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ソニーがEpic Gamesに再び10億ドルを出資。レゴグループと共にメタバース関連を強化
Epic Gamesは,2022年2月に自社開発のメタバースサービスとなる「Megaverse」を公開し(関連記事),先週にもレゴグループとの長期的パートナーシップの締結を発表している。ソニーは,2020年7月,そして2021年4月にもEpic Gamesへの大型投資を行っており,今回の追加分を含めて総計45億ドル(約5647億円)を出資したことになる。
Unreal Engine 5やEpic Gamesストア,そして3億5000万人の登録者数を持つ「フォートナイト」など,ゲームビジネス業界で重要な位置を占めるEpic Gamesだが,2012年にTencentの大型出資を受けて,実に同社の48.5%の発行済株式を手放している。
しかし,今回の投資によってEpic Gamesは資産価値を315億ドル(約3兆9500億円)にまで押し上げると共に,Tencentの株式保有率を40%程度にまで引き下げることで,Epic Gamesの創業者であり株主でもあるティム・スウィーニー(Tim Sweeney)氏の経営権を強化することになるようだ。
Epic Games公式Webサイト
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