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【PR】「Sound BlasterX」ヘッドセットを試す。新しいゲーマー向けモデルは, 「ワンクリック音響最適化」から「プロ仕様」まで広く対応できるのが魅力だ
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印刷2015/12/05 12:00

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【PR】「Sound BlasterX」ヘッドセットを試す。新しいゲーマー向けモデルは, 「ワンクリック音響最適化」から「プロ仕様」まで広く対応できるのが魅力だ

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 「Sound Blaster」(サウンドブラスター)という製品ブランドは,意外と捉えどころがない――。そう思っている4Gamer読者は少なくないのではなかろうか。

Sound BlasterX H5
メーカー:クリエイティブメディア
問い合わせ先:03-3256-5577
クリエイティブストア価格:1万7064円(税込)
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 1989年に登場した最初の製品「Sound Blaster 1.0」以来,ときにはゲーマー向け,ときには音楽リスニングや映画向け,ときにはカジュアル,ときにはハイエンドといった具合で,製品ごとに異なる特徴を持ちながら,ブランドとしてのSound Blasterは発展してきた。

 要するにSound Blasterは,全方位を志向したサウンド&オーディオブランドとして強化されてきたわけだが,その半面,個別の製品1つ1つがどんなユーザーに向くのかは,どうしても分かりにくくなってしまうという欠点もあった。そこでCreative Technology(以下,Creative)が考え出したのが,万人向け,保守本流のSound Blasterブランドの下に,特定用途や特定ユーザー向けのサブブランド“Sound Blaster○○”を用意するというアイデアだ。

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Sound BlasterXのロゴ。「Pro-Gaming」用だと,はっきり謳われている
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Sound BlasterX製品一覧
 今回紹介する「Sound BlasterX」は,そのアイデアに基づいて2015年秋に立ち上がった,ゲーマー向け製品サブブランドである。「万人向けで,ゲームにも向く」のではなく,「100%ゲーマー向け」。ゲーマーが迷ったらこれを選んでおけばOK的なサブブランドだといえるだろう。

 そのラインナップとして発表されたのは,ヘッドセット4製品と,USBサウンドデバイス1製品。そのうち,オーバーヘッド型の2chステレオヘッドセット「Sound BlasterX H5」「Sound BlasterX H3」が,目下,国内販売中だ。
 インイヤー型の2chステレオヘッドセット「Sound BlasterX P5」は12月上旬に発売予定(関連記事)。また今後,オーバーヘッド型ヘッドセット最上位モデル「Sound BlasterX H7」やUSBサウンドデバイス「Sound BlasterX G5」も登場の見込みだが,本稿ではそのなかから,主にSound BlasterX H5を取り上げ,「Sound BlasterXの何がゲーマー向けなのか」を探ってみたいと思う。


軽さと柔らかさ,そして堅牢性が同居するSound BlasterX H5


Sound BlasterX H5は,店頭で目立つ製品ボックスに入っている
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 海外などのゲームショップにおいて目立つことを第一に考えているのだと思われるが,Sound BlasterX H5の製品ボックスは四角い箱ではなく,丸い。そんなユニークなボックスから出てくるのは,黒と銀を基調色とし,エンクロージャ部にあるサブブランドロゴの「X」のみ赤いという,落ち着いたデザインのヘッドセットである。

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 Sound BlasterX H5単体の実測重量は約270gと,非常に軽量。しかも,ただ軽いだけでなく,長さ調整のスライダーを兼ねたアーム部には実測約2mmという肉厚のアルミを採用しており,耐久性の面でもかなりの安心感がある。
 また,実測約30mmあり,柔らかで頭頂部への負担が少ないヘッドバンド部には,かなりしなやかな金属素材が埋め込まれている。横方向に180度近く開いてしまったとしても,壊れる心配はまずない。Creativeは,Sound BlasterX H5の特徴として,軽さと堅牢性の高さを挙げているのだが,その言葉に嘘や誇張はない印象だ。

