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新運営体制発足から8か月,「ペーパーマン」はどう変わり,今後どのようになっていくのか。2014年前期までの予定を運営開発チームに聞いた
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印刷2013/12/27 12:00

インタビュー

新運営体制発足から8か月,「ペーパーマン」はどう変わり,今後どのようになっていくのか。2014年前期までの予定を運営開発チームに聞いた

 ゲームポットの“紙技シューティング”ことオンラインFPS「ペーパーマン」が,2013年4月に運営体制を刷新してから約8か月が経過した。ほかのオンラインFPSにはないカジュアルさを前面に打ち出している同作だが,新体制によってどのような変化が生じ,どんな課題が見えてきただろうか。
 今回,4Gamerでは,同タイトルのプロデューサーであるゲームポットのムラタトシアキ氏と,GMへびメタ氏,Gamepot Koreaにてプロジェクトリーダーを務めている Lee Hang Yong氏に,新体制のこれまでを振り返ってもらうとともに,2014年前期のアップデート予定などを聞いた。

「ペーパーマン」公式サイト



PvEモード実装の遅延とチート蔓延の対応に追われた2013年の「ペーパーマン」


 2013年における「ペーパーマン」の最も大きな変化といえば,上記のとおり運営体制の変更と,それに伴う運営方針の転換である(関連記事)。これは今後の展開を見据えたうえで必要不可欠な施策だったが,その前後でサーバー統合が相次ぎ,プレイヤーを混乱させてしまったと,ムラタ氏は反省を交えて振り返る。

 また新コンテンツとして打ち出したPvEモードも,決して順調な滑り出しとは言えない状況だった。PvEモードは,当初8月予定だった実装が急遽延期されている。これは参加プレイヤー数の増加に伴うデータのやり取りの遅延などを解消するためだったとLee氏。原因を特定し,もはや仕様から見直すほかないと判明したのが,当初の実装予定ギリギリだったために,プレイヤーへの告知が遅れてしまったとのことだ。また,PvEモードが実際に実装されたのは11月のことだが,ここでも開発を急ぎすぎたために,多くの不具合が生じるという結果に陥ってしまった。

ムラタトシアキ氏
「PvEモードに関する一連の事態は,開発チームと運営チームの連携に問題があったと分析しています。そこで2014年は,両者の協力体制を一新し,ゲーム内状況に対し運営/開発の両面からブラッシュアップを行える体制を整え,こうした事態が再び起こらないように努めます」(ムラタ氏)

 さらに2013年は,ユーザーインタフェースの改善やローカルルールの見直しなど,実際にプレイする上での利便性の向上を図ってきたが,まだまだ改善の余地はあるとのことで,2014年も引き続き細かな改善が施されていく。

「その一例ですが,2014年1月から,通常ルールとローカルルールのどちらを採用しているか,ルーム選択時に視覚的に判別できるようになります。ソート順が「通常ルール」「ローカルルール」「鍵付き」の順となるため分かりやすくなるほか,複雑化しているガイドラインについてもより分かりやすい形に改善します」(ムラタ氏)

 また2013年は,プレイヤー間でチート問題がクローズアップされた年でもあったが,カスタマーサポートチームと協力し,不正利用者に対しアカウント停止や,会員登録制限などの措置を行っているという。ゲームポットの方針により,具体的に何名の不正者に,どういった制裁を加えているかといった情報を公開していないため,「本当に対処しているのか」と疑問に思うプレイヤーもいるかもしれないが,今後もチート撲滅に向けて全力で取り組んでいくとムラタ氏は語る。さらに,そのための新たなアプローチも開発中とのことだ。


2014年2月のサービスイン5周年を中心に,毎月アップデートを継続


ペーパーマン
 今後のアップデートでは,まず直近の2014年1月に,先述したルーム選択機能が登場する。合わせてプレイ動画などの配信に関するルールが見直され,クラン戦で配信が行われているかが視覚的に確認できるようになる。

 続く2月には,5周年記念の大型イベントが実施される。例年さまざまなイベントやキャンペーンが展開されるが,今回の目玉の一つは「ペーパーマン」のコミック化である。このコミックはWebにて恒久的に公開され,閲覧者各自のPCなどにローカル保存もできるようにするという。なお,コミックを手がける作家については後日発表されるとのことだ。

「従来のドラマCDやアニメとも少しアプローチを変え,皆さんがいつでも『ペーパーマン』のキャラクター達に触れられるよう,漫画という形式を選択しました。これまでも公式サイトなどで各登場キャラクターの設定をお見せしてきましたが,このタイミングでコミック化し,より明確なストーリーとして皆さんにお伝えします」(ムラタ氏)

ペーパーマン

 さらに3月には,毎年恒例となった新キャラクターが登場する。こちらも詳細は後日発表とのことだが,ムラタ氏は,過去3年に登場した「レム」「リカ」「エリス」といった細身の女性とは異なるタイプになるかもしれない……というような意味の発言をしていた。
 同じく3月には,夜空をバックにした人里離れた山村をモチーフとする新マップが実装される。実はこのマップ,新キャラのイメージとも関連があるとのことだが,正直,マップのスクリーンショットを見て正解を言い当てるのは難しいだろうとGMへびメタ氏は苦笑する。ともあれムラタ氏とLee氏は,キャラ,マップとも相当の自信作であるとアピールしていたので,今後の発表を待ちたい。


 4月には,サッカーのワールドカップ開催にちなんで「サッカーモード」が登場する。具体的なルールは,FPSなどで採用されているCapture the Flagを分かりやすくアレンジしたものになるという。またサッカーをモチーフにしたアバターの実装や,キャンペーン展開なども行う予定とのことである。

