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4ディビジョンがバチバチ! 飴村乱数の誕生日(2月14日)に行われた「ヒプステ」夜公演の模様をレポート
そんな本プロジェクトの舞台化第4弾「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.4-」が,2021年2月5日から上演中だ。
本公演は,ヒプステでは初めてイケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”,ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”,シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”,シンジュク・ディビジョン“麻天狼”の4ディビジョンが勢揃い。スクリーンや光を使用した演出,ダンスも交えた熱いラップバトルを展開していく。
ここでは,Fling Posseのリーダー・飴村乱数の誕生日にしてバレンタインデーでもあった2月14日,夜公演の模様をお届けしよう。
「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.4-」公式サイト
※写真はゲネプロ公演のものです
■公演情報
〈公演名〉「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stage -track.4-
〈公演日時&会場〉
2021年2月5日(金)〜2月19日(金) TOKYO DOME CITY HALL
2021年2月25日(木)〜2月28日(日) メルパルクホール大阪
2021年3月5日(金)〜3月7日(日) 福岡サンパレス ホテル&ホール
〈出演者〉※敬称略
イケブクロ・ディビジョン“Buster Bros!!!”
山田一郎 高野 洸
山田二郎 松田昇大
山田三郎 秋嶋隆斗
ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW”
碧棺左馬刻 阿部顕嵐
入間銃兎 水江建太
毒島メイソン理鶯 バーンズ勇気
シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”
飴村乱数 世古口 凌
夢野幻太郎 前山剛久
有栖川帝統 滝澤 諒
シンジュク・ディビジョン“麻天狼”
神宮寺寂雷 鮎川太陽
伊弉冉一二三 荒木宏文
観音坂独歩 宮城紘大
ディビジョン・ダンス・バトル“D.D.B”
Toyotaka
RYO
gash!
SHINSUKE
HILOMU
Dolton
KENTA
GeN
KIMUTAKU
〈スタッフ〉
原作 EVIL LINE RECORDS
演出 植木 豪
脚本 亀田真二郎
音楽監督 KEN THE 390
テーマソング 井手コウジ
主催 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage製作委員会
決勝トーナメントの前日,早くも
4ディビジョンの戦いの火蓋が落とされる
サイレンの音とともに舞台の幕が開き,初っ端からバチバチの様子を見せる一郎と左馬刻,乱数と寂雷。かつて“The Dirty Dawg”というチームで仲間同士だったはずの彼らだが,とある事情で深い因縁がある。不穏な空気を醸し出すなか,12人が続々と登場する迫力のオープニングへ。
中央とサイドにあるスクリーンと,ライトやLEDスーツによる光の演出をふんだんに使用した本舞台。中央のスクリーンに原作のキャラクターが映し出され,そこからキャストが登場する演出は,原作ファンにも刺さるすてきなポイントの1つだ。
圧巻のオープニングのあとは,笑顔で電話に受け答えつつも何かを企んでいる乱数のシーンから,決勝戦前日に落ち着かない様子の三郎の場面へと移る。気持ちを落ち着かせるために一郎にアドバイスをもらいに行こうとする三郎だが,二郎に呼び止められてそのままちょっとした(?)喧嘩となり,本編最初のラップシーンへ突入。本舞台は4ディビジョンが勢揃いとのことで,ほとんどずっと誰かが歌っているのではないかというぐらいラップシーンが盛りだくさんとなっている。スクリーンに映し出されるリリック(歌詞)も,幻太郎がラップをすると本のようなデザインになるなど,凝った映像を含めて見ごたえ抜群だ。
物語終盤では,決勝戦前日ながらも各ディビジョンの2番手と3番手,一郎と左馬刻がマイクを手に取って争う事態となってしまう。そこへ,騒ぎを嗅ぎつけた中王区がやってきて……!?
クライマックスに差し掛かるこの場面付近では,トラブルの真相はもちろん,ある人物の内に秘めている使命や苦悩が明らかにされるという,原作を追いかけている人にも見逃せないポイントが盛りだくさん。
本編のあとは,お待ちかねのライブコーナーの時間。D.D.Bのハイレベルなパフォーマンスからステージは始まり,リング(観客がつけている応援グッズ)が会場で大きく揺れる。続けてBuster Bros!!!,MAD TRIGGER CREW,Fling Posse,麻天狼が順番に登場して,それぞれこれまでの公演で披露したディビジョン楽曲を,息ぴったりに披露してくれる。
2月14日の公演は,ラムダの誕生日でバレンタインデー。Fling Posseのターンでは乱数が「今日は僕の〜?」に対して幻太郎が「誕生日ですね」と声をかけるやりとりや,麻天狼のターンで「先生,楽しそうですね!」と声をかける一二三に「はい,バレンタインデーですからね!」と笑顔でノリノリな寂雷の姿も見られた。
各ディビジョンの楽曲のあとは,全キャスト勢ぞろいの「Hypnosis Delight」でさらに盛り上がり,一郎の「みんな! バイブス,こっちまで届いてるぜ! ぶち上げていくぜ!」の声でラストの曲「Fight 4 Your Pride -Rule the Stage track.4-」へ。会場もキャストも一体となってバイブスをぶち上げるなか,熱い舞台はシメ!
4ディビジョンが集結する舞台とのことで,キャストはもちろん演出を含めて見たい箇所が多すぎて,終始「目が足りない!」と思わされた本公演。また,これまでの公演以上にバチバチ感,ラップバトルの熱量がとても熱いものとなっていた印象で,良い意味で治安悪く感じられた気がする。全公演のライブ配信や,千秋楽のライブビューイングもあり,まだまだ本公演を観られるチャンスは残っているので,気になる人はぜひともチェックしてもらいたい。
「『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.4-」公式サイト
ライブビューイング特設サイト
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.4-全公演ライブ配信&日替わり配信企画詳細発表!
- 関連タイトル:
ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-
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ヒプノシスマイク -Alternative Rap Battle-
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