肉厚のアルミを採用しており,見るからに丈夫そうなスライダー兼用アーム。スライダーは,軽いクリック感とともに伸び縮みするタイプで,片手で簡単に行える。内側にある目盛りを見ると調整しやすいだろう
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ヘッドバンド部は肉厚で柔らかいのだが,中には頑丈な金属が入っているようで,右のように思いっきり広げても,イヤな音1つ立てることなく,力を抜けばすぐ元に戻った
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エンクロージャ部には丸い凹みが多数設けられているが,これはデザイン上のものであって,ここから音が漏れたりはしない
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 エンクロージャは密閉型で,合皮カバー付きのイヤーパッドと組み合わせてある。着脱可能なイヤーパッドの厚みはざっくり15mmといったところで,中のクッション材は,ヘッドバンドと同様に柔らかい。
 アルミ製のアームと形状記憶型のヘッドバンド部がもたらす側圧は強めで,しっかりした装着感が得られるのに,総じて軽く感じられ,肌触りもいいのは見事だ。

 そんなイヤーパッドの下にあるのはSound BlasterX H5の持つ大きな特徴の1つでもある,50mm径のスピーカードライバー「50mm FullSpectrum」である。ゲーマー向けヘッドセットだと40mm径ドライバーを搭載するのが一般的であり,また,ドライバーサイズは大きいほど相対的に低音の再生能力が向上するので,このあたりは後段における試聴時のチェックポイントとなるだろう。

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イヤーパッドは柔らかく,装着時の密閉度合いを高めている。側圧は強めなのだが,装着感は軽めだ
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イヤーパッドを取り外すと,大きな50mm FullSpectrumドライバーの存在を確認できるようになっている

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製品ボックスからSound BlasterX H5本体と付属品を取り出したところ。マイクブーム,ケーブルとも着脱可能となっている
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端子部にストッパーなどはないが,しっかり固定されるので,「いきなりケーブルが脱落する」ような心配は無用
 なお,ここまで掲載してきた写真でも想像がついたと思うが,Sound BlasterX H5のアナログケーブルとブームマイクはすべて着脱式。なので,マイクが不要なときは取り外した状態での運用も行える。
 全長約1.2mのケーブルは両端が4極の3.5mmミニピン端子となっており,Sound BlasterX H5側の接続端子から実測約0.34mのところに,マイクミュートの有効/無効切り替えスイッチとヘッドフォン出力ボリューム,スマートフォンと接続したときに使う受話/終話ボタン付きのインラインリモコンがある。全長約1.2mの延長変換ケーブルを使うと,ゲームPCで標準的な3極3.5mmミニピン×2でPC側のヘッドフォン出力およびマイク入力端子と接続可能だ。

 ちなみに,ケーブルは2本ともいわゆる布巻き仕様で,柔らかく,取り回しやすい。

一般的なゲームPCと接続するときはインラインリモコン付きケーブルと延長変換ケーブルを使うことになるので,約2.4mと,十分な長さを確保できる。中央と右はそのインラインリモコン。衣服に取り付けるためのクリップがないが,軽量なので,重さが気になることはまずないだろう
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Sound BlasterX H5本体と接続するケーブルが4極3.5mmミニピンということで気づいた人もいると思うが,Sound BlasterX H5は標準でPlayStation 4に対応できる。もちろん,スマートフォンやタブレット端末といったスマートデバイスも利用可能だ
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 なお,マイクはブーム部分が実測約120mmある。これまた柔らかく,どのようにも曲がり,かつ狙った場所にピンポイントで設置できるという,使いやすいタイプだ。マイクのフードとなるスポンジが大きすぎるきらいがあり,視界に入りやすいので,唇より下に来るようにすることをお勧めする。

マイクは2か所に空気孔があった
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これぞゲーマー向け!? な新ソフト「BlasterX Acoustic Engine Lite」を利用可能


 以上,よくできたアナログ接続型ヘッドセットという雰囲気のSound BlasterX H5だが,話はそれで終わりではない。本製品を購入すると,Creative製のオーディオプロセッサスイート「BlasterX Acoustic Engine Lite」を利用できるからだ。
 オーディオプロセッサスイートというのは,要するにSound BlasterX H5の機能を拡張するソフトウェア群のこと。鋭い人だと,4Gamerのヘッドセットレビューでよく出てくるRazer製ソフトウェア「Razer Surround Pro」をイメージしたかもしれないが,方向性や得られる結果はともかく,「アナログ接続型ヘッドセットの機能を拡張するソフトウェア」という意味では,同じようなものだという理解でいい。

