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[E3 2010]充実のオンライン要素も明らかとなった「グランツーリスモ5」プレス向け説明会。GT5のクルマのクオリティは,もはや「その先の世代」レベルだ
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印刷2010/06/19 00:00

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[E3 2010]充実のオンライン要素も明らかとなった「グランツーリスモ5」プレス向け説明会。GT5のクルマのクオリティは,もはや「その先の世代」レベルだ

 待ちに待った(かくいう筆者もその一人だ),PlayStation 3用ソフト「グランツーリスモ5」(以下,GT5)の発売日が2010年11月となることがSCEカンファレンスで明らかとなった。プロモーションムービーを見ていると,今から待ち遠しくて仕方がないのだが,同時にGT5にはどんな要素が詰め込まれているのか,気になってくるものである。


 そんなこんなで悶々としながら,ポリフォニー・デジタルの代表取締役 プレジデント 山内一典氏によって,E3で新たに公開された新要素についてのプレス向け説明会が行われた。どんな新要素があるのか,さっそく確認していこう。


質と量を両立させる“Premium Car”“Standard Car”という種類分け


 山内氏は,E3会場に出展している試遊台で体験できる要素のほか,会場では体験できない一部の機能についての紹介を行った。

 まず,本作には車の種類として,“Premium Car”“Standard Car”が用意されている。
 Standard Carは,PSP版「グランツーリスモ」に登場した車種や,これまでのシリーズに登場した懐かしい車種を含めて,800台以上が収録されている。
 これに加えて,車内インテリアが高精度で再現され,ボディパネルの大きな破損,歪みなども表現される“Premium Car”200台以上が収録。つまり本作には,合計で1000台以上の車が登場するわけだ。

外装パーツもとことんリアルにこだわっている。左が実在のGTカーのマフラー周辺,右がGT5での再現となる
グランツーリスモ5 グランツーリスモ5

 このほか,Premium Carのクオリティについては,車が横転したときに見える底面,フロア部分についても車ごとに忠実に再現されているという。これについて山内氏は,「正直,やりすぎってしまったかな」と一言漏らしていた。
 また,このクオリティを確認するためにリアル車との比較を行ったのだが,そこはさすがというべきか,GT5の画像というキャプションがなければ,どちらが実写か答えるのが難しい画像の数々。もっとも山内氏にとって一番大変だったのは,比較に必要となる,同じアングルで写っている車の写真だったのだとか。
 このほか,GT500というレーシングカーにおいては,ハーネスや床を這うワイヤーなど,非常に細かな部分も忠実に再現していることを紹介。拡大してやっと分かる部分のワイヤーなどまでしっかりとモデリングされていて,それを見た山内氏自身も驚いたというエピソードを語ってくれた。

GTカーのシートやパネル周辺の細部まで本物に近いクオリティで再現。(左が実車,右がGT5)
グランツーリスモ5 グランツーリスモ5
グランツーリスモ5 グランツーリスモ5

 山内氏は,ここまできたクオリティに対して,「このレベルのモデレーションは,PS3でというよりも,次のジェネレーションのハードウェアでこそ生きるものかもしれない。PS3の世代としてはやり過ぎてしまった感がある」とコメントしている。

 なお,“Premium Car”と“Standard Car”の2種類を存在させる理由として,「クオリティ」と「量」を両立させるための一つの方法だったと話した。


アメリカを熱狂させるNASCARが登場


グランツーリスモ5
 GT5には,アメリカにおいて絶大な人気を誇る「NASCAR」から,E3 2010バージョンの段階で,人気の9台が収録されている。今後,ローンチまでに数台のNASCARが追加される予定だ。NASCARは,ヨーロッパが中心となっているレースシーンからは大きく異なった,独自のルールを持つスポーツだ。GT5では,そんなNASCAR独自のルールを用いたレースを,可能な限り再現させたいと山内氏は話す。

