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「鉄拳6」での初開催となった「GODSGARDEN #3」,オールナイトで行われた3D格闘ゲームの祭典を,フォトレポートでお届け
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印刷2011/02/14 16:17

イベント

「鉄拳6」での初開催となった「GODSGARDEN #3」,オールナイトで行われた3D格闘ゲームの祭典を,フォトレポートでお届け

 2011年2月5日(土),東京・阿佐ヶ谷のイベントスペース“Asagaya/Loft A”にてゲームイベント「Tokyo Game Night 24th Night “GODSGARDEN #3”」(以下,#3)が開催された。
 “GODSGARDEN”とは,FPSやRTSなど,さまざまなジャンルのゲームイベントを開催する“Tokyo Game Night”の一部門として,主に格闘ゲームにフォーカスを当てて開催されているゲーム大会だ。プレイヤーコミュニティ主導による,海外スタイルのゲーム大会を目指す本イベントも,今回で通算4度目の開催。競技種目をこれまでの「ストリートファイターIV」シリーズAC / PS3 / X360)から「鉄拳6」PS3 / X360)に移し,今回も白熱のバトルが繰り広げられたイベントの模様を,フォトレポートでお届けしていこう。


「GODSGARDEN」公式サイト

「MASTERCUP」公式サイト

「鉄拳」シリーズ公式サイト


タイトルを変えても変わらぬ熱気。
3D格闘ゲームプレイヤーが阿佐ヶ谷に集結


 今回競技種目を変えての初の開催となった「#3」。ゲームが変われば,プレイヤーコミュニティも変わるということで,人の入りに変化はあったのかと会場に駆けつけた筆者だが,なんのことはない,前回と変わらぬ盛況ぶり。会場に設置された多数の対戦台では,当日予選に参加を希望するプレイヤー達によって,腕ならしの野試合が繰り広げられていた。

 さてタイトルを変えての開催ということで,GODSGARDENについて初めて触れる読者のために,本イベントのシステムについて解説しておこう。格闘ゲームの大会といえば,国内ではアーケードタイトルをベースとしたものが多いのだが,GODSGARDENでは基本的にコンシューマ版を使用している。今回の「鉄拳6」に関しても,PS3とXbox 360のコンシューマ版による開催だ。


 また普通のゲーム大会と大きく違うのは,なんといっても賞金の存在と,「ダブルエリミネーション+フォーチュンボックス」方式という大会スタイルが挙げられるだろう。アーケードベースのゲーム大会の場合,国内では風営法によって,賞金を設けることが難しくなっている。しかしコンシューマ版をベースとし,またイベント運営者とは別に,スポンサーが賞金を用意するシステムによって,GODSGARDENでは,これに縛られることなく,海外の大会と同様の優勝賞金などを設けるシステムを可能にしている。なお今回の大会では,優勝者一人に対し20万円が支払われる形だ。


 もう一方のダブルエリミネーション方式とは,GODSGARDENにおけるトーナメント方式のこと。これは簡単にいえば,敗者復活を含む方式で,すべての参加プレイヤーは一度まで敗北が許されることになっている。通常のWinner'sトーナメントで敗北したプレイヤーは,自動的に敗者復活ステージであるLoser'sトーナメントにエントリーされ,そこを勝ち上がれば,最終的にWinner'sを勝ち上がった勝者と,優勝決定戦に挑むことができるのだ。またフォーチュンボックスとは,それぞれのステージにて,くじ引きの順番によって対戦相手を指名することができる仕組みのこと。ただし指名された側は,一度のみ拒否をすることもでき,その場合は,その指名した側とされた側の双方が拒否権を失ってしまう。指名側が露骨なキャラ被せ(ゲーム上有利な組み合わせ)を狙った場合,それが成立しないばかりか,その後のプレイヤーからの挑戦を断れなくなるリスクが生まれるということで,試合開始前の対戦相手選びの段階から,熱い駆け引きが繰り広げられることになる。


 少々複雑な方式なので,詳細なルールについては“GODSGARDEN”の公式サイトを参照してほしいのだが,この方式の目指すところは,いわゆる“事故”と呼ばれる番狂わせを排し,くじ運などによるランダム要素に頼らない,真の“実力者”を決定したい,という点にある。半面,通常のトーナメントと比べて,進行にかなり時間がかかってしまうのが難点ではあるが,その結果については,誰もが納得のいくものとなるだろう。