 さて,そんなBlasterX Acoustic Engine Liteだが,こちらは下に示したCreativeのサポートページから入手できる。

CreativeのBlasterX Acoustic Engine Liteダウンロードコーナー


サポートページに用意されたダウンロードコーナー
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 ダウンロードしたexeファイルを実行し,ウィザードの指示に従って,最後にPCを再起動すれば,インストール自体は完了だ。PCの再起動が済んだら,今度はアクティベーションが必要となるので,「Creativeライセンスアクティベーション」のウインドウから「アクティベーションキーの登録はこちら」をクリック。Webブラウザが立ち上がってページが開くので,製品ボックスの背面にあるシリアルナンバーやメールアドレスなど必要事項を入力すれば,程なく,メールボックスにアクティベーションキーが通知されるという流れだ。最後に,Creativeライセンスアクティベーションでキーを入力すると,晴れて利用可能になる。
 ちょっと面倒だが,アクティベーションキーを入手すれば,2台め以降はキーを入力するだけでいい。3台までのPCにインストールできるので,Sound BlasterX H5を接続する可能性のあるPCが2〜3台あるなら,ここでセットアップを済ませておくことをお勧めする。

BlasterX Acoustic Engine Liteのインストールウィザード。途中でWindowsセキュリティからの問い合わせに応じる必要があるのを除けば,指示に従うだけでインストールできる
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再起動すると,BlasterX Acoustic Engine Liteのアクティベーションが必要だと言われ,Creativeライセンスアクティベーションが立ち上がる。ここで「アクティベーションキーの登録はこちら」を選択するとWebブラウザでシリアルナンバー登録ページが開いたら,必要事項を入力しよう
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届いたメールにアクティベーションキーが書かれているので,それをCreativeライセンスアクティベーションに入力。最後に[アクティベーション]ボタンを押して,「ありがとうございます!」と出れば作業完了だ
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というわけでこちらがBlasterX Acoustic Engine Liteのメインウインドウ
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製品選択のプルダウンメニュー
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 気になるのは「それをどうやって使うか」だと思うが,結論から先にいうと,難しいことは何もない。極論,プルダウンメニューから対象となるヘッドセット――今回はもちろんSound BlasterX H5だが,他社のアナログ接続型ヘッドセットも「Stereo Headphones」プロファイルで利用できる――を選んだうえで,プレイしたいゲームジャンルを選ぶだけだ。

選択肢となるプロファイルは,

  • アドベンチャー&アクション
  • ドライビングシミュレーション
  • ファーストパーソンシューティング(FPS)
  • リアルタイムストラテジー(RTS)
  • スポーツ
  • エフェクトオフ

の6つで,そのどれかを選ぶと,BlasterX Acoustic Engine Lite側で自動的に,

  • Surround:バーチャルサラウンドサウンド機能
  • Crystalizer:ゲーム(や映画,音楽配信)などで使われる非可逆圧縮されたサウンドファイルに対して,トランジェント(※ピアノやシンバルなど,アタックの鋭い音)を補正し,聞きやすくする機能
  • Bass:低音を強調し,迫力を増す機能
  • Smart Volume:極端に大きな音や極端に小さな音を補正し,全体として聞きやすい音量に整える機能
  • Dialog Plus:ゲームや映画のセリフを強調して聞きやすくする機能

の設定値を適用してくれる。たとえばアドベンチャー&アクションだと,Surroundが30,Crystalizerが20,Smart Volumeが30といった具合だ。

 また,選択肢となっているアイコンの下にはさらにプルダウンメニューがあり,いくつか,特定のゲームタイトルに向けて最適化されたプロファイルも選べるようになっていた。おそらく,対応タイトルの数は,今後のBlasterX Acoustic Engine Liteアップデートで増えていくのだろう。

