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Razer,3Dカメラ技術「RealSense」対応カメラの開発を表明。背景をカットし,実況者の姿だけをゲーム画面に合成できる時代が来る!?
なお,具体的な発売時期や価格については言及されていない。
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この発表は,同日から米国サンフランシスコで開催されたIntel Developer Forum 2015(以下,IDF 2015)に合わせて行われたものだ。Intelは近年,身振り手振りや音声,顔認識でPCやアプリを操作する,いわゆるナチュラルインプット技術の普及に向けて熱心に取り組んでいる。その中核となっているのが,同社が2014年に発表したRealSenseと,それに対応する3Dカメラであるわけだ。
Intelは,RealSense対応カメラモジュールを開発・製造し,さらに周辺ソフトウェアも開発して,それをパートナーとなるPCメーカーや周辺機器メーカーに提供している。パートナー企業は,それを使うことで,RealSense技術ベースのPCや周辺機器を市場投入しやすくなるわけだが,Razerはそのパートナープログラムに参加したという理解でいいだろう。
IDF 2015会場では,Razerによる試作機を使ったデモが披露されているとのこと。RazerのFacebookページで公開されていたデモの写真を見ると,「Rocket League」の画面上に背景を消した人物像が合成されている様子が分かる。メインの映像上に人物を重ねるという,テレビのバラエティー番組的な演出をゲーム実況でも簡単に利用できるようになるなら,使い方次第でゲーム実況に新しい面白さをもたらすかもしれない。
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なお,Razerは同日,同社が協賛するオープンソースによる仮想現実対応デバイスの標準化を目指す業界団体「Open Source Virtual Reality Eco-System」(以下,OSVR)に,Intelが参加したことも発表している。IntelはOSVRに対して,
RazerによるRealSense対応カメラのリリース(英語)
RazerによるIntelのOSVR参加を報じるリリース(英語)
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