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印刷2019/11/07 20:11

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ネクソン,2019年度第3四半期の連結業績を発表。韓国でサービス16年目の「メイプルストーリー」が過去最高の四半期売上収益に

 ネクソンは本日(2019年11月7日),2019年度第3四半期(7月1日〜9月30日)の連結業績を発表した。

 第3四半期の業績は,売上収益が前年同期比24%減の524億円だった一方で,営業利益が244億円,四半期利益が398億円となっている。
 韓国でのオンラインゲーム事業は好調で,とくにサービス16年目を迎えた「メイプルストーリー」は,過去最高の四半期売上収益を挙げたという。「EA SPORTS FIFA Online 4」も,PC,モバイルの合計売上収益が前年同期比で大きく成長したとのことだ。

 メイプルストーリーや「メイプルストーリーM」iOS/Android)などのサービスでは,ネクソンのインテリジェンスラボで開発したAI技術が活用され,徐々に効果を発揮していることが,今回の発表でのハイライトに挙げられている。インテリジェンスラボは,AIの研究やデータ分析を担当している組織で,その活動については,以前「こちら」の記事で本部長にインタビューを行っている。

2019年度第3四半期 連結業績のお知らせ

『メイプルストーリー』、『FIFA ONLINE 4』等の主要マルチプレイヤーオンラインゲームが韓国事業の継続的な好調を牽引

韓国で16年目を迎えた『メイプルストーリー』は過去最高の四半期売上収益

タイトル数を絞り、規模が大きなタイトル、自社IP、深いゲーム体験を提供する大規模オンライン仮想世界をあらゆるプラットフォームで提供していくための組織体制を整備

 オンラインゲーム配信事業を行う株式会社ネクソン(本社:東京都港区、代表取締役社長:Owen Mahoney/オーウェン・マホニー、東証:3659、以下 ネクソン)は、本日2019年度第3四半期(2019年7月1日〜9月30日)連結業績を発表致しました。

 当社の代表取締役社長であるオーウェン・マホニーは、次のように述べています。
「ネクソンの世界トップクラスのライブ運用チームは、最高レベルのライブ運用により、引き続き主力タイトルの成長を推し進めています。『メイプルストーリー』及び『メイプルストーリーM』は、ライブ運用を通じて、様々なプラットフォーム上で長期に渡りゲームを成長させることが可能であることを実証しています。これは、今後配信予定の大人気タイトル『アラド戦記』のモバイル版においても良い傾向です。当社は、これらグローバルヒット作から創出される安定的な売上収益を、ライブ運用を通じてあらゆるプラットフォーム上で、長期に渡り成長が可能な新作ゲームの開発に投資しています。

 現在世界中のゲーマーたちの間で、ライブ運用サービスに対する需要がどんどん高まっています。ネクソンは業界の先駆者として、20年以上に渡り、ライブ運用を行ってきました。そして今、当社最大の強みである分野に向かってゲーム業界全体が急速に変化しています。当社にとって絶好のチャンスです。
選択と集中により、得意分野に注力し、そして世界的大ヒット作を制作した人材で構成されたEmbark Studios AB(以下 Embark Studios)をネクソングループに迎え入れ、当社は次世代オンラインゲームにおける全く新しいジャンルをリードしてまいります。」

ハイライト
・ 韓国で16年目を迎えた『メイプルストーリー』はPC、モバイル共に過去最高の四半期売上収益となった。売上収益は大型アップデートの好影響により、対前年同期で129%成長した前第3四半期との比較で8%成長
・ 韓国の『FIFA ONLINE 4』は、PC、モバイルの合計売上収益が前年同期比で大きく成長し、好調
・ 中国事業は、『アラド戦記』の短期的な課題解決のため、ユーザーフィードバックに基づくコンテンツ開発及びアップデートを迅速に実施。ユーザーから寄せられた素晴らしいフィードバックが今後のアップデートに確実に反映されるよう全力で対応中
・ 当社インテリジェンスラボで開発したAI技術が『メイプルストーリー』、『メイプルストーリーM』などのライブ運用に活用され、効果を徐々に発揮
・ 日本におけるモバイルブラウザゲーム事業の売却を10月に発表。モバイルゲーム分野は利益率が低く、依然として競争環境が厳しいものの、日本のゲーム市場は規模が大きく、当社が強みとし、利益率も高い、オンラインマルチプレイヤー分野は未開拓であり、当社にとって大きなチャンス
・ 9月にWonder Holdings Co., Ltd.(以下 ワンダーホールディングス)に対し、戦略的投資を行った。ワンダーホールディングスは、2001年にネクソンの子会社であるネオプルを設立し、『アラド戦記』の開発を率いたホ・ミン氏により設立され、2つゲームスタジオ及びeコマース・プラットフォームを傘下に置く持株会社。また、ホ・ミン氏はネクソンの韓国における新規ゲーム開発の外部アドバイザーに就任
・ 9月に開催された臨時株主総会にて、5年間に渡り、Embark Studiosの全発行済株式を取得する計画が承認された。同社は、2018年11月にパトリック・ソダーランド及び業界トップクラスの人材により創立されて以降、スピード力をもって複数のプロジェクトを進行中。更に、革新的なテクノロジーを開発し、全く新しいゲーム体験の創造に取り組む

2019 年度第 3 四半期業績概要
? 売上収益は会計基準ベースで前年同期比 24%減(一定為替レートベースでは 18%減)の 524 億円。当社業績予想レンジ内の着地となった
? 営業利益は 244 億円。当社業績予想を上回った。韓国における連結子会社ののれんなどに係る減損損失 22 億円が発生した一方で、費用が想定を下回ったこと、また Embark Studios の連結子会社化に伴う段階取得に係る差益 75 億円発生したことが主な要因
? 四半期利益は 398 億円。当社業績予想を上回った。主に米ドル建ての現金預金等について 154 億円の為替差益が発生したことが要因

2019 年度第 4 四半期業績予想
? 売上収益は 414 億円から 445 億円を予想。前年同期比 10%から 4%の減少(一定為替レートベースで同 3%の減少から 4%の増加)
? 営業利益は 60 億円から 82 億円を予想
? 四半期利益は 76 億円から 94 億円を予想
? 為替感応度:日本円が米ドルに対して 1 円変動した場合、2019 年度第 4 四半期の売上収益及び
営業利益に対して以下の影響を予想
 - 売上収益 3.8 億円
 - 営業利益 0.8 億円

ネクソン公式サイト

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