Windows 7 Dayの開幕を告げるAMDのセッションでは,同社日本法人である日本AMDの箕輪 誠氏が登場。「最強のゲーマーになるための三種の神器を見せたい」と,「Phenom II X6」「AMD 8」「ATI Radeon HD 5000」の3製品シリーズを挙げた。
“主役”は,29日に販売の始まったPhenom II X6で,内容は,先にその詳細をお伝えしている報道関係者向け説明会の焼き直しというか,「“最強のゲーマーになるための三種の神器”を使ってRAW現像とかビデオトランスコードのデモっていうのはどうなの」という気もしたのだが,「ATI Radeon HD 5870 Eyefinity 6 Edition」を使った6画面DiRT 2デモはなかなかの見物。未発売というSamsung製の狭額縁ディスプレイと,ベゼルコレクション(Bezel Correction)の組み合わせは,多画面ゲーム環境の見栄えにプラスの影響をかなり与える印象だ。
RAW現像とビデオのトランスコードを同時に処理といった,ゲームイベントには似つかわしくないデモまで実施した箕輪氏は,Phenom II X6の(競合製品比での)圧倒的な低価格や,「DirectX 11対応のGPUが5000円前後から購入できる」ことなど,コストパフォーマンスの高さを再三繰り返していた
「3DTV Play」をゲーマーにアピールするNVIDIA
会場に持ち込まれた,パナソニック製の3D立体視&3DTV Play対応テレビ
13:00からは,NVIDIAが「パソコンで3D!」というセッションを開催した。タイトルから想像できるとおり,最近の同社が力を入れているPC向けの3D立体視ソリューション「NVIDIA 3D Vision」(以下,3D Vision)や,立体視対応テレビとPCとを接続して立体視で3Dゲームを楽しむためのソフトウェア「NVIDIA 3DTV Play」(以下,3DTV Play)を,来場のPCゲーマーにアピールするという内容である。
“神様”ことインテル天野伸彦氏のセッションは,「プロセッサーとインテルの開発ツールについて」という,お堅めのタイトルで14:00開始。ClarkdaleおよびArrandaleコア版のCoreプロセッサに統合されたグラフィックス機能「Intel HD Graphics」で,最新世代の3Dゲーム以外ならけっこう動くという話や,開発者向けツールのアピールに混じって,噂されている“倍率ロックフリー版LGA1156プロセッサ”に関する先走った情報が出てきたのが,最大のトピックだ。
同じくLGA1156から,Core i5-600番台。Intel HD Graphicsへもベースクロック133MHzが供給される。動作倍率周りの仕様はCore i7-800番台と同じだ。「IGPのクロックアップは厳しいので,オーバークロックに当たっては,単体GPUを組み合わせたほうがいい」(天野氏)
話はやや前後するが,Intel HD Graphicsに関するスライドがこちら。「いつ出すとは言えないが」(天野氏)Bli-ray 3Dへの対応を目指しているという。また,Intelがゲームを「Hardcore」(Unreal Tournament 3以降,最新世代の3Dタイトル)「Mainstream」(カジュアルゲーム)「Legacy」(一昔前にヘビーだと言われていた3Dタイトル),「Casual」(主にブラウザゲーム,ソーシャルゲーム)の4種に分けて,Hardcore以外ならIntel HD Graphicsでなんとかなると考えていることも示された
デモはSDK(Software Development Kit,ソフトウェア開発キット)など,既存のものを用いて行われた
Windows 7 Dayである以上外せないMicrosoftは,15:00からの「Real Windows 7 Power with DirectX 11」というセッションで,DirectX 11を大々的に訴求した。
登壇したのは,日本法人であるマイクロソフトの鵜木健栄氏。氏は,4Gamer読者もよくご存じの「Heaven Benchmark」「Stone Giant」にDirectX SDKといったデモを用いて,テッセレーションに多くの時間を割き,「実装が容易」などのメリットを語っていたのだが,そのなかで,