グランツーリスモ5 グランツーリスモ5

グランツーリスモ5
 ちなみに,NASCARの主催団体から,「GT5にNASCARが入るのは嬉しいことだ」というコメントをもらったとのこと。しかし,実のところ彼らが嬉しいのは,北米のオーバルトラック以外のコースで,NASCARを走らせられることだったそうな。たしかに,F1マシンなどを通常ではありえないコースで走らせるのは楽しいので,同意しておきたい意見だ。山内氏も,ニュルブルクリンクの24時間レイアウトで,NASCARを走らせたとのことだが,その走る姿を見るのはステキな景色だったとのこと。そしてNASCARはニュルブルクリンクでも速いことが分かったのだとか。

グランツーリスモ5 グランツーリスモ5
グランツーリスモ5 グランツーリスモ5
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E3で登場した,六つの新コースを紹介


マドリッド
 スペインのマドリッド市中心街を走り抜けるレイアウト。都市のコースは,一番手間が掛かるとのことで,このマドリッドコースの制作には,約2年をかけたという。

グランツーリスモ5
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トスカーナ
 コースのどこからでも全体が見えるという特徴がある,イタリア トスカーナ地方のトラック。どこまでも広い,開放感のあるコースだ。

グランツーリスモ5
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ローマ市街地
 GT3以来の復活となるローマ市街地コース。ただし,同じローマ市街だが,GT5では,別の場所を走るコースとなる。このコースの制作も約2年をかけたとのこと。

グランツーリスモ5
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Top Gearのテストトラック
 ロンドン南西のギルフォードにあるコース。8の字のレイアウトになっており,途中交差する部分では大事故が頻発するコースなのだとか。開発中には,AIの車だけで大事故になっていたという。番組「トップギア」で出された数々のタイムを越えることができるだろうか?

グランツーリスモ5
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サルテ・サーキット
 ル・マンで有名なサルテ・サーキット。GT5では,1コーナーのレイアウトなどが,2009年の最新仕様となっている。

ニュルブルクリンク24時間耐久レースバージョン
 ニュルブルクリンクの24時間耐久レースのときにしか出現しない景色を再現。24時間耐久レース中は,大量のキャンパーがキャンプを張って大騒ぎするのが風物詩なのだが,その時期の,ところ狭しと並べられたテントが再現されたコース。レース中は,キャンパーのいるエリアから,BBQの匂いが煙とともに入ってくるらしいのだが……,残念ながら匂いまでは再現できなかったという。山内氏は,いつか再現したいと抱負を語っていた
 また,有名なニュルブルクリンクの落書きについても,最新のものにほぼ完全再現しているという。ただ,さすがに卑猥な言葉などは,しっかりと調べて削除しているとのこと。

グランツーリスモ5
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フォトモードで,マイカーの姿をより綺麗に残そう


グランツーリスモ5
 フォトモードは,所持している車を綺麗に撮影するというものだが,GT5では,レース中の車を撮影する「レースフォトモード」,専用のフォトステージに車を置いて撮影する「フォトトラベルモード」が用意されている。

 E3バージョンでは,「フォトトラベルモード」に京都の祇園サンガルガノというイタリアの修道院,オーストリアはザウスブルグにある,レッドブル ハンガー・セブンの3か所が登場。これらのフォトステージは,場所によって環境音が用意されており,実際のリアルの音を,サラウンド収録したものが聞けるようになっている。また,同じステージでも,撮影ポイントをいくつか選択できるので,ここぞという場所に置いて撮影できる。なお,ステージによっては,時間帯が移り変わるものもあり,撮影中に日が暮れるといった可能性もあるとのことだ。

 また,フォトトラベルモード時は,プレイヤーは1人称視点で周囲を移動することが可能だ。さまざまなアングルから車を確認し,納得のいく角度から写真撮影ができるわけだ。なお,写真撮影は実際のカメラで出来ることはほぼできるようにしているとのことで,オート/マニュアルでの撮影に対応。撮影して出力される画像の画質は8Mピクセルとなる。

グランツーリスモ5 グランツーリスモ5

 なぜ,このようなフォトモードが用意されたのか。山内氏は,GT5に収録されているコースや車などが高解像度で制作されており,フルHDテレビ以上の情報量を持っていることから,より高解像度の静止画が撮影できるからだと話していた。