 また4月には,「パーツカスタマイズシステム」の拡張も行われ,武器の外観をカスタマイズできるようになる。基本的には武器のテクスチャを変更できるようにするとのことだが,実装時点ではさらに変更できる部分が増えるかもしれないそうだ。

 さらに5月にはチュートリアルの改善がなされ,以降,時期は未定だが,拡張性を踏まえた抜本的なユーザーインタフェースの改善,ゲームプレイ中の武器の拾得,対戦時の同時プレイ人数の増加などが順次行われる予定だ。

「今のところ対戦は最大8人対8人までは拡張可能です。しかし,そこからどれだけ増やせるかに関しては,マップの広さを含めてバランスを考慮していくこととなります。また今回挙げた項目以外にも,さまざまな改善と調整を行う予定です」(ムラタ氏)

 また,プレイヤーからリクエストが寄せられているキャラクター間のバランス調整にも,抜本的な部分にメスが入れられるという。従来のバランス調整は,数値的なダメージの変更に留まっていたが,今回は「モーションの違いに伴う与ダメージの変化」「キャラクターごとの当たり判定の見直し」「被弾面積の多い動物系キャラにおける被ダメージの調整」の3項目が,優先順位を検討したうえで行われるそうだ。


オフラインイベントや意見交換の場を設け,よりプレイヤーを巻き込んでいく


 アップデート以外の展開では,2014年前期に,2つのコラボレーションを予定している。そのうち2014年1月下旬からスタートするものについては,誰もがよく知る大型IPとのコラボとのことだ。もう一つは4月実施予定で,これまでのコラボとは少し毛色が変わった内容になるという。

 さらにキャラ展開の一環として,「ペーパーマン」のキャラクター達が,リアルと融合することも考えているという。これまでも,オフラインイベントには「テリシア」がリアルに登場してきたが,彼女が「こんなところに?」というような場所に出現したり,あるいはまた別のキャラクターが登場したりする予定だ。
 加えて,「ミリィ」のぬいぐるみなど,グッズ化されたアイテムをゲーム内アイテム化する試みも積極的に行っていくという。ムラタ氏いわく「2014年は,騒がしいキャラ展開になる」とのことだ。

GMへびメタ氏
「数あるオンラインFPSの中でも,こういった展開ができるのは『ペーパーマン』だけだと思うんですよ。FPSのキャラクターは,世界観やゲームの内容に沿って,どうしてもミリタリー寄りになってしまいますから。それはそれで魅力的ですが,コミカルで可愛いというのが『ペーパーマン』ならではの部分ですから,どんどんアピールしていこうと思います」(GMへびメタ氏)

 また2013年,手薄になっていた感のあるオフラインイベントや大会の開催は,2014年にあらためて力を入れていくという。

「いつ実施するとお知らせできる段階ではないのですが,2014年,オフラインイベントを開催できるよう準備を進めています。また大会については,安定した開催を目指しています。大会開催にあたっては,キャラクターバランスの調整も大きく関わってきますので,こちらも然るべきタイミングで皆さんにアナウンスします」(ムラタ氏)

 さらに2014年は,毎月行われるアップデートについて,運営開発チームから,各項目のコンセプトや意図するところ,不具合修正の進捗などを報告し,かつプレイヤーからの意見を自由に書き込める場を公式サイトに設けるという。これは,今まで以上にプレイヤーの意見をゲームへ反映させるための施策である。具体的な内容は2014年1月中に発表予定とのことで,ムラタ氏はぜひ多くの意見を寄せてほしいと話していた。

Lee Hang Yong氏
「現在,皆さんから数多く寄せられる疑問は,なぜゲームの挙動が重くなるのかというものです。『ペーパーマン』はサービスインから5年近く経つタイトルですから,その間に追加されたデータの量が膨大になっています。これまでは起動時にすべてのデータを読み込んでいたために非常に重くなっていたのですが,2013年に最適化を施したことである程度軽減できました。この点に関しては,まだまだ改善が見込めますので,引き続き対策を施します」(Lee氏)

 なお「ペーパーマン」では,1チャンネルに最大200人しかログインできないという仕様となっているが,この垣根を取り払うことができないか,現在,開発チームで検討しているとLee氏は語る。現状では,200人の定員に近いチャンネルにプレイヤーが殺到してしまう一方で,ほかのチャンネルはガラガラという状態だが,2014年には解決手段が提供される予定だ。

 それでは最後に,3氏から「ペーパーマン」のプレイヤーに向けて送られたメッセージを掲載して,本稿の締めとしよう。

「『ペーパーマン』は,FPSというジャンルに捉われず,さまざまな形でキャラクター展開ができる稀有なゲームです。その強みをもっともっと生かし,日常的に『ペーパーマン』のことを考えていただけるよう,2014年はいろいろやっていきますので,ぜひご期待ください」(GMへびメタ氏)

「2013年は,さまざまな不具合や問題が発生してしまい,プレイヤーの皆さんにはご迷惑をおかけしました。この場を借りて,あらためてお詫びいたします。今後は皆さんに快適なプレイを提供できるよう,今まで以上に努めます。2014年の『ペーパーマン』に期待してください」(Lee氏)

「2014年の『ペーパーマン』は,運営チームと開発チーム,そしてプレイヤーの皆さんの3者が協力することで,より良いゲームにしていくことを目指します。プレイヤーの皆さんには,遊ぶ立場で,あるべき『ペーパーマン』の姿を思い描いていただき,それを私達運営チームと開発チームが実現していきます。ぜひ,さまざまな意見をお寄せください」(ムラタ氏)

「ペーパーマン」公式サイト

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