用意されていた選択肢の1つ「Metal Gear Solid V: The Phantom Pain」を選ぶと,Surroundが50,Crystalizerが30となり,Smart Volumeは無効化された
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BlasterX Acoustic Engine Litedでウインドウ右下部にある[デモ]ボタンを押すと,Surround機能の効果を確認できる
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 ここで重要なのは,いま紹介した5機能が,CreativeのUSBもしくはPC内蔵カード型サウンドデバイスの設定ソフトウェア「SBX Pro Studio」のそれと同じものだということと,にもかかわらず,SBX Pro Studioとは異なり,ユーザーがすることは「ただプロファイルを選ぶだけ」であって,詳細な,人によっては難しいと感じる可能性のある設定項目が何もないということだ。

 SBX Pro Studioに代表される「サウンドやオーディオ系デバイスの設定ソフト」だと,バーチャルサラウンドサウンド1つ取っても,「効き具合を調整せよ」とか,いろいろ面倒なことが起こる。そういうカスタム機能はどうせ使わないから,さっさと使えるようにしてくれというゲーマーもいるのではないかと思うが,BlasterX Acoustic Engine Liteは,まさにそういったゲーマーのニーズに応えたものとなっているのである。

 もちろん,徹底的にカスタマイズした環境と比べたら,ベストな体験ではないかもしれない。しかし,ただの2chステレオヘッドセットと比べれば,必要に応じてバーチャルサラウンドサウンド出力が有効になり,音響的な調整も入るわけで,間違いなくベターな体験ができる。SBX Pro Studioをベースとしながらも,とにかくハードルを低く,ゲーマーがさくっと最適なプロファイルを選べるようにしたのがBlasterX Acoustic Engine Liteだという理解でいいだろう。

リアルタイムストラテジー(RTS)の選択肢は現状,「Dota 2」と「League of Legends」用が用意されていた。ウインドウ右上の設定値は確認できるだけで,ユーザー側は一切変更不可というのが潔い
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 ちなみに,Creativeのメッセージとしては,「Sound Blasterのサウンドデバイスを購入して,Sound BlasterX H5(など)と組み合わせば,より細かく調整できますよ」というものになっている。


Sound BlasterX H5の出力品質を細かくチェック


 以上を踏まえ,以下の3パターンで,Sound BlasterX H5の実力を検証してみたい。

  1. マザーボードのオンボードサウンド
  2. USBサウンドデバイス「Sound Blaster Omni Surround 5.1」
  3. PCI Expressサウンドカード「Sound Blaster ZxR」


■2chステレオでのサウンド試聴

 というわけで,マザーボードのオンボードサウンドからテストを始めよう。今回は筆者手持ちのASRock製マザーボード「H97M Pro4」に差したため,オンボードのHD Audio CODECはRealtek Semiconductor製の「ALC892」となる。接続先は,もちろんリアのインタフェース部に用意されたヘッドフォンおよびマイク端子だ。

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 ここでは,BlasterX Acoustic Engine Liteをエフェクトオフに設定のうえで,「iTunes」から音楽の試聴を行ったが,50mm FullSpectrumドライバーは,さぞかし低域や重低域が強いのだろうという筆者の想像は,いきなり裏切られた。重低域から低域は端的に述べて控えめで,全体としてはフラットな印象だ。
 4Gamerでヘッドセットレビューのメイン担当を務める榎本 涼氏が繰り返しその重要性を指摘しているプレゼンス(※)は,ほどよく抑えられており,聞き疲れしないのも印象的である。

※2kHz〜4kHz付近の周波数帯域。プレゼンス(Presence)という言葉のとおり,音の存在感を左右する帯域であり,ここの強さが適切だと,ぱりっとした,心地よい音に聞こえる。逆に強すぎたり弱すぎたりすると,とたんに不快に聞こえだすので,メーカーは腕の見せどころとなる。

