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Logitech,3つのメインボタンと12個のサイドボタンを搭載するMMORPG向けマウス「G600」を7月に発売
まずは何も言わず,以下の製品写真でその姿を確認してみてほしい。
ボタン構成は,左右メイン,センタークリック機能付きスクロールホイール,スクロールホイールの左右チルト,スクロールホイール手前×2,そして電卓のように並べられた12個の左サイドボタンで合計19個。左サイドのボタンが12個というところで,いよいよ「スクロールホイールのチルト機能付きRazer Naga」といった印象が強くなってくるのだが,よく見ると,12個のサイドボタンには「Gaming Mouse G300」や「Wireless Gaming Mouse G700」の左メインボタン脇ボタンよろしく傾斜がついており,オリジナリティを出そうとしているのが見て取れる。
さらに特徴的なのが,残り1個のボタンが配置されている場所だ。製品写真からは分かりにくいのだが,実のところG600では,右メインボタンの右側,写真からはただの指置きに見える部分が,第3のメインボタンになっているのである。おそらくLogitechはこのあたりを「G600の個性」ということにしたいのではなかろうか。
筐体サイズは公称75(W)×118(D)×41(H)mm。Razer Nagaと比べると,若干横に広く,縦に短いといったところだが,だいたい同じぐらいのサイズである。ただ,重量は148g(ケーブルを含めない状態で133g)とのことで,なかなかに重量級なマウスといえよう。
搭載するレーザーセンサーは,トラッキング速度160IPS,最大加速度20G,レポートレート最大1000Hz,トラッキング解像度200〜8200DPIというスペックだ。
正直なところ,その仕様上,さすがにRazer Nagaの二番煎じ感は否めない。とはいえ,Logitechの手によるMMORPG向けマウスというのも,興味深いところである。
今のところ国内発売のアナウンスはないが,これまでの製品展開を考えれば,そう遠くないうちに販売スケジュールは発表されるはず。MMORPG向けマウスの購入を考えている人にとって,悩ましい選択肢が1つ増えたといえるかもしれない。
●「G600 MMO Gaming Mouse」の主なスペック
- 基本仕様:レーザーセンサー搭載ワイヤードタイプ
- ボタン:左右メイン,右メイン右側×1,センタークリック&チルト機能付きスクロールホイール,ホイール手前×2,左サイド×12
- トラッキング速度:160IPS
- 最大加速度:20G
- 画像処理能力:11.25Mpixel
- フレームレート:未公開
- トラッキング解像度:最大200〜8200DPI
- レポートレート:最大1000Hz
- リフトオフディスタンス:未公開
- オンボードフラッシュメモリ:搭載(※最大3プロファイル分の設定情報を登録可能)
- データ転送フォーマット:16bit
- 本体サイズ:75(W)×118(D)×41(H)mm
- 重量:148g(ケーブルを含めない状態で133g)
- マウスソール:「Ultra low-friction feet」
- ケーブル長:2m
- 対応OS:Windows 8/7/Vista
「G600 MMO Gaming Mouse」製品情報ページ
- 関連タイトル:
Logitech G/Logicool G
- この記事のURL:
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