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SteelSeries,新作メカニカルキーボード「Apex M800」を発表。独自の薄型キースイッチが生む操作性の高さとカスタマイズ機能がウリ
Apex M800は,「標準的なメカニカルキーボードより25%ほど早く動作を伝達することができる」と謳われるメカニカルキーボードだ。キー構成は,フルキーボード+筐体左端に6個のマクロキーとなっており,現行製品である「SteelSeries Apex」と比べると,追加キーの数が減りスッキリした印象がある。
Apex M800キモとなるのは,「QS1 linear switch」と名付けられたキースイッチだ。これは,「唯一無二のメカニカルゲーミングキーボードのスイッチを採用するため,その技術のエキスパートとパートナーを組んで開発」(日本語リリースより)したというもので,キーストロークは公称3mm,スイッチが反応するのは同1.5mmという仕様だ。メカニカルキースイッチの鉄板である,いわゆる「Cherry MX」スイッチのキーストロークは4mm前後,反応するのは2mmなので,確かに薄型仕様になっている。もちろん全キー同時押しにも対応しているほか,キーの寿命は6000万回の高耐久が謳われているのもポイントだ。
また,Apex M800はすべてのキーにLEDバックライトが搭載されており,約1677万色からイルミネーションを設定可能という。イルミネーションのカスタマイズは,ゲームに合わせたプリセットが用意される予定で,対応タイトルの詳細は2015年の早い時期にアナウンスされるとのことである。
今のところ国内発売時期は明らかにされていないが,新たなメカニカルキーを採用してきたSteelSeries製キーボードの実力はどのようなものか,早く確かめてみたいところだ。
●SteelSeries Apex M800 Customizable Mechanical Gaming Keyboardの主なスペック
- 接続インタフェース:USB
- 基本キー数:英語104+マクロキー6
- キーピッチ:未公開
- キーストローク:3mm
- 押下特性:未公開
- ロールオーバー:Nキー
- キー耐久性:6000万回
- ポーリングレート(レポートレート):未公開
- マクロ機能:あり
- バックライト:あり
- サイズ:510(W)×174(D)×41(H)mm
- 重量:1.39kg
- ケーブル長:2m
- 対応OS:未公開
「SteelSeries Apex M800 Customizable Mechanical Gaming Keyboard」製品情報ページ
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