 H97M Pro4は,一応,エルナー製のオーディオ用コンデンサを搭載するなど,音質面へ一定の配慮があるマザーボードだが,それでも,優秀な単体サウンドデバイスと比べると歪みっぽさはある。また,位相ずれ(※2chステレオサウンドが左右中央よりどちらかにずれて聞こえること)も発生しており,クリアにステレオで聞こえるというわけではないが,Sound BlasterX H5は,そんなオンボードサウンドと組み合わせても,まずまずの音を鳴らしてくれている。

 ただ,(Sound BlasterX H5の問題ではないものの)マザーボードのオンボードサウンドだと,むしろ音量不足のほうが気になるかもしれない。
 最近のゲーマー受けマザーボードだと,ヘッドフォンアンプを搭載するものが少なくないので,そういう製品であれば何の問題もないと思うが,今回のようにそうでないマザーボードと組み合わせる場合は,音量調整が必要になる可能性が高い。

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Sound Blaster Omni Surround 5.1
リアル5.1chサラウンドサウンド出力にも対応した多機能USBサウンドデバイス
メーカー:クリエイティブメディア
問い合わせ先:03-3256-5577
クリエイティブストア価格:9237円(税込)
製品情報ページ
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Sound Blaster ZxR
文句なしのフラグシップサウンドカード
メーカー:クリエイティブメディア
問い合わせ先:03-3256-5577
クリエイティブストア価格:2万5509円(税込)
製品情報ページ
 次はSound Blaster Omni Surround 5.1と接続のうえ,やはり各種機能を無効化して音楽を聴いたが,大前提としてSound Blaster Omni Surround 5.1はヘッドフォンアンプを内蔵するため,マザーボードにあった「音量問題」はなくなる。さらに,低音感はオンボードサウンドと変わらない傾向ながらも重低域が増し,さらに,高域の歪みっぽさも改善して,すっきりキレイな音になった。もちろん,ステレオ感も上々だ。

 ではSound Blaster ZxRと接続するとどうなるかだが,当然というかなんというか,さらによくなる。顕著なのは,重低域だけでなく低域も増し,低強高弱まではいかないものの,かなりすっきりして,それでいてしっかりした低域と重低域が得られるようになるところである。「多少なりともかまぼこ型っぽさが残っていた周波数特性が,俄然フラットな印象になってくる」と述べたら伝わるだろうか。
 Sound Blaster Omni Surround 5.1に差して,「あ,Sound BlasterX H5って,本来はこういう音だったんだ」と気づいたつもりになっていたら,Sound Blaster ZxRに差して,まだ眠れるポテンシャルがあったことに驚いた次第である。


■BlasterX Acoustic Engine Liteの効果測定

念のためお伝えしておくと,BlasterX Acoustic Engine Liteのウインドウ右上にある[▼]ボタンから「再生デバイスの選択」を選ぶと,動作状況を確認できる。基本的には何もしなくても大丈夫だと思うが,もしプロファイルを選択しても音が変わらないという場合は,ここを確認してみるといいだろう
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 ここからは,BlasterX Acoustic Engine Liteを有効にしていく。今回は,テストに用いたバージョン1.01.04でプロファイルが用意されているタイトルから,「Project CARS」と「METAL GEAR SOLID V: THE PHANTOM PAIN」(以下,MGSV)を選択し,さらに,汎用プロファイルの挙動を見るべく,ファーストパーソンシューティング(FPS)で「World of Warships」(以下,WoWs)をプレイし,3タイトルで音をチェックしてみたい。
 なお,BlasterX Acoustic Engine Liteで選択できるプロファイルには,リアルタイムストラテジー(RTS)のようにバーチャルサラウンドサウンド出力が無効となるものもあるが,今回選択した3つのプリセットはいずれもSurround機能が有効となる。

 さて,まずはオンボードサウンドからだが,先ほど指摘した弱点からか,とくに点の音源移動がほしいProject CARSでややふわっとした感じになるというか,点ではなく面で音が動いている感じがするものの,全体として,音源の移動自体はスムーズだ。また,MGSVやWoWsにおける銃弾/砲弾の発射音は,きっちりとセンターに定位してくれる。USBや内蔵カード型のサウンドデバイスを併用しなくとも,BlasterX Acoustic Engine Liteだけでこれだけ“サラウンドしてくれる”なら上々と感じる人は多いと思う。
 なお,銃声や爆発音は,まったく耳に痛くない。プレゼンスが強すぎることもないので,長時間プレイする人も安心だ。

