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AMD,NVIDIA,Intel,Microsoftの4巨頭が登場したPCゲームフェスタ最終日
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印刷2010/05/10 10:56

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AMD,NVIDIA,Intel,Microsoftの4巨頭が登場したPCゲームフェスタ最終日

11日間の会場となったベルサール秋葉原
 2010年4月29日から11日間にもわたって開催された「秋葉原PCゲームフェスタ」。「Windows 7 Day」と位置づけられた最終日5月9日は,DirectX 11対応ゲームタイトル「Colin McRae: DiRT 2」(以下,DiRT 2)のゲーム大会,あるいはMicrosoftやコンポーネントベンダーによるセッションが小刻みかつ立て続けに開催となった。
 今回はそのなかから,AMD,NVIDIA,Intel,Microsoftのテクニカルセッションについて,開催時間順に要点をまとめていきたい。

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作家の渡邊浩弐氏をMCに,予選,決勝と2回開催された,DiRT 2のゲーム大会。当日飛び入りの人も多く,予選はレベルの差が激しかったが,氏のトークもあってかなりの盛り上がりを見せていた
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ゲーム大会には,声優の酒井香奈子さん(左)と伊瀬茉莉也さん(右)がゲストで登場。エキシビションとして,実際にDiRT 2をプレイし,壁へ派手にぶつかっていた


AMDは狭額縁ディスプレイを使ったEyefinityを披露


2009年末に退社した「兄貴」に代わっての登壇となった,日本AMD マーケティング&ビジネス開発本部 コンシューママーケティング部の箕輪 誠氏。今後の“キャラ立ち”に期待したいところ(?)
 Windows 7 Dayの開幕を告げるAMDのセッションでは,同社日本法人である日本AMDの箕輪 誠氏が登場。「最強のゲーマーになるための三種の神器を見せたい」と,「Phenom II X6」「AMD 8」「ATI Radeon HD 5000」の3製品シリーズを挙げた。
 “主役”は,29日に販売の始まったPhenom II X6で,内容は,先にその詳細をお伝えしている報道関係者向け説明会の焼き直しというか,「“最強のゲーマーになるための三種の神器”を使ってRAW現像とかビデオトランスコードのデモっていうのはどうなの」という気もしたのだが,「ATI Radeon HD 5870 Eyefinity 6 Edition」を使った6画面DiRT 2デモはなかなかの見物。未発売というSamsung製の狭額縁ディスプレイと,ベゼルコレクション(Bezel Correction)の組み合わせは,多画面ゲーム環境の見栄えにプラスの影響をかなり与える印象だ。


RAW現像とビデオのトランスコードを同時に処理といった,ゲームイベントには似つかわしくないデモまで実施した箕輪氏は,Phenom II X6の(競合製品比での)圧倒的な低価格や,「DirectX 11対応のGPUが5000円前後から購入できる」ことなど,コストパフォーマンスの高さを再三繰り返していた
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「3DTV Play」をゲーマーにアピールするNVIDIA


会場に持ち込まれた,パナソニック製の3D立体視&3DTV Play対応テレビ
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 13:00からは,NVIDIAが「パソコンで3D!」というセッションを開催した。タイトルから想像できるとおり,最近の同社が力を入れているPC向けの3D立体視ソリューション「NVIDIA 3D Vision」(以下,3D Vision)や,立体視対応テレビとPCとを接続して立体視で3Dゲームを楽しむためのソフトウェア「NVIDIA 3DTV Play」(以下,3DTV Play)を,来場のPCゲーマーにアピールするという内容である。

「従来は,ユーザーがGPUと3D Visionキットを揃える必要があったが,今後はPCメーカーから,3D Visionソリューション(としてのセットPC)が増えるだろう」と平柳氏。実際,国内初の3D Vision対応ノートPCとなったASUSTeK Computerの「G51Jx 3D」は,関係者の予想を大きく上回る売れ行きを示しているという
 3D立体視は,Blu-ray 3Dに代表される映画や,スポーツの生中継などで注目されているが,いまのところはハードウェア先行で,そもそもBlu-ray 3Dに至っては対応コンテンツすら登場していない状況だ。そこにあってNVIDIAの狙いは,立体視に対応可能なコンテンツが揃っているPCを,立体視対応ディスプレイデバイスとつなげることだと,NVIDIAのマーケティングマネージャー,平柳太一氏は述べる。
 ドライバレベルの対応により,450以上もの3Dゲームで立体視を利用でき,さらに対応デジタルカメラを使えば,ユーザーが立体視対応写真やビデオを撮影できるといった具合に,PCなら,3D立体視環境を今すぐ活用できるというわけだ。

