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もっとも,当然そういうものばかりではないのは,すでに掲載した数々のE3取材記事を見てのとおりだ。また[E3 2007#35]でも書いているように,とくにBarker Hangarでの取材は,(規模こそ最初はあきれてしまったほど小さいが)昨年までのE3におけるKentiaホールでのそれに近いものがあり,なかなか楽しめた。
ロシアのゲームパブリッシャ/デベロッパであるAkellaも,欧米の大手パブリッシャと並んでBarker Hangarに試遊コーナーを構えており,しかもなかなか“掘り出し物”の多いラインナップで,これぞE3の取材だよなぁとしみじみ思った次第。ここでは,そのうち4タイトルをまとめて紹介しよう。
人気ファンタジーストラテジーの最新作は3Dに
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発売時期:2007年第4四半期
Disciplesシリーズは,ヨーロッパを中心に高い評価を得ている,ターン制のファンタジーストラテジー。日本ではHeroes of Might and Magicシリーズほど有名ではないが,1作目は日本語マニュアル付き英語版が発売されている。ファンタジーRTSでは「Warcraft III」以降よく見られるようになった,成長するユニット(Leader)を軸とするRPG的なシステムを搭載していることも,本シリーズの特徴といえるだろう。
さてIIIでは,従来作の暗く,不気味な雰囲気を継承しつつ,グラフィックスは3Dとなっている。説明してくれたAkellaのInternational Projects ManagerのAlex Gudknov氏曰く,今回展示していた中でも一押しタイトル。Heroes of Might and Magicシリーズが好きな人なら,要注目だ。
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ユニットを直接操作できるSF RTS,いよいよ完成間近か
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発売時期:2007年第3四半期
なんだか大きなゲームショウのたびに紹介している気がする「Heavy Duty」も,いよいよリリースが近いのか,Barker Hangarではプレイアブルで展示されていた(これまでもプレイアブルバージョンは存在していたが,クローズドな商談スペースでのみ触れるようになっていた)。
Heavy Dutyは,どことなく日本のアニメの影響も見られるデザインのメカが戦う,SF RTS。特定のユニットを選択し,アクションゲームの要領で任意に操作することもできるのが特徴だ。E3 2006での記事,およびGC 2006での記事に付け足すことはほとんどないが,独自エンジンで作られているグラフィックスは,確実に進化しているようだった。
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あのポスタルの最新作は,Akellaが開発!?
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発売時期:2008年第2四半期
“あの”ポスタルの最新作「Postal 3」が,なぜだかAkellaで展示されていた。話を聞いてみると,Running With Scissorsと共同で,Akellaも開発に携わっているという。
主人公は,お馴染みThe Postal Dude(ポスタルデュード)。ゲームシステムも「Postal 2」(邦題 ポスタル2)を踏襲していて,独特のユーモアに溢れつつも,基本的にはFPSのそれ。ただし今作では,Xbox 360版が同時開発されているためか,三人称視点への切り替えも可能となっている。Sourceエンジンで制作されており,グラフィックスは前作から大きく進化することになりそうである。
マルチプレイに対応しており,Gudknov氏によると,PC版,Xbox 360版ともに,マルチプレイ用のマップや各種アイテムといった,ダウンロードコンテンツを用意する計画があるとのこと。
なお今作にも,Gary Colemanさんや,“プレイメイト”のJennifer Walcottさんなどが出演(?)しているという。そちらのファンも,お楽しみに。
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ポーランド発のDiablo系RPG
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発売時期:2007年第4四半期
見た目が「Titan Quest」(邦題 タイタン クエスト)に似ているが,内容も非常によく似た,いわゆるDiablo系アクションRPG。舞台となるのは古代ギリシャ(ここまでTitan Questと同じである)で,プレイヤーはキャラクターのクラスをMagician,Warrior,Hunterから選べるほか,さらに9人のギリシャ神話の神々の中から一人(一神)を選び,加護を得られる。
マルチプレイに対応しており,アリーナモードも用意されるとのこと。Titan Questによく似たDiablo系ゲームということで,マップが自動生成されるのか聞いてみたが,「確か自動生成はないはず」(Gudknov氏)というお返事。断言は避けていたが,確かに画面を見る限りマップは作り込まれているし,またストーリーにも力が入れられているというので,固定マップの可能性が高そうだ。
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Akellaは,欧米産タイトルのロシア語へのローカライズや,「EverQuest II」などのオンラインゲームのロシアでの運営で知られている会社。とはいえ,今では300名のスタッフを抱える大会社へと成長しており,今後は海外への展開も,これまで以上に積極的に行われるようになりそうだ。
現在,四つの内部スタジオと,40の外部スタジオ(契約している独立系の開発スタジオ)を擁しており,実に60ものプロジェクトが同時進行しているという。またオリジナルのタイトルを扱うだけでなく,最近ではDisciples,Jagged Alliance,Postalなど,既存の人気タイトルの権利を獲得するなど幅広く展開しており,その“動き方”からも目が離せない。PCゲームに限れば,ロシアにおいてナンバーワンのパブリッシャであるAkellaの名前を,今後はもっと聞くようになるかもしれない。(Iwahama)























































