［TGS2022］あの名作が，便利機能でより遊びやすく！「ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター」プレイレポート

　2022年9月15日に千葉の幕張メッセで開幕した「東京ゲームショウ2022」のスクウェア・エニックスブースでは，12月1日の配信開始が予定されている「ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター」（PC / PS5 / PS4 / Nintendo Switch / iOS / Android）がプレイアブル出展されている。さっそくプレイしてみたので，その模様をお届けしたい。

TGS 2022のスクウェア・エニックスブース。初日はビジネスデーであるにもかかわらず，多くの人が訪れていた

出展されてるのは，PlayStation 5版とNintendo Switch版だ

今回の試遊はPlayStation 5版で行った

痒いところに手が届く，細やかな設定の倍速機能

　「ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター」は，「ロマンシング サ・ガ」のリメイクである「ロマンシング サガ -ミンストレルソング-」をリマスターした作品だ。ブースにはPlayStation 5版とNintendo Switch版が用意されており，ゲームを最初からプレイできた。本作には，高難度のボス戦といった追加要素と，プレイを快適にするさまざまな機能が用意されている。

「ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター」コーナーには，キービジュアルの看板が設置されている

　今回の試遊でとくに便利だと感じられたのが，先日の情報公開で話題になった「倍速機能」だ（関連記事）。倍速機能は，移動およびイベント，そしてバトル中の速度を任意に上げられるもの。移動とイベントは2倍速，バトルは3倍速という感じで，それぞれのシーンで速度の倍率を個別に設定できる。

　倍率は［R3］を押し込めばいつでも変更可能なので，閃いた技をゆっくり見たいなら，その演出中だけ等速にして，終わったら3倍速に戻す……ということもできる。設定も「等速/2倍速/3倍速」「等速/2倍速」「等速/3倍速」から選べ，痒いところに手が届く感じが嬉しい。

　このほか，細かい点だが，閃きや連携の演出速度を等速と2倍速から選べるし，ゲーム内の時間の流れも原作となる北米版に準拠した「ゆっくり」と，日本版準拠の「普通」から選択可能と，快適性には細やかな配慮がなされている印象だ。

　また，ユーザーインタフェースが変更され，情報が分かりやすくなっている。テストプレイの20分間では，さすがに高難度ボスにはたどり着けなかったものの，このまま遊び続けたいと感じられた。リアルタイムでオリジナル版を遊んだ人はもちろん，初めて触れる人も倍速機能を使えば快適にプレイできるだろう。「ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター」が遊べるスクウェア・エニックスブースは，4ホールのS-01なので，気になる人は，9月17日からの一般公開日にブースを訪れてほしい。

「ロマンシング サガ -ミンストレルソング- リマスター」公式サイト

「東京ゲームショウ2022」公式サイト

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