会場には鉄拳勢のみならず,多数のバーチャ勢など,多数の格闘ゲームファンが駆けつけた
当日は今大会からの新システム「奢られ君」によって,Ustream配信の視聴者から,選手や出演者に対して飲食物が振る舞われた。いわゆる“投げ銭システム”に近いもので,イベントが盛り上がる面白い仕組み。中には「奢られ君」によってテキーラ5杯を飲まされるなど,無茶ぶりをされる出演者も


バンダイナムコゲームス 原田Pも応援に駆けつけた,本戦トーナメントがいよいよ開幕


 さて,前置きがすんだところで,いよいよ試合の内容に移っていこう。本来ならば,本戦と見まがうような名試合が続出した当日予選の模様からお伝えしていきたいところだが,あまりに長くなってしまうので,メインイベントである本戦からのレポートになることをお許しいただきたい。

34名がエントリーした当日予選。初っぱなからハイレベルな試合が展開し,観客を魅せ続けた

 長時間に渡る当日予選を勝ち抜き,本戦出場を勝ち取った選手は,ゆき(ジュリア)/チョコやん(ボブ)/へぼけん(マードック)/ぺこス(ボブ)の4名に決定。ここに招待選手12名を加えた,16名――ブリブリ丸(ブライアン)/ティッシュもん(レイヴン)/キャモメ(ファラン)/ノビ(ドラグノフ)/福士(ラース)/古水(レイ)/デク(デビル仁)/タケヤマ(ボブ)/ユウNo Respect(フェン)/ゆう♪(アンナ)/AO(アリサ)/2代目メンストリュウ(平八)――によって決勝トーナメントが争われた。
 それぞれのプレイヤーのプロフィールについては,「こちら」の記事を参照してほしいが,コンシューマ版「鉄拳6」の発売から1年以上,アーケード版の「鉄拳6 BLOODLINE REBELLION」から数えれば2年以上が経過している本作において,いずれ勝るとも劣らない,本作のトッププレイヤー達である。15:00からスタートした本イベントだが,この時点ですでに23:00を回り,選手はもちろん,観客までがかなりヒートアップしたコンディション。そんななかでスタートした決勝トーナメントは,当日会場にふらりと現れた,本作のプロデューサー,バンダイナムコゲームス 原田勝弘氏のトークから幕を開けた。

観客「スゲェ! 原田スゲェなおい!」 原田氏「いや俺じゃなくて,君達のおかげでそうなってるんだからね?」
 原田氏は,まずコンシューマ版がベースという本大会には,開発チームも注目していると語り,またUstreamで配信を見ているだろう海外のファンも意識し,「鉄拳」シリーズの海外事情についてコメントした。それによると本作「鉄拳6」は,現時点での出荷数が,全世界で350万本を突破したとのこと。前作である「鉄拳5 DARK RESURRECTION」が600万本を記録していることから,まだまだこれからとしつつ,いまだアーケードで高いインカムを稼ぎ続ける「鉄拳」シリーズについて,プレイヤーに感謝の言葉が述べられた。

 「鉄拳」の市場的には,ヨーロッパを中心に海外が90%としながらも,プレイヤーのレベルでいえば日本や韓国といったアジア圏が圧倒的ということで,世界のプレイヤーが一堂に会したイベントの開催を夢見ているという原田氏。そのためにも,現在開発中のシリーズ最新作「鉄拳TAG TOURNAMENT2」の開発に,力を入れていくと,次回作への意気込みを語る。
 なお同作は,今週末の2月18・19日(一般日は19日)に,千葉の幕張メッセで開催される“AOU 2011 アミューズメント・エキスポ”にプレイアブル出展されるとのこと。ビックリするような復活キャラ(?)も発表されるそうなので,ファンはぜひ足を運んでみよう。

観客からの愛の籠もった野次(?)に対し,「今日も凶暴なやつがいっぱいいますね(笑)」と返す原田氏。最後はこれから試合に臨む,出場選手への激励の言葉で締められた

AO選手
 そしていよいよ開始となった本戦トーナメント。Round1から,やはり白熱のバトルが繰り広げられたのだが,なかでも見どころだったのは,今大会最年少出場のアリサ使い,AO選手の活躍と,変幻自在の攻めで会場を沸かせたレイ使い,古水選手だろう。

