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本日稼働の「頭文字D THE ARCADE」試遊レポート&プロデューサーインタビュー。シリーズ初の4人対戦による熱いバトルが展開
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印刷2021/02/25 13:29

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本日稼働の「頭文字D THE ARCADE」試遊レポート&プロデューサーインタビュー。シリーズ初の4人対戦による熱いバトルが展開

 セガは本日(2021年2月25日),全国のアミューズメント施設でアーケードゲーム「頭文字D THE ARCADE」の稼働を開始した。本稿では,稼働に先立って行われたメディア向け試遊会のレポートと,プロデューサーである新井健二氏へのインタビューをお届けしよう。

画像集#001のサムネイル/本日稼働の「頭文字D THE ARCADE」試遊レポート&プロデューサーインタビュー。シリーズ初の4人対戦による熱いバトルが展開

 「頭文字D ARCADE STAGE」シリーズは,しげの秀一氏による漫画「頭文字D」を原作としたレースゲームだ。一般道で速さを競い合う“公道レース”をテーマとし,2002年からゲームセンターで親しまれ続けてきた。
 そんなシリーズの最新作が,今回稼働開始となった「頭文字D THE ARCADE」である。本作では,これまでのシリーズでも店舗を繋いだ最大2人での通信対戦や店舗内対戦を楽しめたが,今回は店舗内に限り最大4人での対戦が可能になったのだ。


 試遊会では,ストーリーモードと2人での店舗内対戦をそれぞれ体験することができた。ストーリーモードは,ストーリーモードは,原作の前日譚からスタートするIFの物語が展開。プレイヤーは秋山 渉をはじめとするさまざまな走り屋たちと対決する。
 面白いのが,演出に“コミック風の表現”が取り入れられているところだ。コミック風のムービーは旧作にも存在していたが,今回はプレイ中の要所でシームレスに「漫画シェーダー」が適用され,画面がコミック風の質感を持つモノクロ調になる。また,コーナリングや敵車に接触した際には「ギャアアアア」「ドン」といったコミック的な擬音が表示される。漫画版を知っている人には嬉しい演出といえるだろう。

画像集#002のサムネイル/本日稼働の「頭文字D THE ARCADE」試遊レポート&プロデューサーインタビュー。シリーズ初の4人対戦による熱いバトルが展開

 走りについては,“コース上に緑色のラインが表示される”という初心者に嬉しい変更が加えられている。初見のコースに挑む際も,ラインを辿れば効率の良い走りができるというわけで,ゲームに慣れていない人には特にありがたい機能といえるだろう。

画像集#003のサムネイル/本日稼働の「頭文字D THE ARCADE」試遊レポート&プロデューサーインタビュー。シリーズ初の4人対戦による熱いバトルが展開

 多少差を付けられてもライン通りに走れば追いつけるため,自然と“相手をいかに抜くか”に集中することができた。また,お互いの車がぶつかった際の挙動も,はじき飛ばしあったり,押しのけたりというようなバトルらしいものに変化していた。レーステクニックを問われつつも,車をぶつけ合うアグレッシブなプレイが求められるという印象で,ゲームセンターで友達と遊ぶとより盛り上がるだろう。

画像集#004のサムネイル/本日稼働の「頭文字D THE ARCADE」試遊レポート&プロデューサーインタビュー。シリーズ初の4人対戦による熱いバトルが展開


ゲーセンならではの遊びをもたらす店内4人対戦と,シリーズが業界全体で担う役割とは


 会場では,「頭文字D ARCADE STAGE」シリーズプロデューサーの新井健二氏に話を聞くことができたので,その様子をお伝えして本稿の締めくくりとしたい。

4Gamer:
 よろしくお願いします。まずは今回の見所を教えてください。

新井健二氏(以下,新井氏):
 今回の見所は原作漫画「頭文字D」とは異なる,プレイヤーが主人公として活躍するIFが描かれるストーリーモード,今までのシリーズから変更された挙動による店内4人対戦,よりチューンナップしやすくなった車を集めてのレースといったところでしょうか。

「頭文字D ARCADE STAGE」シリーズプロデューサーの新井健二
画像集#005のサムネイル/本日稼働の「頭文字D THE ARCADE」試遊レポート&プロデューサーインタビュー。シリーズ初の4人対戦による熱いバトルが展開

4Gamer:
 ストーリーモードはどのようなものになるのでしょうか。

新井氏:
 プレイヤーを主人公に,IFの戦いが見られます。原作では見られなかったいろいろな対戦の組み合わせがありつつも,原作から離れすぎないようにしげの先生に監修をいただいています。原作ファンの方には嬉しい要素だと思いますね。

画像集#006のサムネイル/本日稼働の「頭文字D THE ARCADE」試遊レポート&プロデューサーインタビュー。シリーズ初の4人対戦による熱いバトルが展開

4Gamer:
 車の挙動についてはどう変わりましたか。

新井氏:
 お互いがぶつかり合った際にどう動くかという部分を変更しています。これまでだと丸いものが接触したようにヌルっとスムーズにすれ違っていたのが,ライバルにぶつけて進路をこじ開けたり,押しのけたり,相手の走りを乱したりできるんです。
 下位の車が追いつきやすくなる「後方車ブースト」も,4人店内対戦用に調整をし直しています。同じ「頭文字D THE ARCADE」でも,2人対戦と4人店内対戦で味付けが違っていますので,ぜひ遊んでみてほしいですね。