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3D立体視を有効にしつつ,高グラフィックスオプション選択時に「GeForce GTS 250」程度のフレームレートを得るには,「GeForce GTX 480」クラスのGPUが必要と,しっかり最新GPUをアピール
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3DTV Playソフトウェアの概要を示したスライド。当初,ドライバ+ミドルウェア的に紹介されていた3DTV Playだが,ソフトウェアとして訴求されることになったようだ

 国内展開の具体的な予定が今のところ立っていない3DTV Playに関しては,テクニカルマーケティング担当のスティーブン・ザン氏から一歩踏み込んだ解説がなされた。いわく,

  • 「NVIDIAのGPUは基本的にHDMI 1.3対応だが,3DTV Playのソフトウェアでは,3D立体視対応テレビとの接続に必要なHDMI 1.4a相当の信号を出せる」
  • 「3D立体視対応テレビの場合,1080p解像度でのフレームレートは24fpsになる。1080p/24fpsはもちろんサポートしているが,これはBlu-ray用。この設定でゲームをプレイするとちらついてしまうので,3DTV Playでは60fpsを確保できる720pにしている」
  • 「『立体視』というと『キャラクターが飛び出してくる』イメージを持つ人が多いと思うが,実は,キャラクターが飛び出してくるだけでは目が疲れてしまう。立体視で(本当に)重要なのは,奥行きが生まれること

とのこと。3D立体視は,実際にメガネをかけて見てみないと,その効果が分かりにくいこともあって,セッションの終了後には「ガチで対戦しましょう」と来場者を壇上に上げ,実際に数人と対戦していた。

パナソニックの3D立体視対応テレビに付属の3Dメガネをかけて,3DTV Playで「ストリートファイターIV」のデモプレイを行ったザン氏(左)。画面を2D風に使うこともあって,3D立体視と相性の悪そうな同タイトルだが,ゲーム世界にある奥行きのリアルさを増すことができるとアピールする。セッションの終了後には,来場者とガチで戦いつつ,立体視を実際に体験してもらっていた(右)
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インテルの“神様”天野氏は「OCに強い新CPU」を予告


もはやお馴染みの天野伸彦氏(インテル 技術本部 アーキテクチャ・エバンジェリスト)
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 “神様”ことインテル天野伸彦氏のセッションは,「プロセッサーとインテルの開発ツールについて」という,お堅めのタイトルで14:00開始。ClarkdaleおよびArrandaleコア版のCoreプロセッサに統合されたグラフィックス機能「Intel HD Graphics」で,最新世代の3Dゲーム以外ならけっこう動くという話や,開発者向けツールのアピールに混じって,噂されている“倍率ロックフリー版LGA1156プロセッサ”に関する先走った情報が出てきたのが,最大のトピックだ。

 CPUのオーバークロックについて言及した氏は,デスクトップPC向けのCore i7-900&800番台とCore i5-600番台それぞれで設定可能な内容を,下のとおり整理してみせた。

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LGA1366のCore i7-900番台においては,ベースクロックがコアとアンコアすべてのクロックをまかなっている。また,Extreme Editionでは,CPU内各部の動作倍率設定が可能だ
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LGA1156のCore i7-800番台だと,DMI用に別系統でクロックが供給される。動作倍率設定は,DDRメモリを除いて,工場出荷状態より上に変更できない
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同じくLGA1156から,Core i5-600番台。Intel HD Graphicsへもベースクロック133MHzが供給される。動作倍率周りの仕様はCore i7-800番台と同じだ。「IGPのクロックアップは厳しいので,オーバークロックに当たっては,単体GPUを組み合わせたほうがいい」(天野氏)

