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印刷2006/11/10 21:00

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ASUSTeK,「nForce 680i SLI」搭載のゲーマー向けマザーボード

製品には「3DMark06 Advanced Edition」および「Tom Clancy's Ghost Recon: Advanced Warfighter」英語版フルバージョンが付属する
 ASUSTeK Computer(以下ASUSTeK)は,ゲーマー向けマザーボードシリーズ「R.O.G.」(Republic of Gamers)の第2弾,「Striker Extreme」を発表した。
 Athlon 64対応マザーボードだった第1弾「CROSSHAIR」とは異なり,Striker Extremeは「nForce 680i SLI」チップセットを搭載してCore 2ファミリーのCPUに対応。ASUSTeKは「システムバスクロック1333MHzのCPUを差しても,正しい動作倍率で利用できる」としており,2007年後半の出荷が噂される,システムバスクロック1333MHz版Core 2 Duoに対応できる可能性がある。

Striker Extremeの製品イメージ。CPUソケットを囲むような冷却機構や,サウンドカードとマイク,そしてLCD Posterといったあたりは,確かにR.O.G.シリーズである
 nForce 680i SLIについては,NVIDIAによる“純正”マザーボードも特定のパートナーから販売されるが,Striker Extremeは,複雑に入り組んだヒートパイプが特徴的なオリジナルデザインを採用。NVIDIA製マザーボードのBIOSがNVIDIA製なのに対して,一般的なPhoenix-Award製BIOSを利用しているのも特徴といえる。

 このほか,細かな仕様については日本語ニュースリリースを下に引用したので参照してほしいが,「基本的にはCROSSHAIRの仕様を受け継いでいる」という理解で問題ない。電源周りの安定性向上を図る8フェーズの電源回路や機能性高分子アルミ固体電解コンデンサ,光るコネクタ「EL I/O」に,PCの状態を示す小型液晶ディスプレイ「LCD Poster」,ファン回転数をコントロールする「QFan Plus」,ノイズ対策済みサウンドカード「SupremeFX」などいった,R.O.G.の特徴はそのままだ。

2006年11月9日の記事でお伝えした,NVIDIA製ボード(右)と比べてみる。R.O.G.の特徴となっている部分を除いても,各種電源コネクタの位置や,Serial ATAコネクタが6ポートすべて横を向いて,グラフィックスカードと干渉しないようになっている点など,相違点は少なくない


 なお,現在のところ発売日,価格はいずれも未定だが,ASUSTeKによれば,早ければ2006年11月中にも店頭に並ぶ可能性がある。発売されれば,R.O.G.初のCore 2ファミリー対応マザーボードとして,注目を集めるのは間違いないだろう。(佐々山薫郁)


#### 以下,リリースより ####

製品名:Striker Extreme
発売日:未定
価格:オープン価格(予想実売価格:未定)
対応CPU:クアッドコアCPU、Core 2 Extreme、Core 2 Duo
対応ソケット:LGA775
チップセット:NVIDIA nForce 680i SLI
対応メモリ:PC2-6400/5300/4300 DDR2 SDRAM(DDR2-800/667/533)×4
サウンド機能:SupremeFXカード付属、Array Mic付属(※SupremeFXはDTSに対応、マイクはソフトによるノイズフィルター機能搭載)
HDD:Serial ATA 3Gb/s×6、External Serial ATA 3Gb/s×2、Ultra ATA/133×1
主なインターフェース:USB 2.0/1.1×10、IEEE1394a×2

※本製品の詳細なスペックや発売時期などは近日発表予定です。

○製品の特徴
・起動プロセスを表示する液晶ディスプレイ「LCD Poster」を搭載
 Striker Extremeは、「LCD Poster」(LCDポスター)という液晶ディスプレイをバックパネルに搭載しています。この液晶ディスプレイには、パソコンの起動時に行うハードウェアテスト(POST:Power On Self Test)の状況を表示できるようになっており、パソコンの動作状況をひと目で確認することが可能となっています。たとえば、オーバークロックによってパソコンがうまく起動しない場合など、このLCD Posterが問題を特定する手助けになります。

・マザーボード上に電源スイッチなどを搭載
 オーバークロッカーは、マザーボード上のピンヘッダなどをショートさせて電源のON/OFFを行うことがよくあります。しかし、そのようなやり方はマザーボードを壊してしまう可能性があり、大変危険です。Striker Extremeでは、マザーボードをケースに入れないユーザーのために、基板上に電源スイッチや
リセットスイッチ、CMOSクリアスイッチを搭載しました。Striker Extremeなら、マザーボード単体で簡単に電源のON/OFFやリセットが可能です。

・クリアなサウンド出力を可能にする「SupremeFX」を付属
 通常のマザーボードでは、オーディオ関連の処理を行うコーデックチップをマザーボード上に搭載しています。しかし、Striker Extremeでは、できるだけノイズの少ないクリアなサウンドを提供するために、コーデックチップを搭載する専用カード「SupremeFX」(スプリム・エフエックス)を用意しました。
このカードは、24bit/192kHzサンプリングやDTSに対応し、最高7.1チャンネルのクリアなサウンド出力を行えます。

・バックパネルの文字を光らせることが可能
 Striker Extremeのバックパネルは、各インターフェースの場所と種類を示す説明の文字を光らせることが可能です。これは、LANパーティ(海外で盛んに行われている、パソコンを持ち寄って多人数でゲームを楽しむパーティ)などの暗い会場で、パソコンの組み立てをスムーズに行えるようにしたものです。
家の中でマザーボードのテストをするときなども、端子の種類が分かりやすくなるため、スムーズに作業を行うことができます。また、マザーボード上の各インターフェース部分も光らせることが可能となっています。

・ヒートパイプを利用してチップセットを強力に冷却
 ヒートパイプを利用した冷却システムをNorth BridgeとSouth Bridgeの両方に搭載することにより、ファンレス仕様でありながらチップセットを強力に冷却することが可能です。この冷却システムは、通常の冷却ファンを使用したものよりも冷却能力に優れており、より安定した動作を騒音なしで提供すること
ができます。

・3DMark06 Advanced EditionとKaspersky Anti-Virusを付属
 Striker Extremeには、Futuremark Corporationの3Dゲームベンチマークソフトである「3DMark06 Advanced Edition」が付属します。このソフトは、デモ版とは異なり3DMark06のすべての機能を使用可能です。また、本製品にはKaspersky Labの「Kaspersky Anti-Virus」も付属します。Kaspersky Anti-Virusは、最新のウイルス対策エンジンを搭載した高性能なウイルス対策ソフトです。

○お客様からのお問い合わせ先
株式会社ユニティ コーポレーション(E-mail:news@unitycorp.co.jp)
株式会社エムヴィケー(E-mail:info-kc@mvk-japan.com)


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