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ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」
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印刷2008/12/11 21:57

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ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」


画像(001)ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」
 先週までの5回にわたり,映画「デス・レース」を中心にその周辺のゲーム的な話題を取り上げてきた本連載だが,今回からは,ディズニー×ピクサー作品のシネゲーを取り上げていく。
 まずは先週末(12月6日)全国の劇場で封切られたばかりの「ウォーリー」を題材にしたゲームを紹介しよう。日本では,PLAYSTATION 3,Wii,そしてニンテンドーDSの3機種向けに本日(12月11日)THQジャパンから発売されたばかりだが,ここでは映画っぽさを味わえるPS3版とWii版に絞って触れていくことにする。

 ちなみに筆者は,海外で日本語字幕のないウォーリーを観たのみ。とはいえ,映像だけできっちりと物語を見せる手法がとられているため,ある程度の英語を聞き取れれば,日本語字幕がなくてもさほど不便は感じなかった。が,英国からのスパイかもしれない(?)草刈正雄さんが声優として参加しているそうなので,近々,日本語吹き替え版も見に行くつもりだ。

画像(002)ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」

画像(003)ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」
 さて映画の内容は,29世紀の荒れ果てた地球が最初の舞台として登場する。すでに人類も脱出してしまった地球で,700年もの間,たった一人(一台?)でゴミを集めて積み上げ続けてきたロボット,「WALL・E」(ウォーリー)が物語の主人公。そこに,とある任務を帯びて地球にやってきた最新型ロボット「EVE」(イヴ)が現れ,WALL・Eと出会い……と,この先はぜひ劇場で体験してほしい。主人公とヒロインがロボットだというのに可愛らしくて,温かい気分になれるだろう。
 ゲーム版のウォーリーは,ディズニー×ピクサーお得意の“映画追体験型”シネゲーになっており,プレイ前に映画を観ておけば,記憶に残っているであろうさまざまなシーンを,自分の手で操作し,作り出していく感慨に浸れるはず。


画像(004)ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」
 今回,このゲームを紹介するべく,テレビを2台用意し,PS3とWiiをそれぞれに接続。片方で一つのステージをクリアしたら,もう一方で同じステージをクリアする……という,子供時代の筆者が目撃したら「贅沢すぎる!」と怒りそうなプレイ手法を試みてみた。こうすることで,たとえ難解なステージに直面したとしても,片方でクリアできれば,その記憶や感触が残っているうちに,もう片方もクリアできるはず……と思ったのである。

 さて,ゲームでのウォーリーは劇中同様,通常時にはキャタピラ状の足で移動するのだが,手足や首を胴の中に格納してキューブ型に変形し,コロコロ転がって移動しなければならないシーンに直面することがある。かなり細かい指さばきと,タイミングが重視されるのだが,慣れないうちはけっこう理不尽な死に方をしてしまう。
画像(005)ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」
 このシーンでは,PS3のコントローラに搭載されたモーションコントローラをオンにしていると,今までにゲームでは味わったことのない操作感を得られるものの,思い通りに動いてくれなくてやたらにもどかしい。ついでに言うならば,天井に張り付いて移動したりするシーンでは,方向感覚までがおかしくなってしまう。これじゃ,まるでリアル「マーブルマッドネス」状態である。
 何度やってもうまくいかず,途中で投げ出してしまおうかと思った瞬間,どこからか神の声が聞こえてきた(ような気がした)。それは,「モーションセンサー機能をオフにしてみなさい!」。
 思わず,かつてテレビ東京でオンエアされた,ジャッキー・チェンの「少林寺木人拳」日本語吹き替え版におけるクライマックスで,ジャッキーが対戦相手である師匠の股間を攻撃しようとした瞬間に「急所はおやめなさい!」という神がかり的な声が聞こえて躊躇したシーンを思い出してしまった。

画像(006)ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」
 かくして筆者は,自分自身とジャッキーをオーバーラップさせつつ,モーションセンサーをオフにしてみたところ,あっさりとクリア! 腕に覚えのない人は,モーションセンサー機能をオフにしてプレイすることを推奨したい。
 直後,Wii版で同じステージをプレイしてみたのだが,PS3版でさんざん苦労してある程度のコツを身に付けていたこともあり,楽々クリア。本作におけるPS3のモーションセンサーは,難度を上げるためのギミックとして活用されているのかもしれないとすら,勘ぐりたくなってしまう。

 個人的には,このステージだけが難しく,以降はとくにつまることもなくPS3版(モーションセンサーはオフで!)とWii版のエンディングに到達できた。
 イヴを操作する宇宙や空中のステージでは,Wii版のほうが遊びやすかったような気がする。Wiiリモコン特有の浮遊感が,画面内に浮かぶイヴの姿とマッチするからかもしれない。ただ,さすがにPS3版のグラフィックスはWii版と比べて高画質なので,映画版に惚れ込んだ人はPS3版を選んだほうが,満足できるのではないかと思う。
 なお,PS3版とWii版は,ストーリーやステージ構成は同じ。地球で出会ったイヴに惚れ込んだウォーリーが,彼女を追って宇宙に飛び出し,大事件に遭遇し……という映画と同じストーリーを,どちらの機種でも同じように追体験できる。

