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男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」
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印刷2014/05/22 14:30

連載

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」


著者近影
 「チャイルド オブ ライト」PC / PlayStation 4 / PlayStation 3 / Xbox One / Xbox 360 / Wii U / PlayStation Vita)の,PlayStation 4版をプレイしたわ。今回はダウンロード版をね。
 なんとなーくPS4でプレイできるゲイムを探していて,でもなんとなーく「PS4で遊びたいタイトルがなかなか出ないなー」と思っていた矢先に,なんとなーく気付いてしまったのね。今やゲイムはパッケージを購入しないとプレイできないわけではない,そんな世の中なんだということに。
 便利なことに今の時代,ゲイムショップに足を運ばなくても,家にいながらにしてどんなタイトルを遊ぼうか悩むことができる。しかも通販と違って,ゲイムのデータをすぐにダウンロードしてプレイできる。まあ,今さらながら,そんなことに気付いたわけ。
 で,PlayStation Storeのいいところって,購入者によるソフトに対する評価が,最大五つの☆で表示される点にあると思うのね。これによって,いざ買おうというとき,先にプレイした人がどう感じたのかを,参考にできるわけ。
 特定のゲイムを探していたわけではなく,今回の私のようになんとなーくプレイするゲイムを探していた場合,他人の評価が背中を押してくれることもあるの。私の感覚だと,ダウンロード販売のタイトルってパッケージがなくて,手元にモノが残らない分,「失敗したくない」って思っちゃうのよ。まあ,手元に残ろうが残るまいが買い物はなるべく失敗したくないんだけど,それこそなんとなーくね。で,今回そうやって他人の評価が高かった新作として興味を持ったのが,チャイルド オブ ライトだったわけ。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」
 で,感想なんだけども……そりゃまあ面白いわよね。評価が高かったから面白く感じたってわけではなくてね。前に「風ノ旅ビト」や「rain」なんかを遊んだときと同じような感じで,このチャイルド オブ ライトも,芸術的というかふんわりした美しさを感じたのね。
 とにかく,雰囲気が幻想的なのよ。ジャンルとしてはRPG。移動はアクションゲイム。で,左右のスティックを駆使するのが楽しい。駆使するアクションといっても,とくに反射神経を要する使い方ではないのよ。レベルが上がる楽しさもあるし,適度に敵が強いし,何もかもがちょうどいい
 そして,このちょうど良さこそが,このゲイムの一番凄いところなんじゃないかと思ってるわ。確かにね,このゲイムってスティックを使って「イグニキュラスと呼ばれる人魂的なキャラクターを操ってゲイムを有利に進めていく」といったシステムが採られているわ。今までになかったプレイ感覚よ。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」
 だけど,このゲイムの一番凄いところって,実はそこの斬新なシステムではなく,いわゆるゲイムバランスなんじゃないかと私は思っているの。そして,今回一番言いたいテーマは,ズバリ「何のための“斬新さ”か」
 “斬新”って,ゲイムだけじゃなくていろんなジャンルで使われる言葉だと思うの。今までになくて,趣向や発想が新しいっていう意味で使われることが多いわよね。実際,エンターテイメント業界も成熟して時間が経ち,新しいものは出尽くした状態とすら言われることがあるわ。
 で,そこでのキーワードが“斬新さ”になると私は思っているのね。要は,ほかの人達がヤっていないことをヤるっていう。それは一概に間違いではないの。ほかにはない,自分だけのもの。これはほかと比べられた時に武器になる。
 「じゃあ,ほかのものと何が違うの?」という問いに答えられるコンテンツはエンターテイメントにおいて,一つの強みを持っていると言ってもいいでしょう。でも,私はあえて言いたい。“斬新であること”だけが目的になってませんか? と。本当に大切なのは,その先ではないですか? と。
 そりゃ確かにね,斬新であれば,それだけでエンターテイメントとしては成立するのよ。「そこでしか味わえないもの」を提供しているわけだし。だから,斬新であることを否定はしない。斬新であること自体がもう素晴らしいことだと思う。その時点でほかとは比べられないわけだから。
 でも。“斬新”であることと“面白い”ことは,必ずしもイコールではない。だから,私としては“斬新だからそれだけでいいでしょ”というものはちょっと苦手だったりするの。凄いな,よくそこに目をつけたな,とは思うし,発見したこと自体にリスペクトはするけど。
 でも,それよりも“面白さ”を求めたい。斬新なシステムを生かすために面白さを犠牲にするのでは本末転倒かな,と思っていて。それよりは,面白さを提供するために斬新なシステムを採った,または斬新なシステムが斬新な面白さを生んだ,というもののほうが私個人は好きね。あくまで “面白さ”が第一。そのための斬新さ。
 「斬新だ!」って評価されるのは,非常に嬉しいものなのよ。でも,それって“面白さ”の下敷きがあって評価されるべき点だと私は思う。
 個人で例えれば分かりやすいかな。基本的に他人から「個性的だね」って言われるのは嬉しいものでしょう。自分という“個”を認められたわけだから。それはそれで素敵なことではあるわよ。でも,自分自身が個性をはき違えて人とのつながりをおろそかにするのは,決して良いことではない。
 生き方をとやかく言うつもりはないわ。ただ,個性を重視しすぎて社会性を犠牲にするのは,バランスが悪いんじゃありませんかねっていう。平たく言うと「私,こういう人だから周りと合わない」的な開き直りは良くないですよっていうこと。「私,こういう人だから」まではいいけど,じゃあ「こういう人」だからどのように周りと接していこう,まで思考したらいいのにって思うの。
 合わないまま放っておくんじゃなく,周りに自分が合わせるか,もしくは周りを自分に合わさせるか。人間て結局,一人では何もできないからね。そこまでできて,初めて個性って生かされるんじゃないかしら。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」

