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[iPhone]RPGファンならばぜひ。手軽に楽しめるアクションRPG「Underworlds」
アクションRPGとしては非常にオーソドックスな作りとなっており,攻撃対象とするキャラをタップすると,そのキャラを倒す,もしくは別のキャラをタップするまで自動的に攻撃し続ける。プレイヤーキャラの移動には,画面左下のインタフェース,移動先のタップと,二つの方式が用意されているので,状況に応じて使い分けてもいいだろう。
NPCとの会話や,ドアやスイッチなどの操作は,対象となるキャラ/オブジェクトをタップするだけでOKだ。
インタフェースもオーソドックスなので,この手のRPGを遊んだことのある人ならば,問題なくプレイできると思う。
一般的なRPGと同様,さまざまなNPCに話しかけ,請け負ったクエストをクリアしていくことでストーリーを進めていく。冒険の拠点「McTavish's Camp」にあるポータルに飛び込むと,攻略対象となるダンジョンやフィールドに移動できる。また,テレポート用のアイテム「Teleport Charm」を使うことで,いつでもMcTavish's Campへと帰還可能だ。
このアイテムは戦闘中も使えるので,ピンチになったらMcTavish's Campに戻り,準備を整えてから再びダンジョン/フィールドに移動しよう。ポータルに飛び込むと,先ほどアイテムを使った場所に戻れるので,すぐに戦闘を再開できる。
獲得した経験値の量を示すバーが100%に達するとキャラレベルが上がり,「Stat Point」(ステータスポイント)と「Feat Point」(スキルポイント)がもらえるので,各種ステータス/スキルに割り振って自分好みのキャラに育てよう。
敵はエリアごとに一定の数しか登場しない。それらを倒していくだけで,自然とキャラが育っていくバランスになっており,サクサクと進めていける。
ゲームのボリュームはさほど大きくはなく,数時間程度でクリアできるはず。物足りなさを感じる人がいるかもしれないが,個人的には,ちょっとした空き時間を利用して楽しめるのでちょうどいい印象だ。4段階の難度が用意されているので,最高難度「Extreme」でのゲームクリアを目指してがんばるのも一興だろう。
なお,雰囲気が似ているのでつい比べてしまうが,プレイするたびにマップがランダムに生成されるDiabloシリーズとは異なり,本作のマップは固定されたものとなっている。
見てのとおり,グラフィックスはていねいに描き込まれており,洋ゲーテイストに溢れている。とくにDiabloシリーズを長年遊んできた人ならば,心くすぐられること請け合いである。
ちなみに本作のアートワークを担当したIron Will GamesのDenis Loubet氏は,長年にわたり,Wing CommanderやUltimaといった人気シリーズの開発にたずさわってきた人物とのこと。
また本作の開発にあたり,Maverick Softwareという会社が技術的な支援を行っている。同社は,1990年代に多数のゲームをMacintoshに移植してきた,Glenda Adams氏が運営するデベロッパだ。
同氏は現在,Aspyr Mediaでディレクターを務めているが,そのかたわら,iPhone/iPod touchアプリの開発も行っている。Adams氏が手がけたMac用ゲームにお世話になりっぱなしだった私としては,同社の今後の動向にも注目していきたい。
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