ローカルマルチプレイをオンライン化する，Steamの新機能「Remote Play Together」が正式公開

　オンライン配信サービス「Steam」を運営するValveは，同サービスの新機能となる「Remote Play Together」を正式公開した。


　Steamには，すでにPCからスマートフォンやテレビなどにゲームをストリーミングしてプレイできる「Remote Play Anywhere」というサービスが存在するが，この「Remote Play Together」は，本来はオフラインで行うローカルマルチプレイをオンライン化するというコンセプトだ。

　ホストとなるプレイヤーが対応ゲームを所有していれば，招待されたフレンドは同じソフトを追加購入することなく，最大4人でパーティーゲームやCo-op型ゲームのマルチプレイを楽しめる。ボイスチャットやゲームの音量を1か所で管理できるほか，キーボードやマウスの共有/アクセス制限が可能で，デスクトップやその他の情報がフレンド側に表示されることはないなど，しっかりとセキュリティが考慮されているのは嬉しいところだ。

　Steam上で検索すると，「ロケットリーグ」「オーバークック2」「Cuphead」「Spelunky」といったインディーズゲームだけでなく，「NBA 2K20」「コール オブ デューティ ブラックオプスIII」「鉄拳7」など，すでに4000タイトル以上がサポートされており，遠くにいる家族や友人を誘ってプレイしてみたいところ。Steamでは，2019年11月26日まで対応タイトルのセールが実施されているので，気になる人はチェックしておこう。

Steam「Remote Play Together」