「もう少しいじれるCPUを」という声に応えるKの文字。天野氏が語ったのはここまで
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 Intel製CPUの場合,動作倍率を規定よりも高く設定できるのはExtreme Editionのみだ。ほかでは(よりリスクの高い)ベースクロックを引き上げしかサポートされないわけだが,この点について氏は「今のところは」と繰り返し断り,そのうえで「K」というキーワードをスライドに示している。
 「Kというアルファベットを書いただけで,社内の一部が火事になった(笑)」(天野氏)とのことで,これ以上は語られなかったが,「Core i7-800番台やCore i5-600番台では今のところ倍率設定の変更が行えず,そしてキーワードはK」というあたりから,いろいろ想像を巡らせてみるのも面白いのではないだろうか。

 「自己責任になるが,ゲーマーも,カジュアルなオーバークロックを楽しんでほしい」と,天野氏は述べてセッションを締めていた。

話はやや前後するが,Intel HD Graphicsに関するスライドがこちら。「いつ出すとは言えないが」(天野氏)Bli-ray 3Dへの対応を目指しているという。また,Intelがゲームを「Hardcore」(Unreal Tournament 3以降,最新世代の3Dタイトル)「Mainstream」(カジュアルゲーム)「Legacy」(一昔前にヘビーだと言われていた3Dタイトル),「Casual」(主にブラウザゲーム,ソーシャルゲーム)の4種に分けて,Hardcore以外ならIntel HD Graphicsでなんとかなると考えていることも示された
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Hardcore以外のゲームなら快適にプレイできる例として示された「Torchlight」。フレームレートに問題はなく,水の表現などが正しくなされていると,“神様”は実際にプレイしてアピールしていた
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DX11でWindows 7は真の力を発揮するとMicrosoft


鵜木健栄氏(マイクロソフト デベロッパーネットワークグループ テクノロジーリサーチ&エバンジェリズム プログラムマネージャー/DirectX プログラムマネージャー)
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デモはSDK(Software Development Kit,ソフトウェア開発キット)など,既存のものを用いて行われた
 Windows 7 Dayである以上外せないMicrosoftは,15:00からの「Real Windows 7 Power with DirectX 11」というセッションで,DirectX 11を大々的に訴求した。
 登壇したのは,日本法人であるマイクロソフトの鵜木健栄氏。氏は,4Gamer読者もよくご存じの「Heaven Benchmark」「Stone Giant」にDirectX SDKといったデモを用いて,テッセレーションに多くの時間を割き,「実装が容易」などのメリットを語っていたのだが,そのなかで,

  • 「デザイナーの描いた,ポリゴンリッチなモデルのままの画像が得られるので,デザイナーとプログラマーがどちらも労力を削減できる」

つまり,デザインを終えてからポリゴンを減らしたり,ポストエフェクトで画像の細工をしたりする手間がかからないという利点を力説していたのは印象的だった。

ポストプロセスにDirectComputeを用いることで,より高画質のゲームが開発できるという
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 また,GPU向けのデータ並列プログラミングモデルを提供するDirectComputeについては,ポストプロセスへの応用に触れていた。
 例えばアンチエイリアシングは,GPU側が固定的に実行しているため,GPUの種類次第で結果に違いの生じる可能性があるなど,ゲームデザイナーの意図する画面が得られるとは限らない。そこで,プログラマーがデザイナーの要望に沿ったDirectComputeポストプロセス処理を実装することで,デザイナーが意図したとおりの画面が描けるというわけだ。
 「部分的にアンチエイリアシングをかけるなど柔軟な処理ができる」と,鵜木氏は,DirectComputeをポストプロセス処理に使う利点を説明していた。

 「DirectComputeは綿密に仕様が練られているため,将来に渡って互換性が確保されるだろう」と鵜木氏。DirectX 11においては,テッセレーションの注目度が高いが,DirectComputeポストプロセスの広がりにも注目しておきたいところだ。

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    ATI Radeon HD 5800

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    Phenom II

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    GeForce GTX 400

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    Core i7&i5(LGA1156,クアッドコア)

  • 関連タイトル:

    Core i5&i3(LGA1156,デュアルコア)

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