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Logicool Gのゲーマー向けキーボード「G910」,12月5日に国内発売決定。オムロンと共同開発の独自キースイッチ採用モデル
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印刷2014/11/10 11:29

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Logicool Gのゲーマー向けキーボード「G910」,12月5日に国内発売決定。オムロンと共同開発の独自キースイッチ採用モデル

 2014年11月10日,Logitechの日本法人であるロジクールは,ゲーマー向けキーボード「G910 Orion Spark RGB mechanical gaming keyboard」(国内製品名:G910 RGB メカニカル ゲーミング キーボード,以下 G910)を12月5日に国内発売すると発表した。メーカー直販サイト「ロジクールストア」における価格は2万185円(税別)とされているので,単純計算した税込価格は2万2000円となる。

G910。日本語108キー配列をベースに,追加のキーやボタンが用意されたデザインになっている。キートップの印字に「かな」がない点にも注目してほしい
画像集#002のサムネイル/Logicool Gのゲーマー向けキーボード「G910」,12月5日に国内発売決定。オムロンと共同開発の独自キースイッチ採用モデル

 オムロンスイッチアンドデバイスとの共同開発により実現し,わずか1.5mm押し込んだところで反応する“浅い”メカニカルキースイッチ「Romer-G」(ローマ―G)と,キーの場所に応じてキートップの形状が最適化されたキートップ「Facet Keycap」(ファセットキーキャップ)の採用など,オリジナル要素てんこ盛りのハイエンドモデルが,当初の予定どおり,クリスマス商戦に参戦することになったわけだ。

 Romer-Gの特徴は東京ゲームショウのタイミングでもお伝えしているが(関連記事1関連記事2),定番のメカニカルキースイッチ「Cherry MX」と比べると,キーストロークは約1mm,入力が有効になる深さ「Actuation Point」(アクチュエーションポイント)は0.5mm,それぞれ浅いのが最大の特徴だ。

画像集#004のサムネイル/Logicool Gのゲーマー向けキーボード「G910」,12月5日に国内発売決定。オムロンと共同開発の独自キースイッチ採用モデル 画像集#005のサムネイル/Logicool Gのゲーマー向けキーボード「G910」,12月5日に国内発売決定。オムロンと共同開発の独自キースイッチ採用モデル
Romer-Gのイメージ

Romer-Gのキートップを外したところ。プランジャーの中央からLED発光部を覗き込めるようになっている
画像集#007のサムネイル/Logicool Gのゲーマー向けキーボード「G910」,12月5日に国内発売決定。オムロンと共同開発の独自キースイッチ採用モデル
 また,メカニカルキーボードで一般的な軸の代わりに,メンブレンキーボードの一部で採用されるプランジャーのような機構を採用することで,軽快に打鍵できるようになっているのも,Romer-Gにおける大きなポイントの1つである。Romer-Gキースイッチの本体中央部に配され,約1677万色から選んで光らせられるLEDのイルミネーションは,プランジャーの“中”を通って,キートップを裏側からムラなく照らすようになっている。

 冒頭で紹介したFacet Keycapは,キーの場所ごとに,凹み方の異なるキートップのこと。G910では,押下する場所,押下に使う指に合わせて,キートップの形状を変えてあるのだ。

画像集#008のサムネイル/Logicool Gのゲーマー向けキーボード「G910」,12月5日に国内発売決定。オムロンと共同開発の独自キースイッチ採用モデル 画像集#009のサムネイル/Logicool Gのゲーマー向けキーボード「G910」,12月5日に国内発売決定。オムロンと共同開発の独自キースイッチ採用モデル
メインの文字キー部で,左手の指で打つキーは中央より少し上に向かって4方向から落ちていく形,右手の指で打つキーは左右のみエッジが立った形になっている。[Space]キーなど,最も手前の列が,パームレスト側に向かって落ちるようなデザインになっている点にも注目

