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  • 発表日:2003/10/23
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ユーザーのPCに合わせてゲームのグラフィックス設定を最適化する「GeForce Experience」,βテストが始まる
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印刷2012/12/07 14:25

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ユーザーのPCに合わせてゲームのグラフィックス設定を最適化する「GeForce Experience」,βテストが始まる

 2012年4月29日にその構想が発表された「GeForce Experience」を憶えているだろうか。「ユーザーのGeForce搭載PCに最適なゲームのグラフィックス設定を,自動的に行ってくれる」と謳われるサービスで,6月のβテスト開始が予告されて以来,音沙汰がなくなっていたものだ。
 そんなGeForce Experienceのクローズドβテストが,北米時間2012年12月6日に突然始まった


 ちなみに公開当初は,NVIDIAのGeForce Experience告知ページが,βテスター登録が必要なものと不要なものとの2つに分かれていたうえ,NVIDIA Japanが「先着1万人限定」と述べていたりしたため,大いに混乱を生んでいたのだが,最終的には「βテスター登録不要,人数制限なし」で落ち着いたようである。βテストに参加したい人は,下に示したリンクの先から自由にダウンロード可能だ。

画像集#003のサムネイル/ユーザーのPCに合わせてゲームのグラフィックス設定を最適化する「GeForce Experience」,βテストが始まる

NVIDIAのGeForce Experienceβテスト告知ページ


※12月8日10:40頃追記
 記事当初,「そんな」以降は,

=====
 そんなGeForce Experienceのクローズドβテストが,先着1万人限定で,北米時間2012年12月6日に突然始まった。

 ただ,7日14:50現在,NVIDIAのGeForce Experience告知ページはなぜか2つあり,片方ではインストーラの入手にβテスター登録必須,片方では不要となっている。なぜこうなっているのかは分からないが,突然の開始で,社内にも混乱があるのではなかろうか。告知ページにこれといった言及がない一方で,「先着1万人限定なのは確か」(NVIDIA Japan)だそうだが,状況がはっきりするには少し時間がかかりそうだ。
=====

という文章になっていましたが,NVIDIA Japanに問い合わせたところ,8日10:00になって,「登録にについては、当初登録していただくように進めていましたが、こちら最終的に登録なしにてダウンロードいただくようになりました。」「バージョンは1.0.0.0」(※いずれも原文ママ)という連絡が来たため,本文をアップデートしました。

画像集#004のサムネイル/ユーザーのPCに合わせてゲームのグラフィックス設定を最適化する「GeForce Experience」,βテストが始まる
 GeForce Experienceについては,4月29日の記事5月1日の記事で概要をお伝えしているが,あらためて確認しておくと,ユーザーの使っているPCに搭載されたGPUやCPU,そして接続されているディスプレイの仕様と,クラウド上にあるNVIDIAのデータセンターにある「複数のGPUやCPU,解像度の組み合わせでテストされた結果に基づく,推奨されるグラフィックス設定」の情報を照らし合わせ,ユーザーの環境に最も適した「推奨されるグラフィックス設定」と適切なGeForce Driverをダウンロードし,ワンクリックで適用してくれるというものだ。一部のタイトルではメインメモリ容量やOSも,設定判断の基準としているとされている。

画像集#002のサムネイル/ユーザーのPCに合わせてゲームのグラフィックス設定を最適化する「GeForce Experience」,βテストが始まる

 このとき判断基準となるのは「平均40fps」で,これをクリアしつつ,最も高いグラフィックス表現を堪能できるよう,自動的に設定されるとNVIDIAは主張している。同社が公開しているFAQによれば,システムがゲームの要求スペックを満たせず,平均40fpsの達成が困難な場合でも,可能な限りの設定はしてくれるようだ。

 PCゲームのグラフィックス設定は,技術用語の羅列になっていることが少なくないため,「よく分からないからとくに弄らない」という人もかなりいるのではないかと思われるが,それをなんとかして,各人の最適なグラフィックス設定でゲームをプレイできるようにしようというのが,GeForce Experienceの目的となる。

「GeForce Experienceで何をやっているか」の紹介スライド
画像集#005のサムネイル/ユーザーのPCに合わせてゲームのグラフィックス設定を最適化する「GeForce Experience」,βテストが始まる

 今回,βテスト開始とともにダウンロードが可能になったのは,バージョン1.0.0.0 Beta。先ほどリンクで示したNVIIDAの告知ページには書かれていないのだが,同社によれば,最初に募集するβテスターの数は全世界先着1万名とのことだ。

GeForce Experienceを導入してみたところ。日本語化されている。バージョンは1.0.0.0だ
画像集#010のサムネイル/ユーザーのPCに合わせてゲームのグラフィックス設定を最適化する「GeForce Experience」,βテストが始まる 画像集#011のサムネイル/ユーザーのPCに合わせてゲームのグラフィックス設定を最適化する「GeForce Experience」,βテストが始まる

 バージョン1.0.0.0 Betaのシステム要件や対応ゲームタイトルは下にまとめておいた。Windows XPやSLIに非対応となっているのが,現時点における主な注意事項といえるだろうか。参加できるのは先着1万名なので,条件を満たし,かつβテストに興味のある人は,早めに入手しておくのが正解かもしれない(※βテスター情報を登録したほうがいいのか,しなくてもいいのかはよく分からないが……)。

 なお,βテストなので,当然のことながら何らかの問題が発生する可能性はある。何かあっても自己責任なので,その点はご了承のほどを。


●GeForce Experience 1.0.0.0 Betaのシステム要件
対応OS:Windows 8・7・Vista
対応GPU
  • デスクトップPC向け製品:GeForce 6以降(FermiもしくはKeplerアーキテクチャ採用製品を推奨)
  • ノートPC向け製品:GeForce 8M以降(FermiもしくはKeplerアーキテクチャ採用製品を推奨)
対応CPU
  • Intel:Core i3・i5・i7
  • AMD:Phenom II・Athlon II・Phenom X4以降
グラフィックスドライバ:Release 290以降
ディスプレイ解像度:1024×768ドット以上
メインメモリ容量:2GB以上
HDD空き容量:20MB以上
そのほか:インターネット接続必須


●GeForce Experience 1.0.0.0 Betaの対応タイトル
(※日本語版があるタイトルで日本語版もサポートするかどうかには言及されていない)
  • Assassin's Creed III
  • Batman: Arkham City
  • Battlefield 3
  • Borderlands 2
  • Call of Duty: Black Ops 2
  • Call of Duty: Modern Warfare 3
  • CrossFire: Rival Factions
  • Crysis 2
  • Counter-Strike: Global Offensive
  • Diablo III
  • DiRT 3
  • Dota 2
  • The Elder Scrolls V: Skyrim
  • F1 2012
  • FIFA 12
  • FIFA 13
  • League of Legends
  • Mass Effect 3
  • Max Payne 3
  • Medal of Honor: Warfighter
  • PlanetSide 2
  • Shogun 2: Total War
  • Star Wars: The Old Republic
  • StarCraft II: Wings of Liberty
  • Team Fortress 2
  • The Sims 3
  • The Sims Medieval
  • The Witcher 2: Assassins of Kings
  • World of Tanks
  • World of Warcraft: Mists of Pandaria
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