保護犬シェルター運営シム「To The Rescue!」が11月4日リリースと海外向けに発表。個性豊かな犬達を世話し，里親とマッチング

　Freedom Gamesは2021年10月12日，Little Rock Gamesが開発している保護犬シェルター運営シミュレーションゲーム「To The Rescue!」を，PCとMacに向けて11月4日にリリースすると海外向けに発表した。Steamストアページによれば，インタフェースと字幕が日本語対応。Switch版も開発中で，そちらは2022年中にリリースするという。


　To The Rescue!は，保護犬シェルターで飼い主を必要としている犬達を世話するというタイトル。開発しているのはカードゲームやボードゲームを手がける米国のインディーズデベロッパ・Little Rock Gamesで，今作がスタジオ初のデジタルゲームのようである。
　シェルターには，個性豊かでそれぞれに好みを持ち，時には感染症にかかっていたり，ネガティブな気質があったりする，さまざま犬が集まってくる。プレイヤーは養子縁組の可能性を高めるため，それぞれの個性に合わせて犬達を世話しつつ，里親とうまくマッチングさせるわけだ。


　もちろん世話だけでなく資金のやりくりも重要な仕事で，施設をアップグレードして犬舎の品質を上げたり，外部から掃除や施設維持のサポートを受けたりといったことも考える必要がある。資金は，募金活動を行ったり，ランダムで寄付を集めたりすることで得るようだが，やはり資金難の状況に陥ることもあり，そういった場合は“厳しい決断”をする必要もあるという。

　なおTo The Rescue！は現実世界のチャリティを支援するとのことで，ゲームの売上の20％が，チャリティパートナーであるPetfinder Foundationを通じて，実際の犬の保護施設に寄付される。保護活動に興味がある人も要注目の一作だ。

Freedom Gamesの「To The Rescue!」ページ