シリーズ最速記録達成。「モンスターハンターポータブル 3rd」，発売初週で出荷200万本を達成

　カプコンは，12月1日に発売したPSP用ソフト「モンスターハンターポータブル 3rd」の出荷本数が，発売初週に200万本に達したと本日（12月6日）発表した。
　参考までに，シリーズ前作にあたる「モンスターハンターポータブル 2nd G」で出荷200万本に到達したのは，発売からおよそ1か月であった。これだけでも現在のモンハン人気の加速ぶりがうかがえよう。



　発表文では，“ふらっとハンター”システムなどの追加により，プレイヤー同士のコミュニケーションをさらに促進していることや，「モンハン日記 ぽかぽかアイルー村」との連動によって新たなプレイヤー層を獲得したことが紹介されている。
　またユニクロ，長野県信州渋温泉など，さまざまな異業種とのコラボレーション展開や，全国6地区で開催予定の「モンスターハンターフェスタ’11」などを通じ，モンハンのブランディングを推し進めていることは，これまでお伝えしてきたとおりだ。

　モンスターハンターシリーズは，第1作からの累計販売本数が1500万本を超える“国民的ゲーム”の一つ。先日開催された「PlayStation Award」（イベントレポート）では，2008年に発売された前作のベスト版にあたる「モンスターハンターポータブル 2nd G PSP the Best」が，ユーザーズチョイス賞を獲得しており，モンスターハンターシリーズが単に一過性のタイトルではなく，今後の持続的な売り上げも見込めることを考えれば，出だしは上々といったところだろう。

　ただし，この人気の高さゆえか，現在店舗では入手しづらいという状況も起きているようだ。店舗によって入荷予定はまちまちだが，一例（Amazon.co.jp）をあげれば，次回入荷は2週間後の21日と少々おあずけをくらうことになりそう。売り上げそのものはまだまだ伸びることになるようだ。

「モンスターハンターポータブル 3rd」公式サイト