 一方,リッチなサラウンドサウンド「面」で音源定位する傾向にあるMGSVだと,低域が不必要に強くないSound BlasterX H5の特性と相まって,音が全体にすっきりした印象を受ける。これはややもすれば「迫力がない」という欠点につながりかねないが,許容範囲内に収まっているとはいえるかもしれない。
 高域も多少弱く聞こえるが,プレゼンスが強すぎないため,全体のバランスは悪くなかった。

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 これがSound Blaster Omni Surround 5.1につなぎ換えると,がらっと音が変わる。音の歪みが取れ,重低域と高域が強めになって全体的にハイファイ感とフラット感が増すことで,とくにProject CARSでは敵車の位置を把握しやすくなった。
 また,これはとくにProject CARSとMGSVで顕著に感じられたのだが,真後ろの音源定位がとてもしっかりしている。おそらくこれは,BlasterX Acoustic Engine LiteとSound Blaster Omni Surround 5.1の相性……というより,Sound BlasterX H5の持つ,中域の高い分解能と,フラットで自然な低域の恩恵だろう。
 真後ろだけでなく,全体的に定位は把握しやすい。もちろん,銃弾や砲弾の音は耳に痛くなく,適度に張りがあってよい感じである。

 また,WoWsでは,ゲーム中ほぼ鳴り続ける機関部の音が最小限に留められ,その分,魚雷アラートなりなんなりといった,より重要な音をより把握しやすくなるように感じた。この適度な低音は,MGSVにおけるダイアログの聞きやすさにも寄与している印象だ。というか,ダイアログは本当に聞き取りやすい。

一例として,WoWsをプレイしたときのSound Blaster Omni Surround 5.1側SBX Pro Studio設定を示してみよう。BlasterX Acoustic Engine Liteのファーストパーソンシューティング(FPS)プリセットがSurroundとSmart Volumeのみ有効化しているので,それに倣った次第だ
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 ここで,BlasterX Acoustic Engine Liteを無効化してSound Blaster Omni Surround 5.1側のSBX Pro Studioに切り替え,「BlasterX Acoustic Engine Liteのプリセットで有効化されている項目のみ使う」スタンスで機能を有効化してみた。このとき,各種パラメータは初期値のままにしているが,すると,Sound BlasterX H5用の最適な音響調整(≒イコライザ調整)を行っていないためか,BlasterX Acoustic Engine Liteと比べて,音がやや甘くなった印象を受けた。
 要するにこれが,全自動か手動かの違いだ。面倒抜きにベターな設定で使いたいならBlasterX Acoustic Engine Lite,自分好みにとことん追い込めるが,何もしなければそれなりになるのがSBX Pro Studioというわけである。どちらを選択すべきかは,使ってみて決めればいい。

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 最後は,Sound Blaster ZxRとの組み合わせだ。
 BlasterX Acoustic Engine Lite有効で聞いたときの音は,基本的にSound Blaster Omni Surround 5.1で聞くときのそれと変わらないが,ステレオサウンドの試聴時と同様,重低域と高域の情報量がさらに増え,周波数バランスが一段とフラットになる。それでいて,中域にある解像度の高さや,適度に抑えられたプレゼンスはきっちりと維持されているため,全体としてとてもいい感じである。

 ちなみに,重低域が強くなった効果は,とくにWoWsにおける爆発音などで顕著に分かる。
 爆発音は重低域だけでなく低域もかなりの量を含むのだが,ただ低音を強くしてしまうと,低域も強調されてしまい,結果,音源の定位や移動を把握する邪魔になったりすることもある。それに対し,Sound BlasterX H5とSound Blaster ZxRの組み合わせではその問題がないのだ。
 低域が音源定位や移動把握の邪魔をすることなく,それでいて爆発音が鳴るときは重低音の強いエネルギーを感じられる。これは,Sound BlasterX H5の特性がゆえだろう。