画像(007)ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」
 もちろん,シネマゲーム的なお約束として,映画の名シーンだけでなく,映画よりも深く描かれているシーン(ウォーリーがイヴを救出するステージ)もある。空を飛べるイヴと協力して先へ進むシーンなども,映画を観ておけば感情移入しまくれるはず。さらに隠しアイテムで「トイ・ストーリー」のキャラクターを入手できたりと,ピクサー作品のファンには嬉しい演出も多い。

 ただ,どうしても納得がいかない場面がある。それは,映画の予告編でも流されていた,ウォーリーがドキドキしながらイヴの手を握ろうとする名シーンの扱いについて。
 機械であるウォーリーは,拾いもののビデオテープ(20世紀の遺物)に記録されていた映画で,手を握るという行為を知り,それに憧れていた。しかし,地球でずっと一人ぼっちだったウォーリーには,それは叶わぬ夢だった。そんなところに,イヴが現れたのである。そしてその夢を叶えるか叶えないか……という微妙な心の動き。心と心の触れ合いを,手を握るという行為に託して描いているのだ。
 ところがゲームでは,序盤の地球で砂嵐に遭遇したウォーリーとイヴは,手をつないで……というかウォーリーがイヴの手を引っ張って大急ぎで逃げるシーンがムービーで描かれている。映画ではこのようなシーンはない。要するに,手を握って心を通わせるという描かれ方がされていないというわけだ。そりゃ,開発側にはさまざまな都合や思惑もあるのだろうけれど……。
 ほかにも,クライマックスシーンがゲームではダイナミックに端折られているのも,ちょっと残念だった。

画像(008)ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」
 とはいえ,映画のウォーリーを気に入って,自宅でもウォーリーを追体験したい! という人は,ぜひ遊んでみてほしい。自分で操作することで,ウォーリーとイヴへの愛しさも増すことだろう。

 てな感じで今回はここまで。次回はディズニー×ピクサーの歴史をさかのぼり,初期作品「トイ・ストーリー」にまつわるシネゲー的な話題などをお届けします。



■ドブ漬けゲームスープレックス(23)
Xbox360
「シヴィライゼーション・レボリューション」(サイバーフロント)

画像(009)ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」
 以前,年末期待のゲームソフトとして「シヴィライゼーション レボリューション」をあげたところ,Xbox 360版の開発途中サンプルROMをサイバーフロントさんが貸してくださった! というわけで現在,夜な夜なこいつをプレイ中。ときには気づくと朝になっていることも。

 筆者にとっての初「シヴィライゼーション」は,1994年に発売された第一作のスーパーファミコン版。1991年に発売されたPC版の存在も,海外のPCゲーム誌からの情報で知っていたのだが,日本語化されていないことを理由に敬遠していた。日本語版が,しかもスーパーファミコンでリリースされたときには心底嬉しくて,当時は相当な時間を費やしたものである。
 次にこのシリーズをプレイしたのは,2000年に発売された「Sid Meier's Alpha Centauri」。こちらは,英和辞書片手に必死でプレイしていたのだが,同じ年に日本語版が出たことで,少々複雑な気分に。
 そして,サイバーフロントが2002年にリリースした「シヴィライゼーションIII 完全日本語版」では,インタフェースなどが大幅に改善されていたことに感動したものである。

 ただ,それ以降の作品は未プレイ。数えてみると,わずか3タイトルしか遊んだことがないわけで,ファンを公言するのは少々憚られるのだが,文明を築き上げていくというコンセプトは本当に大好物なので,ご容赦願いたい。
 で,シヴィライゼーション レボリューションなんだが,って……あれ!? スペースがなくなってきちゃったので,また次回に!

画像(010)ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」
画像(011)ジャンクハンター吉田のゲームシネシネ団:第23回「映画のあとはゲームで追体験せよ! ディズニー×ピクサーのメディアミックス・ゲーム再遊記(1)」

「シヴィライゼーション レボリューション」公式サイト



■■ジャンクハンター吉田(シネマゲーム研究家)■■
12月18日(木)に,岩手県花巻市にある富士大学にて,ゲスト講師として「スポーツ産業とゲーム産業の親和性」「スポーツ産業とゲーム産業の将来性」と題した講義を学生向けに行うという吉田氏。なんでもその前日には,吉田氏の友人で元岩手県議会議員という経歴を持つザ・グレート・サスケ選手が,みちのくプロレスを題材に産業を語るのだとか。つまり間接的な形で,ザ・グレート・サスケ vs. ジャンクハンター吉田という対戦カードが実現するわけですね。


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