 AO選手のスタイルは,無理な攻めは極力行わず,手を出してきた相手にカウンターをとるという,いわゆる“待ち”と呼ばれるタイプ。その徹底ぶりは相当のもので,全般的に火力が高く,ともすると数秒で終わってしまうような本作において,なんどもタイムアップ勝ちを拾うという,粘り強さを見せつけた。
 ただまぁ,格闘ゲームの常として,このスタイルは嫌われがちになる側面は否めない。フォーチュンボックスの時点から,AO選手の組み合わせは台風の目になっており,今大会における台風の目と呼べる選手だったのは間違いないだろう。その分かりやすい“ヒールぶり”から,AO選手が負けを喫した“Winners R2”などは,観客を含め,この日一番の盛り上がりを見せたほどだ。
 しかし周囲のプレッシャーをものともせず,己のスタイルを貫くAO選手の胆力は相当のもの。さすがWCGなどの世界大会で活躍するトッププレイヤー。“Losers R4”で残念ながら負けてしまったものの,その活躍には惜しみない賞賛を送りたい。

鉄拳勢には初体験の「ダブルエリミネーション+フォーチュンボックス」方式。その練られたシステムに,会場からは「これは面白いかも……」という声も漏れていた

 そのAO選手に最終的に土を着けたのが,“Winners R2”からAO選手と共にLosersに落ちてきた古水選手。レイというトリッキーなキャラクターを使い,的確な反撃を繰り出す古水選手は,本人の飄々としたキャラクターと相まって,スタープレイヤーの貫禄を感じた。とくにLosers Finalで見せた,追い詰められてからの勝負強さには,思わず感嘆の声が漏れるほどで,残念ながら逆転には至らなかったものの,今大会もっとも印象に残った選手となった。

今回のMVPの2名,AO選手と古水選手が対決した“Losers R4”での1戦。虚実織り交ぜつつ,果敢に攻め続けた古水選手に軍配が上がった

 この2名の試合以外にも名試合はいくつもあるのだが,下手に言葉で説明するよりも,動画を直接見てもらったほうが良いだろう。以下にUstreamのアーカイブへのリンクを張っておくので,ぜひ観戦してみてほしい。筆者と同じく,思わず声が漏れてしまうことは受け合いだ。

■Ustream動画:


決勝はまさかのボブ対決。
同キャラ戦を制した優勝者は“ぺこス選手”


 そして迎えたGrand Final。これまでの激戦を見届けてきた鉄拳プレイヤー達の見守るなか,その最終戦は共にボブ使いであるぺこス選手と,チョコやん選手の2名によって争われた。チョコやん選手は,直前のWinners Finalでペコす選手に負けを喫し,Losersを勝ち上がっての再挑戦となる。


副賞の一つはMadcatzの“ARCADE FIGHTSTICK”の春麗モデル。日本では未発売のレアアイテムだ
 序盤から両名取っては取り返す一進一退のバトルが繰り広げられるが,流れは次第にチョコやん選手に。その流れで早くも2セットを先取するも,Losersから勝ち上がってきたチョコやん選手はこれでようやくタイ。2セットで優勝となるペコす選手に対し,チョコやん選手は4セットを取らねば勝ちとはならない。その後も両名一歩も譲らない展開が続くものの,ぎりぎりの攻防をものにしたチョコやん選手が1セットを奪取,優勝に大手。続くラウンドもどちらがとってもおかしくないラウンドが続き,息がつまるような殴り合いの末,ラストの流れを掴んだのぺこス選手。
 大きくリードされた状態から,ワンチャンスで相手を壁まで運び,最後は起き攻めの中段で勝負決めた。「鉄拳6」での開催となった初のGODSGARDEN,その初代優勝の栄冠はぺこス選手の頭上に輝いたのだ。

 この時点ですでに早朝5時を回り,時間が押している状態。慌ただしく行われた表彰式で,ぺこス選手は「最近プレイできてなかったけど,やっぱり鉄拳は楽しい」と笑顔でコメント。そして賞金の20万円と数々の副賞,そして「鉄拳TAG TOURNAMENT2」にも引き継げるという優勝称号【唯我独尊】が贈られた。なお今回優勝したぺこス選手は,5月に行われる格闘ゲームイベント“EVOLUTION/GODSGARDEN”にも招待される予定だ。

優勝したぺこス選手。優勝コメントでは,一緒に会場に来てくれた彼女に感謝を述べるという,なんともうらやましい一幕も。ちなみに今回一番キツかった試合は,初戦のゆき選手と最後のチョコやん選手だったとか


いよいよ5月に迫る“EVOLUTION/GODSGARDEN”。
“GODSGARDEN”総師範KSK氏&稲葉氏と,
“MASTERCUP”まさかり仁氏に,その意気込みを聞く