Sound Blaster ZxRのSBX Pro Studioで,やはりSurroundとSmart Volumeを有効化した例
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 なお,Sound Blaster ZxRでもSBX Pro Studioを試してみたが,テスト結果はSound Blaster Omni Surround 5.1でのテスト時と同じだった。カスタマイズして,自分好みの設定を極めたいならSBX Pro Studioを使い,すぐにでもゲームで実戦投入したいならBlasterX Acoustic Engine Liteを使うということでいいように思う。

 ちなみに筆者が試した限り,SBX Pro Studioは,Surroundの設定をカスタマイズするところから始めるのが最もいいように感じられた。3Dゲームによっては,もうちょっとサウンドが自分を包み込んでくれたほうがいいとか,Surround有効で試してみたけれども,ここはステレオのほうが情報量が多くてよいとか,そういう風に感じることが結構あるわけだが,そういうときにスライダーを弄るだけで微調整が行えるのは,SBX Pro Studioの明らかなメリットだ。
 また,Sound BlasterX H5の低域と重低域はそもそもが良好な特性であるがゆえに,個人的には弄る必要を感じなかったが,もっとドカンとした低音が欲しいという場合は,あえてBassのスライダーを右に動かしてみるのも手ではなかろうか。


マイクは高感度で極端な誇張なし。CrystalVoiceとの組み合わせが好適!?


画像集#041のサムネイル/【PR】「Sound BlasterX」ヘッドセットを試す。新しいゲーマー向けモデルは, 「ワンクリック音響最適化」から「プロ仕様」まで広く対応できるのが魅力だ
 マイクもチェックしておこう。ここではSound Blaster ZxRと接続のうえ,SBX Pro Studio側のマイク品質補正機能である「CrystalVoice」は使うことなく音声を入力して録音し,それを試聴して基本評価を行い,その後,CrystalVoiceを有効化してテストしたり,Sound Blaster Omni Surround 5.1およびマザーボードのオンボードサウンド側マイク入力でも追加テストを行ったりした。

 その結果だが,マイクは高感度仕様で,ディテールもよく拾うタイプである。言い換えると,室内のフロアノイズをもよく拾う仕様なので,SBX Pro StudioからCrystalVoiceを有効化すると,非常に効果が高い。Creativeは,初めからCrystalVoiceと組み合わせて使う前提でSound BlasterX H5のマイク仕様を決めたのではないかと思うほどだ。

Windowsの「マイクのプロパティ」を開いたところ
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 ただ,マザーボードのオンボードサウンドだとノイズが乗りまくって使えないかというと,そうでもない。正確を期すと,Windowsの「マイクのプロパティ」における「マイクブースト」のデフォルト設定である+30.0dBのままでは残念ながらそのとおりなのだが,これを+10〜20dBくらに下げると,プレゼンスの強調された感じが抑えられ,重低域も大人しくなって,素直な感じになる。オンボードサウンドでSound BlasterX H5を使う場合はぜひ試してみてほしい。


「今すぐゲームサウンドをよくしたい」人から「音響をとことん追求したい」人にまで向くSound BlasterX H5


 まとめよう。Sound BlasterX H5は,50mmスピーカードライバーを搭載しながらも重低域や低域を必要以上に持ち上げることはせず,中域の分解能は高く,プレゼンスはほどよく,高域以上は強すぎないがきっちりと再生できる出力特性を持ったヘッドセットだ。

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 Creativeのヘッドセットやヘッドフォンには独特の味付けがあるというのが筆者の認識だったのだが,おそらくは,その伝統から外れた今回の特性こそが「ゲーマー向け製品たるSound BlasterXの個性」なのだと思う。素直でフラットな特性にしておけば,ゲームごとの最適な設定は,BlasterX Acoustic Engine Lite(やSBX Pro Studio)で調整を行いやすい。
 情報としての音をより正確に把握したいケースや,臨場感をもってゲーム世界に浸かりたいケースなど,ゲームにおける音へのニーズは,ジャンル次第でさまざまに変わるわけだが,フラットな特性を持つSound BlasterX H5であれば,そうしたニーズに幅広く対応できるわけである。