 ゲイムの話に戻るけど,チャイルド オブ ライトは,面白いのよ。ゲイムバランスがいい。システムは斬新だけど,別にそれでバランスが壊れているわけではない。斬新なシステムを採用しつつも,それに依存しているわけでもないし,適度に難しくて適度に簡単。そこが凄い。社会性があったうえで個性豊か。そういうゲイム。なのでオススメ。安いし。

男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」
男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」 男色ディーノのゲイムヒヒョー ゼロ:第280回「“斬新”ならそれでいいの?」

 というわけで,今週はチャイルド オブ ライトをプレイして感じたことを述べさせていただきました。最初のほうで「購入者の評価を知ることができる」って書いたけど,そういや普段,私もこの連載でゲイムをオススメしてるのよね。今回,他人のオススメがこれほど背中を押すんだってことに今さらながら気付いたわ。
 なので,今後とも無責任にいろいろ推してイこう,と切に思った。面白いゲイムもそうでないゲイムも,実際に自分がヤってみないと評価できないからね。まずはヤってみる。人生もゲイムもそう言えるんじゃないか,と思いつつも……やっぱ失敗はイヤだなと思う今日この頃でした。
 ま,厳密に言えば失敗,ではなく「自分に合わなかったことが分かった」っていう成功なんだけどね。物は言いよう。ではまた来週。


今週のハマりゲイム
(文字通りゲイムスロットにハマっているゲイム)
PlayStation 4:「龍が如く 維新!」「チャイルド オブ ライト」(※DL版)
PlayStation 3:「魔都紅色幽撃隊
PlayStation Vita:「Winning Post 8
PSP:「サモンナイト5
Wii U:「The Wonderful 101
Wii:「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン
ニンテンドー3DS:「マリオゴルフ ワールドツアー
Xbox 360:「Minecraft:Xbox 360 Edition

■■男色ディーノ(プロレスラー)■■
ディーノ選手が所属するDDTプロレスは,5月25日(日)に名古屋国際会議場大会「友情、努力、勝利! in NAGOYA2014」を開催します。ディーノ選手は斎藤彰俊選手とシングルマッチで対戦予定。一体どんなことになってしまうんでしょうか……。ちなみにディーノ選手は,その前日にスポルティーバで開催される「DDTプロレス名古屋大会決起集会」なるイベントにも出演予定。「詳細は決まってないんだけど発表されてたわ」とのことです。
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