4Gamer:
 かなり根元の部分から作り直しているんですね。

新井氏:
 それだけに,開発は大変でした。4台の車がぶつかりあっても変な挙動にならないようにするのはもちろんですが,ぶつかり合いのバトルが成立するようにしつつ,ぶつけられることで走りが乱されすぎないようにもしないといけない。
 ここで調整を間違えると,後方車ブーストで加速してからぶつければ勝てるとか,ハメ技みたいな状況が生まれることにもなってしまいます。シリーズの歴史も長いので,プログラムも増築に増築を重ねた家みたいになっていまして,その辺りを改めて見直しながら開発を進めていきました。結果的に,かなりの部分を作り直すことになりましたね。

4Gamer:
 4人店内対戦の面白みはどういったところにありますか。

新井氏:
 3人以上がバトルすることで,実力のみの勝負ではなく,運による逆転などが生まれるところですね。1位と2位が激しくつぶし合っているところに3位が漁夫の利を得るようなことも起こるので,ワイワイと楽しめるんじゃないでしょうか。
 また,今回は車のチューンナップも15プレイほどしていただければ終わるようになっています。車ごとに「登りが得意」「下りが得意」などないろいろ個性がありますので,3台を組み合わせてデッキを作り,コースにあわせて選んでいくような遊びも楽しんでください。

画像集#007のサムネイル/本日稼働の「頭文字D THE ARCADE」試遊レポート&プロデューサーインタビュー。シリーズ初の4人対戦による熱いバトルが展開

4Gamer:
 オンライン対戦でも4人モードを入れることもできたと思うのですが,なぜ店内対戦のみという仕様にこだわったのでしょうか。

新井氏:
 4人での店内対戦というのが,“ゲームセンターという場ならではの楽しみ”になると思ったからです。
 かつて家庭用の回線が整っていなかったころは,高速回線でオンライン対戦を楽しむというのはゲームセンターという場ならではの楽しみの1つでした。しかし,今は家で速い回線を引いてオンライン対戦を楽しむことも当たり前になっています。

 こうした中で“ゲームセンターならではの楽しみ”というのを改めて考えた結果,それは“コミュニティのつながり”なんじゃないかと考えたんです。横並びになった筐体でボイスチャットをするように,ワイワイと盛り上がってほしいという思いがあり店内のみの4人対戦という仕様にしました。
 友達はもちろんですが,名前は知らないけど顔は知っている……というゲームセンターの顔見知り同士でもぜひ楽しんでいただきたいですね。

4Gamer:
 ゲームセンターに行く付加価値をつけていると。

新井氏:
 今のゲームセンターは,個別のタイトル同士がお客さんを取り合ったり,自社タイトルのことだけを考えた施策を打ったりするような段階をとっくに越えていると思うんです。いかにして一緒にゲームセンターを盛りあげていけるか,業界全体で一見さんを取り込んでいけるかが大事だと考えています。

2021年春からは「湾岸ミッドナイト」とのコラボも予定されている(関連記事
画像集#008のサムネイル/本日稼働の「頭文字D THE ARCADE」試遊レポート&プロデューサーインタビュー。シリーズ初の4人対戦による熱いバトルが展開

4Gamer:
 ゲームセンターのニッチ化が言われて久しいですね。

新井氏:
 今のゲームセンターには特定タイトルを目当てに来店されるコア層が多いですが,「頭文字D ARCADE STAGE」シリーズは,休日にAimeカードを使わないお客様が多く遊ばれる,常に新陳代謝が行われているタイトルなんです。
 まずはこのゲームからゲームセンターに興味を持っていただき,4人対戦をきっかけにAimeカードを買っていただく。そして,「頭文字D THE ARCADE」では翌日や来週にも店舗に足を運んでいただけるような施策を用意していきたいと思っています。Aimeカードがあれば初回プレイが無料になるタイトルもありますし,他社さんのゲームをプレイするときにも使えます。本作をきっかけにゲームセンターのいろいろなゲームを遊んでもらって定着してもらいたいですね。
 そうした意味では,「頭文字D THE ARCADE」の役割は“ゲームセンター用のICカードを持っていない人にAimeカードを買っていただく”ことにあるのかもしれません。

4Gamer:
 なるほど。海外への展開予定もあるのでしょうか。

新井氏:
 はい。特にアジア圏で「頭文字D」は,香港で2005年に公開された実写映画版の影響で 「ジェイ・チョウが出演したカーアクション映画」として一般的に知られているんです。
 「頭文字D ARCADE STAGE」シリーズも長く展開しており,定番のゲームとして定着しているので,今回の「頭文字D THE ARCADE」も海外のプレイヤーさんから「うちの国ではまだ来ないんですか」と質問をいただいています。お待たせして申し訳ないですが,今年の夏ごろまでお待ちいただければと思います。

4Gamer:
 今後の展開を楽しみにしています。ありがとうございました。

「頭文字D THE ARCADE」公式サイト

  • 関連タイトル:

    頭文字D THE ARCADE

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