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ついに登場,シンプルなRomer-Gキーボード。「G810」が世界市場で2月中に発売
G810は,その外観こそが最大の特徴と断言してしまってもいいだろう。Logitech/ロジクールとオムロン スイッチアンドデバイスが共同開発したメカニカルキースイッチ「Romer-G」を搭載するキーボードは,これまで,よくいえば近未来的でLogitech G/Logicool Gらしい,悪くいえば凝りすぎてゴテゴテしすぎ,一部では使い勝手にも悪影響を及ぼしていたデザインだったのが,G810では,英語104キーベースの,極めてシンプルなものになっているのだ。
ユニークな形状を理由に「G910 Orion Spark RGB mechanical gaming keyboard」(以下,G910)や「G310 Atlas Dawn Compact Gaming Keyboard」(以下,G310)を避けてきたが,Romer-Gは気になるという人にとって,待望の製品が登場するといえそうである。
製品名に「Spectrum」があることから想像できるとおり,搭載するRomer-Gは,キーごとに約1677万色から色を選択できるタイプ。押下耐性が7000万回で,キーストロークが3mm,アクチュエーションポイントが1.5mmという基本スペックは従来と変わらない。
なお,G810はシンプルなキーボードと紹介したが,[Windows]キーなど,いくつかゲームで問題となり得るキーの有効/無効を切り替えるボタン「Game/Windows key」と,キーのLEDイルミネーション有効/無効を切り替えるボタン「Backlight key」,サウンド出力のミュート有効/無効切り替えボタンと,出力音量調整用ダイヤル,そしていわゆるマルチメディア操作系の4ボタンを搭載する点でも,基本仕様はG910から変わっていない。その意味では,G910を万人向けにしたものという見方もできるだろう。
現時点でLogitechの日本法人であるロジクールからの発表はないが,最近の動きからすると,そう遠くない将来,国内発売に関する発表もあるのではなかろうか。期待して待ちたいところだ。
●G810の主なスペック(※海外発表時点)
- 接続インタフェース:USB
- 基本キー数:英語104キー
- キーピッチ:未公開(※おそらく19mm)
- キーストローク:3±0.2mm
- 押下特性:45g±20g
- ロールオーバー:Nキー
- 複数キー同時押し対応:未公開(※おそらく最大10)
- キー耐久性:7000万回
- ポーリングレート(レポートレート):未公開
- マクロ機能:あり([F1]〜[F12]キーをマクロキーとして利用可能)
- バックライト:搭載(Romer-Gキーに内蔵)
- サイズ:443.5(W)
× 153(D) × 34.3(H)mm - 重量:1180g
- ケーブル長:1.8m
- 対応OS:Windows 10・8.x・7
- 発売予定時期:2016年2月(※北米市場)
- 価格:159.99ドル(税別 ※北米市場)
- 関連タイトル:
Logitech G/Logicool G
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