 イベント終了後,今回のイベントを主催した,“GODSGARDEN”の総師範KSK氏と稲葉央明氏,そして“MASTERCUP”のまさかり仁氏にお話を伺ったので掲載しよう。

“GODSGARDEN”総師範KSK氏
4Gamer:
 本日はお疲れさまでした。まずは今の心境を教えてください。

稲葉氏:
 まず今回は機材トラブルが多くて,そこは参加者と視聴者に申し訳なかったですね。Ustreamの配信が途中で止まってしまうこと度々あって,結果,時間がかなり押してしまいました。

総師範KSK氏:
 それ以外のイベントの盛り上がりについては,予想以上のものがありました。Ustreamの配信も,かなり多くの人に見ていただいて。そのあたりはやっぱり“MASTERCUP”さんと一緒にできたことが大きいのではないかと。

4Gamer:
 “MASTERCUP”について知らない読者もいると思うので,“MASTERCUP”について,軽くご説明いただけますか。

まさかり仁氏:
 “MASTERCUP”は,北陸を中心に開催している「鉄拳」シリーズの5on5トーナメント大会です。例えば「バーチャファイター」シーズには“ビートライブカップ”など,もう10年も続いているような大会があるんですが,「鉄拳」シリーズの場合は,主催していたゲームセンターが潰れてしまうなどで,その歴史が継承されてこなかった経緯があります。そこで鉄拳プレイヤーのモチベーションとなりえるような大会が新たに必要だと感じ,2007年から始めたイベントになります。

4Gamer:
 5on5形式を選ばれているのは,どうしてなのでしょうか。

まさかり仁氏:
 今の「鉄拳6」シリーズは,ギャンブル的要素が強いというか,いわゆる“荒らされる”要素が多くて,シングルの一発勝負ではどうしても強さを推し量るのが難しい部分があるんです。チーム戦にはそういった部分を解消し,またキャラクターの相性差みたいなものを吸収するメリットがあります。それにチーム戦だと,応援したりされたりというのもあって,やっぱり盛り上がりますね。

4Gamer:
 今回は“GODSGARDEN”と“MASTERCUP”のコラボという形で,シングル戦での開催となりました。

まさかり仁氏:
 “MASTERCUP”がそうであるように,「鉄拳」シリーズでは,「鉄拳5」以降3on3や5on5のチーム戦が主体の文化になっていました。今回は“GODSGARDEN”さんのダブルエリミネーション制を採用することで,誰もが納得いくシングル最強を決めたいというのが狙いでした。結果,その一つの回答は示せたんじゃないかと思います。


総師範KSK氏:
 “GODSGARDEN”は最初「ストリートファイター4」シリーズで始めたんですけど,「鉄拳」シリーズで,というのは,実はずっとやりたかったんです。「鉄拳」シリーズでは,軍総杯というイベントが古くからあって,そこで「あぁ,鉄拳ってこんなに面白いんだ」って衝撃を受けたことがあったんです。今回は“MASTERCUP”さんはもちろん,軍総杯を主催ていた具志堅さん(Amusement Stage POPY社長 具志堅裕人氏)にもご協力をいただけて,本当に良かったです。

4Gamer:
 次回はいよいよ“Evolution/GODSGARDEN”※(以下,Evo/GODS)になりますが,今の段階で発表できることはありますか。

※ラスベガスで毎年開催されている,世界最大格闘ゲーム大会“Evolution”と“GODSGARDEN”のコラボレーションとして開催される予定のゲームイベント。海外からの招待選手も多数参加が予定されている。

“GODSGARDEN”稲葉央明氏
稲葉氏:
 まず日程は5月の6日と7日で決定しています。場所は神奈川の“ウェアハウス川崎”です。ただ折角やるなら,色々やってみたいアイデアがあって,その辺りを調整中です。海外からも沢山の人が来てくれるので,世界の格闘ゲームファンと触れあえる,お祭りみたいなイベントにできればなと。ウェアハウスの店員さんにコスプレしてもらったりとか。

総師範KSK氏:
 そうそう,それが楽しみ(笑)。

稲葉氏:
 あと“Evolution”が,今年からサーキット方式というのを採用しまして。例えば北米なら,北米サーキットをぐるっとまわって,その王者達が年に一度の“Evolution”本戦に集うという形になりました。そんな流れの中で,“GODSGARDEN”もそこに乗り入れる形で,もっと大きい大会に連なる仕組みを作りたいと考えています。アジアサーキットの一つか,それとも日本で独立したサーキットになるのか,その辺りはまだ未定ですが。

4Gamer:
“Evo/GODS”の「鉄拳6」部門は,今回の“GODSGARDEN #3”の優勝者が招待されることになっていますよね。「スーパーストリートファイター4」(以下,スパ4)部門はどうなるんですか?