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仲間で走行会もできる。充実のオンライン要素


 GTシリーズでは従来,「ホーム」という概念が用意されていたが,GT5で登場する「マイホーム」は,その役割が若干変化したものになっているという。
 マイホームに入ると,いくつかのタブが用意されている。まずは,レース/ライセンス/カーディーラー/中古車ディーラーとの取引などが楽しめる,つまりグランツーリスモモードに相当する「GT LIFE」だ。
 「ProFile」は,ゲームステータスが表示されるもので,取得ライセンスやレース結果などが確認できる。GT5では,オンラインに対応しており,例えばフレンドのステータスも確認できるようになっている。

 オンライン要素としては,プレイヤー用のBBSが設置された「コミュニティ」が用意されており,これもフレンドのBBSが確認できる仕組みだ。
 オンラインを使った要素でユニークなのが「マイラウンジ」機能だ。マイラウンジは,各プレイヤーが一つずつ持てる場所で,この場所に友達を呼んで夜遅くまで,対戦したり,おしゃべりしたりといったことができる。いわゆるMOゲームにおける,ロビーのような要素となりそうだ。

 例えば,だらだらフリー走行をしてみたり,真剣にレースしてみたり,ただ観戦していることも可能だ。さらにテキスト/ボイスチャットは,ドライバーを含めて,ラウンジのプレイヤー全員が確認でき,観戦しながらその走りにツッコミを入れることもできる。

 山内氏は,どちらかと言えば真剣にレースするよりも,ダラダラとフリー走行しながら雑談しているのが楽しいものだと話していた。また,サーキットでの走行会でパドックでおしゃべりしたり,首都高のサービスエリアでおしゃべりして,ちょっと走りに行くといった感覚に近いという。

3D立体視&フェイストラッキングによる車内のリアリティ


 GT5では,3D立体視とフェイストラッキングを組み合わせた要素が導入されている。これにより,コックピットの中での,自分の頭の位置などによって,ゲーム内の座席に座ったときの高さ,トライビングポジションが変化するという。
 また,頭を左右に振れば,立体化したインテリアが見られ,これだけでも楽しめるだろう。現在では,この二つの要素を組み合わせているのは,GT5だけとのことだ。

左が実車のインテリア。右がGT5のPremium Carのインテリア
グランツーリスモ5 グランツーリスモ5

巻き上がる砂ぼこりにテールランプの光が映り込む「スモークイルミネーション」


グランツーリスモ5 グランツーリスモ5

 GT5では,コース走行中に昼から夜に変化するコースが用意されており,当然,夜になればライトを点灯して走ることになる。このとき,R3ボタンを押すことで,ライトをロービーム,ハイビームに切り替えることが可能だ。さらにR3を連打すれば,パッシングといった感じになる。
 このように夜間は,車のライトや自分の車のテールランプの光が灯るのだが,こうした光はタイヤが巻き上げたタイヤスモークや,ホコリなどを照らし,美しい「スモークイルミネーション」が描かれるようだ。


 以上のように,今回のE3でも多くの新要素が発表されたわけだが,山内氏によると,GT5のすべてが明かされるのは,8月のGamescomになるとのこと。ぜひとも,続報に期待したい。

 なお,プレゼン終了後に行われた,質疑応答での質問と,その回答を掲載しておこう。

――2D状態と,3D状態の解像度はどうなりますか?

回答:2Dのときは1080/60p,3D状態では(片目)720/30pとなります。
 GT5は1080/60pで作っていたので,3D化は容易でした(編注:3D化を行うには,右目/左目用に解像度やフレームレートを半分に分ける必要があるため)。720/30pで作られたタイトルの3D化はかなり難しいです。


――トレイラーにレッドブルが登場していましたが,これはどういったことを示唆していますか?

回答:それは,あのトレイラーから何かを想像していただければよいかなと思います(笑)。また,なんらかの形でお伝えできると思います。


――初心者プレイヤーのために,なにか用意していますか?

回答:ドライビングスクールを用意しようと思っています。もちろん運転を学んでいただくだけでなく,ゲームバランス的にも初心者が遊べるゲームモードを用意しようと思っています。
 グランツーリスモシリーズは,多くの方がプレイしているので,基本的には初心者に優しい作りでないといけません。一部の人にしか楽しめないゲームにならないように,その辺りは気を遣っています。

「グランツーリスモ5」公式サイト

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