 下に示した製品イメージで,本体左端に5個,[F1]〜[F4]の上に4個の追加キーがあるのも分かるが,これはカスタマイズ可能な「G-key」(ゲームキー)だ。G-keyを活用すると,キーボードの左半分を,左手用キーパッドのように使えるというのが,Logitech/ロジクールの言い分である。
 [Tab]キーや左[Ctrl]キーなどと左端のG-keyとの間に隙間が少なく,通常利用時に“誤爆”が発生しそうな懸念はあるが,本体左端に並んだG-keyの右隣にあるキーでは,左のエッジだけを立たせるFacet Keycapを採用することで,誤入力の問題を回避しているという。

G910を正面から見た写真。G-keyは左端に5個,左上に4個を配置している。左右非対称のパームレストには,手が蒸れないようにロゴマークの穴と溝が配置されている
画像集#003のサムネイル/Logicool Gのゲーマー向けキーボード「G910」,12月5日に国内発売決定。オムロンと共同開発の独自キースイッチ採用モデル

本体上部のスタンドにARX Controlを動作させたスマートフォンを立てたデモ写真。実際のゲームでどれくらい役に立つのだろうか
画像集#006のサムネイル/Logicool Gのゲーマー向けキーボード「G910」,12月5日に国内発売決定。オムロンと共同開発の独自キースイッチ採用モデル
 ARX Controlでは,スマートフォンやタブレット用のアプリと連携し,対応ゲームの情報などをそれらモバイルデバイスへ表示できるようになっている。基本的には,Logitech/ロジクールのゲーマー向けキーボード従来製品の一部にあった「GamePanel LCD」を発展させたものという理解でいいが,モバイルデバイスの解像度や表現力を活用できれば,「Xbox SmartGlass」のように,ゲーム中にステータス情報やらマップやらを追加情報として確認できたりするようになるかもしれない。

 フルカラーLEDバックライト搭載キーボードとしては,比較的安価な点もポイントであり,G910の登場はハイエンドのゲーマー向けキーボード市場に大きなインパクトを与えるかもしれない。ゲーマーとしては見逃せない製品といえ,気になった人は,1か月弱後の発売に向けて,予算を確保しておくのが正解だろう。

●G910の主なスペック
  • 接続インタフェース:USB
  • 基本キー数:日本語108個,G-key計9個,マクロモード切替キー計3個,マクロレコードキー1個,メディアコントロールキー計4個
  • キーピッチ:19mm
  • キーストローク:3±0.2mm
  • 押下特性:45g±20g
  • ロールオーバー:Nキー
  • 複数キー同時押し対応:最大10
  • キー耐久性:7000万回
  • ポーリングレート(レポートレート):未公開
  • マクロ機能:あり
  • バックライト:搭載
  • サイズ:505.5(W)×243.5(D)×35.5(H)mm(パームレスト装着時)
  • 重量:1.53kg(パームレスト装着時)
  • ケーブル長:1.8m
  • 対応OS:Windows 8/7/Vista
  • 発売予定時期:2014年12月5日
  • 価格:2万185円(税別)

[TGS 2014]なぜLogicool Gはオムロンとキースイッチを新規開発したのか。完全新作キーボード「G910」に隠された“科学”を聞いた

[TGS 2014]ロジクール,ゲーマー向けハイエンドキーボード「G910」発表。オムロンと共同開発した「7色に光るキースイッチ」の搭載がウリ

G910 製品情報ページ


#### 以下,リリースより ####

ロジクールG910 RGB メカニカル ゲーミング キーボード
12月5日(金)に発売開始

ゲーミングデバイス市場における世界のリーディングカンパニーLogitech Internationalの日本法人、株式会社ロジクール(本社:東京都港区、代表取締役社長:ヘンリー・タン)は、世界中のゲーミングファンから支持を集める「Logicool G」シリーズの新機種、「ロジクール G910 RGB メカニカル ゲーミング キーボード」(型番:G910、以下G910)を12月5日(金)より、ロジクールオンラインストアおよび、ロジクール製品取扱店で発売します。価格はオープンプライスで、ロジクールオンラインストア価格は20,185円(税抜)となります。

≪G910の特徴≫
■「ROMER-Gメカニカルキー」搭載
最大25%の高速キー入力を実現する独自の「ROMER-Gメカニカルキー」を搭載しました。この技術によって耐久性が高くなり、素早い入力にも対応しております。