稲葉氏:
 スパ4はアーケード版の扱いが微妙なところで。なので招待枠を争う大会は今回はありません。当日参加大歓迎です。ただ今までの“GODSGARDEN”と“GODSGARDEN ONLINE”の優勝者については,なんらかのシード権を与えられないかと“Evolution”側のディレクターと相談しています。あくまで相談している段階ですけど。

4Gamer:
 分かりました。では“Evo/GODS”に向けての意気込みなどあれば,お願いします。

総師範KSK氏:
 “Evolution”という格闘ゲーマーにとってはある種ステータス的なイベントが,初めて日本にやってくるということで,海外と日本のプレイヤーの交流の場として,皆で一丸となって盛り上げていきたいと思います。皆さん,どうかご協力と応援をお願いします。

“MASTERCUP”まさかり仁氏
まさかり仁氏:
 そうですね。まだ青写真もできてない状態ですが,今回の“GODSGARDEN #3”で国内最強を決め,次はその陣営で海外を迎え撃つ形です。海外勢と闘うというのは,これまで時間や金銭的な面でハードルが高かったですが,それがある程度解消される形になる。これまでとは違った形で世界が見える場所になるはずです。“Evo/GODS”の鉄拳部門は,“MASTERCUP”側で仕切るようにお願いされているので,少しでも盛り上げに貢献できればと。

4Gamer:
 たしか「鉄拳」シリーズは,韓国がすごく強いんですよね。

まさかり仁氏:
 韓国には“鉄拳クラッシュ”っていうテレビ番組があって,それに紐付いたプロリーグがあるんです。だから層が厚いですね。今回出場したAO君も参加したことがあるんですが,アメリカの“MLG”という,賞金が100万円近く出る大会があって。そういったワールドワイドな大会では韓国勢が上位を独占してしまうぐらい強いですね。ただアメリカやヨーロッパもプレイ人口は多いので,強いプレイヤーは居ますよ。

4Gamer:
 それはかなりガチな戦いになりそうですね。開発元の国として,日本勢も負けてられない,みたいな。

まさかり仁氏:
 ただあまりガチになりすぎても,皆が楽しめないものになっちゃうんで,お祭りの要素も用意しつつ。お祭りと競技性の両面で,格闘ゲーム全体を盛りあげていきたいですね。プレイヤーにとってもメーカーにとってもWinになるように。やっぱり次回作が出ない格闘ゲームをやり続けるのって,プレイヤーにとっては結構悲しいことなので(笑)。

稲葉氏:
 単純に大会中は同じ趣味の人が多く集まるので,新しい友達を作れる場所になればいいなと思います。友達が増えれば,そこからまた新しいことも生まれてくると思うので。鉄拳勢やらバーチャ勢が混じっていた,まさに今日のイベントみたいにね。すごくごちゃごちゃしていて面白かった(笑)。

総師範KSK氏:
 そうですね。世界が広がればいいと思います。

4Gamer:
 はい。本日はありがとうございました。



 「ストリートファイター4」から始まり,「鉄拳6」,そして「鉄拳TAG TOURNAMENT2」へと引き継がれていくだろう,この格闘ゲームムーブメント。折しも今週2月17日には「MARVEL VS. CAPCOM 3 Fate of Two Worlds」PS3 / X360)も発売され,さらに週末に開催される“AOU 2011 アミューズメント・エキスポ”は,近年まれに見る格闘ゲームの大豊作(なんと現在判明しているだけで5タイトル)とくれば,これはもう,まごう事なく格闘ゲームの“当たり年”と考えていいだろう。
 どのゲームをやり込むべきか目移りしてしまう,この幸福。それを途切れることなく,次へと繋げていくためには,いったい何をすべきなのか。お三方の話からは,そんな格闘ゲームへの,真摯な情熱が見え隠れしているように感じられた。

 そんなムーブメントの象徴ともいえる大イベント“Evo/GODS”が,ゴールデンウィークに“川崎ウェアハウス”にて開催される。同イベントについては,4Gamerでも全力で追いかけていく予定だ。全国,全世界の格闘ゲームファンは,ぜひ来る“Evolution/GODSGARDEN”に注目しよう。

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――2011年2月6日収録
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