 しかも,BlasterX Acoustic Engine Liteを使えば,「対応」するのに手間は何もかからない。購入したらすぐにベターな音響環境でゲームに使いたいというとき,Sound BlasterX H5+BlasterX Acoustic Engine Liteは,おそらく現状,最良の選択肢だ。

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 個人的に面白かったのは,そんな素直でフラットな特性であるがゆえか,Sound BlasterX H5が,接続するサウンドデバイス(≒ヘッドフォンアンプ)の品質次第で,受ける印象を大きく変えることである。サウンドデバイスが持つ品質の影響をダイレクトに受けやすいので,オンボードサウンドを使うときは,ヘッドフォンアンプを搭載するゲーマー向けマザーボードや,その仕様上,基本的にヘッドフォンアンプを内蔵するゲーマー向けノートPCと組み合わせたほうが,幸せになれる可能性は高いだろう。

 また,Sound Blaster Omni Surround 5.1やSound Blaster ZxRと組み合わせれば,オンボードサウンドとは一線を画す出力品質が得られるだけでなく,SBX Pro Studio,そしてマイク側の入力特性を大きく向上させるCrystalVoiceを利用できるようになる点も押さえておきたい。
 とくにSBX Pro Studioは,自分の耳を頼りに,しっかりしたゲーム用サウンド環境を作り上げたい場合に,大きな効果を発揮する。取っつきにくいと感じるかもしれないが,ひとますSurroundやBassを弄ってみるだけでも効果の違いは感じられるので,Sound Blasterブランドのサウンドデバイスを持っているなら,SBX Pro StudioとBlasterX Acoustic Engine Liteを使い分けながら,ぜひ最適解を探ってみてほしい。

 もちろん,いったんSound BlasterX H5単体で使い始めた人が,ステップアップとしてSound Blasterブランドのサウンドデバイスを導入し,音響のグレードを引き上げていくというのも,大いにアリだろう。

CreativeのSound BlasterX H5製品情報ページ



下位2モデルもチェックしてみる


 発売済みのSound BlasterX H3と,12月上旬発売予定のSound Blaster P5も入手できたので,以下,簡単にインプレッションをお届けしておきたい。

 Sound BlasterX H5の下位モデルとなるSound BlasterX H3は,メーカー直販価格が8424円(税込)と,上位モデル比で半値強という安価さが魅力の製品だ。スピーカードライバーはゲーマー向けヘッドセットで標準的な40mmドライバーとなり,装着感も一歩譲るが,フラット指向な音質傾向は上位モデル譲りである。

Sound BlasterX H3。ケーブルやマイク周りの接続仕様は上位モデルと共通だ
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 Sound BlasterX H5と比べると,低域が少し強く,プレゼンスから高域にかけての帯域が少し弱いと感じられるものの,この実勢価格でフラット系の音質傾向を実現している点は評価できる。満足できる人は多いだろう。

CreativeのSound BlasterX H3製品情報ページ


 発表時点における唯一のインイヤー型ヘッドセットとなるSound BlasterX P5は,モバイルデバイス用ヘッドフォンやヘッドセットで主流のカナル(耳栓)型だ。直販価格はSound BlasterX H3と同じ8424円(税込)。標準サイズとは別に,小型および大型のイヤーチップ,標準の4極3.5mmミニピン×1からPCで使える3極3.5mmミニピン×2へ変換するケーブル,そしてSound Blasterのロゴ入りポーチが付属している。

Sound BlasterX P5。いろいろ付属している
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 オーバーヘッド型のヘッドセット2製品と比べると,音質傾向は明らかにドンシャリで,低域と高域が強調された印象だ。ただ,4桁円台の市場によくあるインイヤーヘッドフォンと比べると軽めのドンシャリとなっているため,ゲームだけでなく,スマートデバイスで音楽も楽しみたいといった人がカジュアルに使うなら,十分,購入の選択肢として検討に値すると感じた。
 とくに,この価格で歪みがほとんどなく,プレゼンスの変な強調もないので,聞いていて耳が疲れないのはグッド。意外と言ったら失礼だが,良品である。

CreativeのSound BlasterX P5製品情報ページ


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