もかかるため,極めてリスクの高いビジネスになっているのだそうだ。そこで,創薬のさまざまなプロセスにAIを利用することで,精度の向上と時間の短縮を実現しようという取り組みが進められているとのこと。そうしたAI用途に,Xeon Scalable Processorを利用すると,GPUを使ったソリューションよりも高速に処理できますよ,というのがIntelの主張というわけだ。

創薬事業には,病気の原因となるタンパク質の特定,そのタンパク質に効果のある化合物の特定や最適化,そして実験動物と人間での違いといった問題点を抱えているという(左)。そこにAIを活用することで,精度や時間の短縮を実現しようという取り組みが進んでいるそうだ(右)
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たとえば,機械学習による画像のパターン認識技術を応用して,タンパク質に結合する化合物を予測するといった用途がある(左)。26コア52スレッド対応の「Xeon Platinum 8170」を2基使ったシステムと,「GeForce GTX 1080」ベースのシステムによるAI処理の性能比較グラフも示された(右)。もっとも,質疑応答で「費用対効果が違いすぎるのではないか」というツッコミも出ていたが
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 といったわけで,ゲーマーの興味をそそるような話はほとんどないセミナーだったが,最後に再び登壇した江田氏が,2017年の取り組みと2018年以降の展望で触れたオリンピック関連の話題は,ゲーマーにも関わる話となりそうだ。

 2017年6月にIntelは,2024年までの契約でオリンピックのワールドワイドトップパートナーとなったことを発表したが,それに関する最初の大きなイベントを,2018年2月に韓国の平昌(ピョンチャン,PyeongChang)で行われる冬季オリンピック大会に先駆けて実施するという。それが,オリンピック開幕直前の2月5日から7日まで行う予定のe-Sportsイベント「Intel Extreme Masters」平昌大会だ。
 この大会では,韓国で根強い人気のあるRTS「StarCraft II」と,オープンワールドタイプのウィンタースポーツゲーム「STEEP」の2タイトルが種目となっている。どちらも,国内でメジャーなゲームタイトルではないのが残念だが,興味のある人はTwitchなどでの中継を見るのもいいだろう。合わせて,国内でのe-Sportsに対するIntelの支援が,拡充されることにも期待したい。

Intelは,2024年までの契約で,オリンピックの公式なトップパートナーに就任。2018年2月の平昌冬季オリンピックから,関連するe-Sportsイベントも実施するとのこと
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Intel 日本語公式Webサイト

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