「EVE Online」プレイヤーがチャリティーキャンペーンを通じて，新型コロナウイルス感染症の救援活動のために13万ドルを寄付

奥深い独特のプレイヤー主導型スペースシップMMOゲーム「EVE Online」を開発したCCP Gamesは、EVE Onlineのチャリティプログラム「PLEX for GOOD」が、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の救援活動のために13万ドルの寄付金を集めたと発表しました。寄付金は、世界保健機関のCOVID-19 ソリダリティ・レスポンス基金とジョンズ・ホプキンス・センター・フォー・ヘルス・セキュリティ（CHS）へ送られます。


4月3日以降13万5500ドルを集めたPLEX for GOODは、EVE OnlineのプレイヤーのためにCCP Gamesが運営するチャリティプログラムです。2月にも、赤十字によるオーストラリア森林火災救援活動のために10万7454ドルを集めており、それも合わせると今年は同プログラムにとって最も成功を収めた年となりました。EVEプレイヤーは、ゲーム内のデジタル通貨PLEXを使ってチャリティ活動へ寄付できるため、現実の通貨を寄付する術を持たない人でもこのような形で寄付できる機会となっています。

「前代未聞の世界的危機に、前代未聞の支援が集まっています。私は今一度、プレイヤーの皆様の努力を誇らしく思い、感謝し、謙虚な気持ちにさせられています」。CCP Games の最高経営責任者ヒルマー・ヴェイガー・ペトゥルソン氏はそう語ります。「私たちはコミュニティとして結束して、このパンデミックと戦い、救援活動を支えている世界中の医療従事者、科学者、機関の働きを応援します」

集められた寄付金は、世界保健機関（WHO）が統合する COVID-19 の世界的な救援活動へ直接送られ、各国のパンデミック防止、探知、対応措置を支援するために使われます。また、特に最も脆弱な医療体制を持つ国々を中心に、全ての国で備えができるようにするほか、ウイルスを理解し、最前線で働く人々が必要な物資や情報を受けられるようにし、ワクチン開発、検査、治療の努力を加速させるための支援を行います。

寄付金はほかにも、ジョンズ・ホプキンス・センター・フォー・ヘルス・セキュリティ（CHS）へ送られます。権威ある政策シンクタンクである同センターは、エピデミックや災害から人々の健康を守り、COVID-19のような大きな問題にも耐えられる強靭なコミュニティを維持するために取り組んでいます。その研究の焦点は、組織、体制、ツールの改善によってアウトブレイクを防ぎ、対策をとることに置かれ、その一方で新興感染症の世界的増加や今後も起こりうるパンデミックインフルエンザのリスクといった様々な問題に取り組む政策や活動を促進しています。

2005年に、東南アジアの津波被害への寄付金集めとして始まったPLEX for GOODは、これまでに71万3620ドルをチャリティ目的のために集めています。EVE Onlineプレイヤーが誇りとすべき素晴らしい成果と言えるでしょう。

EVE Onlineは、www.eveonline.comから無料でダウンロードできます。ゲームの最新情報はEVE Updatesをご覧ください。また、CCP Gamesに関するご質問がありましたら、FAQをお読みください。