ボムの合言葉は――スマホ向けシューティング「Black Paradox」を紹介する「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」第2225回

スマートフォンには相当な数のゲームが存在しているが，「じゃあ，どれが面白いの？」「そもそも，数が多すぎて好みのタイトルが探せない！」と思っている人も少なくないはず。そんな問題を解決すべく，スタートした連載が「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」だ。話題の新作タイトルからネタ要素多めのオモシロ系まで，スマートフォンのゲームを片っ端からプレイして（ほぼ）毎日お届けする。

　本日の「（ほぼ）日刊スマホゲーム通信」では，スマホ向けシューティングゲーム「Black Paradox」（iOS / Android）を紹介しよう。

アプリは，iOS版が490円（税込）。Android版が480円（税込）で配信中

「Black Paradox」ダウンロードページ

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　プレイヤーは宇宙を股にかける捜査官として，横スクロール型のSTGをプレイしながら，犯罪者たちを追い詰めていく。ライフゲージが存在するため，被弾で即1ミスといったシビアなバランスではない。STGファンはもとより，苦手意識を持つ人でも遊びやすい設計と言えるだろう。

画面左半分で自機の操作，右半分でショットおよび武器の切り替え

　本作のステージは，プレイするたびに敵の配置やギミックが変化する。往年のSTG作品のように，敵の配置を覚えて進むことができないのは，良くも悪くも刺激的だ。
　さらに成長要素も組み込まれている。敵を撃破して手に入れたお金を使って，機体をアップグレードできるのだ。これにより，何度も繰り返し遊びたくなり，繰り返し遊ぶことで難所の突破も容易になっていく。

ゲームオーバーになると最初からやり直し。この点はシビアだ

　ボムにあたる要素として，作品名を冠した「Black Paradox システム」が存在する。これは画面左上のゲージがMAXのとき，画面左側を2回タップすることで自機の分身が出現し，一時的に火力が倍以上になるというもの。なお，分身は無敵だが，自機は無敵にはならないので注意しよう。

分身を呼び出すとき，「ブラック・パラドクス！」という微妙に怪しいイントネーションの叫びが響き渡る

　オーソドックスなSTGと言える内容だが，RPG的な成長要素もあわさり，リプレイ性の高さを担保している本作。有料だけあって作り込みもしっかりしているので，いずれかの要素に興味を持った人はぜひ遊んでみてほしい。ハマること請け合いである。

著者紹介：瑞嶋カツヒロ
　Wikipediaに記事があることを密かに誇りに思ってしまうおじさん。好きなものは銃(ドンパチ)・病原菌(ゾンビ)・鉄(巨大ロボ)。Webライターとして活動しており，自作の小説を売ったりもしている。

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