「戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校」，A組の学級委員長ユリアナ，G組のクラスメイト，“技甲兵”やBLiTZの新情報などをお届け

　セガから2010年1月21日に発売予定のPSP用ソフト「戦場のヴァルキュリア2 ガリア王立士官学校」の最新情報をお届けしよう。

　まずはアバン達G組と対立するエリートクラスであるA組の学級委員長，ユリアナ・エーベルハルトから紹介しよう。キャラクターの設定詳細は，以下に引用したリリース文で確認してほしいのだが，才色兼備の典型的なお嬢様タイプといえそうだ。あと，プロポーションが，あのセルベリアに負けず劣らずといったところも注目といえるだろう。
　また，併せて公開されたスクリーンショットを見ると，学校内で軍事演習トーナメント「レーヴァテイン杯」でアバン達のG組と対決することもあるようだ。

ユリアナ・エーベルハルト（CV：白石涼子）

エリートクラスであるA組の学級委員長で、アバンたちG組にとっては学園内のライバルとして立ちはだかる。

名門貴族「エーベルハルト」家の跡取り娘として、一流の英才教育を受けたユリアナは、ランシール王立士官学校へも入学推薦を果たしたという経歴を持つ。

施された英才教育と、ユリアナ自身の努力の甲斐もあり、優れたリーダーシップを発揮するが、自分より劣った人間を軽蔑し、信用しない。

また、特にダルクス人に対しては大きな偏見を抱いている。

　お次はG組のクラスメイトの一部を紹介しよう。G組には30名以上のクラスメイトが存在し，その中から好きなキャラクターを選んで部隊を編成することになる。今回は，コリーン，二コル，レイモンド，エリク，マガリ，ヨアヒムの6人を，その兵科とともに紹介する。
　なお，イラストと一緒に掲載したスクリーンショットをよく見ると，コリーンが誰かに告白されるイベントがあったり，エリクやマガリの制服が夏服だったり，ヨアヒムが新しい基本兵科のキャラだったりといったことが確認できるので，注目してほしい。

コリーン・セルシウス （対戦車兵）

クラスメイトから相談を受けることが多い「みんなのお姉さん」的存在。同性・異性関係なく慕われている。経験豊富に見えるため、恋愛相談を受けることも多いが・・・。18歳。

各クラスメイトたちとのイベントも用意されている。コリーンに告白した相手とは一体・・・？

ニコル・マルティン （偵察兵）

覇気がなく優柔不断な性格で、誰に対しても敬語を用いる。姉が同じクラスに入学しているようだが・・・？16歳。

メインストーリーの展開にも彩を添えるクラスメイトたち。彼らのうち誰を戦友にするかで、物語の展開が変わることもあるのだろうか・・・？

レイモンド・モーエン （支援兵）

筋肉質でたくましい体の持ち主。義勇軍に所属していた。その恵まれた体格を買われ、義勇軍からの推薦を受けて入学。真面目な性格で努力家。20歳。

エリク・カンプマン （突撃兵）

札付きの「不良」として有名。短気で、苛立つと物にあたるなど感情の起伏が激しい。話し方や態度もぶっきらぼうでクラスに馴染もうとしない。18歳。

クラスメイトの情報は、主人公アバンの自室でチェック可能。好みのキャラを選び、育てることが出来るぞ。

マガリ （支援兵）

人見知りで、初対面の人間と話すことが不得意。その繊細な性格と美しい容姿で男性生徒に人気があるが、接触を持とうとしない。本が好きで図書館にこもっていることが多い。16歳。ダルクス人。

季節が夏になると、生徒たちの制服も夏服に・・・？

ヨアヒム・オーセン （技甲兵）

あっけらかんとした性格でお調子者だが、憎めない人柄。自分は「ついてない」と公言しているが、他人からみると「ついてる男」。17歳。

大きな盾に大型スパナを構えた技甲兵のヨアヒム。他の兵科とは違い、遠距離攻撃武器は持たず、代わりに接近肉弾戦を行うことが出来る。

　というわけで，11月13日の記事でお伝えした五つめの基本兵科は「技甲兵」ということが判明した。技甲兵は大きな盾を装備し，防御力に優れた兵科だ。ほかの兵科にはない接近戦能力を持つほか，地雷除去を行えるのが特徴だ。


　……あやうく書き忘れるところだったが，以下のスクリーンショットに注目してほしい。本作では，“部隊”に自分好みの名前を付けられる模様だ。部隊に対する愛着がますますわきそうである。


　そして最後はBLiTZ（ブリッツ）について。11月13日の記事では，BLiTZについて，基本のおさらいと「エリア攻略」の情報をお届けした。今回は，「オーダー」と「ポテンシャル」のおさらい，そして新要素である「モラル」について紹介しよう。

　まずオーダーは，リーダーユニット（本作では主人公のアバン）のみ実行できるコマンドだ。発令すると，部隊全体の能力値が上昇するなど，特殊な効果が発動する。
　戦闘を有利に進められるようになるのだが，オーダーの発令にはユニットを動かすとき同様，CP（コマンドポイント）を消費する。オーダーを連発すると，肝心のユニットを動かせない，なんてことも起きるので使いどころには気をつけよう。また敵側も，ボスクラスのキャラクターがいる場合，オーダーを発令することがある。


　ポテンシャルは，キャラクターそれぞれに備わっている個性で，いわばスキルのようなもの。特定の条件を満たすと一定の確率で発動するのだが，効果は良いもの/悪いもの両方あるので注意が必要だ。スクリーンショットを見ると，「HP全回復」「ゲツリンソウ」「ドジっ子」など，前作にはなかったポテンシャルも存在する模様だ。
　なお本作におけるポテンシャルは，キャラクターごとに備わっている「パーソナルポテンシャル」，兵科ごとに備わっている「バトルポテンシャル」という2カテゴリに分かれているとのこと。また，ストーリーを進めることで目覚める（＝発動可能になる）ポテンシャルもある模様だ。


　そして「モラル」とは，部隊全体の“士気”を意味しており，敵を倒したり，敵拠点を占拠したり，倒れた味方を救出したりすることで上昇する。反対に，味方が倒されたり，自軍拠点を占拠されたりするとモラルは下がってしまう。
　モラルが高い状態だと，プラス効果を及ぼすポテンシャルの発動確率が上がり，逆にモラルが低い状態だとマイナス効果を及ぼすポテンシャルが発動しやすくなる。
　なお，モラルがゼロになるとゲームオーバーになるとのことなので，非常に重要な要素となりそうだ。

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