■各キーの「キーライト設定」*
各キーのバックライトは、1,680万色からお好みのカラーにカスタマイズすることが可能です。キーライト設定によって、暗い場所においても適切なキーを即座に見つけることができます。

■ARXコントロール**
ゲーム内の情報やステータスなどを、iOS(iPhoneやiPad)、Androidデバイス上に表示することが可能です。またデバイスはキーボードに立てて固定することができます。

■9個のプログラム可能なG(ゲーム)キー*
9個のプログラム可能なG(ゲーム)キーと、3つのモード切替キーの組み合わせにより、ゲームごとに最大27種類の機能(単一キーから複雑なマクロまで)を割り当てることが可能です。MRキーを使用すれば、ゲームプレイ中にマクロ設定をすることも可能です。

 デザイン性とユーザビリティを兼ね揃え、高速で入力が可能なハイグレードのゲーミングキーボードG910は、思い通りにカスタマイズしたり、対応ゲームのゲーム内情報やステータスをiOS・Androidデバイスで表示できるキーボードを求める方に最適な製品で、ハイエンドなユーザーにご満足いただける仕様になっています。

*カスタマイズにはロジクール ゲーミングソフトウェアのインストールが必要です。
**ソフトウェアのダウンロードが必要です。

 Logicool GアンバサダーであるStanSmith (スタンスミス)氏は、G910の発売開始に際し、次のように述べています。
 「G910は独自のROMER-Gメカニカルキーにより、心地良い打鍵感と高速キー入力を最大限まで高めたキーボードです。キー入力までのストロークが1.5mmと一般的なメカニカルキーより浅く設定されているため、従来のメカニカルキーボードにはないスピードパフォーマンスを体感することができます。特徴的なキーキャップデザイン「ファセットキーキャップ」は、指にフィットし指先の感触でキーの正しい位置を常に確認できるだけでなく、同時に精確なコマンド入力をすることができるという安心感を与えてくれるため、ゲームプレイへの集中力が高まります。また、それぞれのキー列の高さが絶妙です。特にスペースキーの角度と高さはゲームプレイにおいて重要だと思います。キーライト設定に関しては、ロジクールゲーミングソフトウェアで簡単に色やパターンなどを変更することができます。私はイルミネーションパターンのキープレスが、水の波紋のように色が変化する効果で美しくお気に入りです。1.5mmのキーストロークが生み出す高速性能とファセットキーキャップがもたらすフィット感&精確性を武器に快適なゲーミングライフをお楽しみください」

 ゲームに勝つことを追求したプレイを思う存分楽しんでいただくことができるG910に、ぜひご期待くださいますようお願い申し上げます。

製品概要
G910
製品名(日本語) ロジクール G910 RGB メカニカル ゲーミング キーボード
製品名 (英語) Logicool G910 RGB Mechanical Gaming Keyboard
型番 G910
品番 920-006425
JANコード 4943765040569
価格 オープンプライス
ロジクールストア価格 20,185円(税抜) (2014年11月現在予定価格)
発売予定日 2014年12月5日(金)
保証期間 2年間
本体サイズ(幅 x 奥行 x 高さ) 505.5mm x 243.5mm x 35.5mm(大型パームレスト装着時)
本体重量 1530g
ケーブル長 180cm
カラー ブラック
キーレイアウト 108キー日本語レイアウト
キー構造/デザイン メカニカル
キーピッチ 19mm
キーストローク 3±0.2mm
押下圧 45.0±20g
角度調節機能
ショートカットキー バックライトスイッチ、ミュート、再生/.時停止、停止、前のトラック、次のトラック、ボリュームダイヤル
Gキー数 9
マクロモード数 3
ゲームモードキー
複数キー同時押し 対応 (最大10)
バックライト 対応 (RGBバックライト)
ソフトウェア Logicoolゲーミングソフトウェア、ARXコントロール モバイルアプリ(iOSまたはAndroid)
その他機能 全キーアンチゴースト、スマートフォン&タブレットスタンド、ARXコントロール
必要システム Windows Vista、Windows 7、Windows 8
ハードディスク:70MB以上の空き容量
USB ポート
接続I/F USB

  • 関連タイトル:

    Logitech G/Logicool G

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