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「Dirt 5」の新作DLCに対応した「Radeon Software 21.2.3」がリリース
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印刷2021/02/24 13:12

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「Dirt 5」の新作DLCに対応した「Radeon Software 21.2.3」がリリース

 北米時間2021年2月22日,AMDは,Radeon GPUおよびAPU向けのドライバソフト「Radeon Software Adrenalin 2020 Edition 21.2.3」(以下,Adrenalin 2020 21.2.3)をリリースした。

 2021年2月3回目のリリースとなった本バージョンは,WHQL(Windows Hardware Quality Labs,ウィクル)未通過の「Optional」(随意選択)版で,レースゲーム「Dirt 5」の新作DLC「Energy Content Pack」に対応するものだ。リリースノートで性能向上は謳われていないので,AMDが動作を確認したドライバという理解でいいだろう。

 そのほかに,HP製のVRヘッドマウントディスプレイ使用時に発生する不具合などが修正されている。AMDはゲーマーに対してOptional版ドライバの導入を推奨しているので,対象のGPUやAPUを使っているのであれば,Adrenalin 2020 21.2.3を導入してみるといいだろう。

→AMDのドライバダウンロードページ
https://www.amd.com/ja/support
→4Gamerの最新ドライバリンクページ
https://www.4gamer.net/games/999/G999902/FC20110422001/

 いつもどおり,英文のリリースノートから,新機能を含めたポイントをまとめておこう。

### 以下,英文リリースノートまとめ ###

●Adrenalin 2020 21.2.3の対応GPU
  • Radeon RX 6000シリーズ
  • Radeon RX 5000シリーズ
  • Radeon VII
  • Radeon RX Vegaシリーズ
  • Radeon RX 600・500・400シリーズ
  • Radeon Pro Duo
  • Radeon R9 Furyシリーズ
  • Radeon R9 300・200シリーズ
  • Radeon R7 300・200シリーズ
  • Radeon R5 300・200シリーズ
  • Radeon HD 8500以上のRadeon HD 8000シリーズ
  • Radeon HD 7700以上のRadeon HD 7000シリーズ
  • Radeon RX 5000Mシリーズ
  • Radeon R9 M300・M200シリーズ
  • Radeon R7 M400・M300・M200シリーズ
  • Radeon R5 M300・M200シリーズ
  • Radeon HD 8500M以上のRadeon HD 8000Mシリーズ
  • Radeon HD 7700M以上のRadeon HD 7000Mシリーズ

●Adrenalin 2020 21.2.3の対応APU
  • Ryzen 4000Gシリーズ
  • Ryzen 3000Gシリーズ
  • Ryzen 2000Gシリーズ,Athlon 200GEシリーズ
  • Ryzen PRO 2000Gシリーズ,Athlon PRO 200GEシリーズ
  • A-Series APUs with Radeon Graphics
  • Pro A-Series APUs with Radeon Graphics
  • Ryzen Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,Athlon Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • Ryzen PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics,Athlon PRO Mobile Processors with Radeon Vega Graphics
  • ノートPC向けFX-Series APUs with Radeon Graphics,A-Series APUs with Radeon Graphics
  • ノートPC向けA-Series PRO APUs with Radeon Graphics
  • Sempron Series APUs with Radeon R3 Graphics
  • E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics
  • A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Desktop
  • A4-5000番台のAMD A4-Series APU for Laptop
  • E2-3000シリーズ以降のE-Series APUs with Radeon R2 Graphics

●Adrenalin 2020 21.2.3が統合するコンポーネント(※比較対象はAdrenalin 2020 21.2.2)
  • Display Driver Package:20.45.35.03-210217a-364232E-RadeonSoftwareAdrenalin2020(←20.45.35.01-210204a-364033E-RadeonSoftwareAdrenalin2020)
  • Radeon Settings:2021.0217.1053.19592(←2021.0205.0017.514)
  • 2D Driver:8.1.1.1634
  • Direct3D:9.14.10.01471
  • OpenGL:26.20.11000.14760(←26.20.11000.14758)
  • OpenCL:記載なし
  • Audio Driver:10.0.1.16
  • Vulkan Driver:2.0.168
  • Vulkan API:1.2.162
  • Mantle:記載なし
  • Mantle API:記載なし

●Adrenalin 2020 21.2.3おける最適化
  • 記載なし

●Adrenalin 2020 21.2.3における新要素
  • 「Dirt 5」のDLC「Energy Content Pack」に対応

●Adrenalin 2020 21.2.3で解決した問題
  • Radeon RX 400/500シリーズで,HDMIオーディオデバイスのインストールに失敗することのあった問題
  • マルチディスプレイ構成のPCにHDMI接続のテレビをホットプラグすると,システムがクラッシュしたりハングアップすることのあった問題
  • Radeon RX 6000シリーズを搭載するPCで,3Dペイントツール「Substance Painter」使用中にアプリがハングアップしたりクラッシュすることのあった問題
  • Radeon RX 6000シリーズにHP製VR HMD「Reverb G2」を接続すると,システムがクラッシュしたりハングアップすることのあった問題
  • Radeon Softwareでアップデートをチェックすると,最新バージョンが報告されないことのあった問題

●Adrenalin 2020 21.2.3における既知の問題
  • Radeon GCN世代のグラフィックスカードを搭載するPCで,Oculus(Facebook)のVR HMDを接続した状態でRadeon Softwareをアップグレードすると,システムがハングアップしたりクラッシュすることがある。あらかじめVR HMDを取り外してからアップグレードを実行すれば,この問題を一時的に回避できる
  • AMDは,アイドル時にRadeon SoftwareのCPU使用率が想定より高いことがあるというエンドユーザーからの報告を調査している。この問題が発生しているユーザーは,Radeon Softwareのバグレポート機能を使って報告してほしいとのこと
  • FreeSyncを有効化して,ゲームをボーダーレスフルスクリーンで実行すると,一部のゲームタイトルやアプリケーションでチラツキが発生することがある
  • 一部のゲームやシステム構成で「Enhanced Sync」を有効にすると,画面が黒くなることがある。Enhanced Syncを無効にすれば,この問題を一時的に回避できる

  • 関連タイトル:

    AMD Software

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